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■ 第二次振子試験車 デニ1101






なんとなく出かけたイベントで既に絶版となっていたキッチン製のデニ1101キットを
購入する事ができたので組み立ててみました。
入手できたキットは腰板にリベットが残っていて、前面運転席窓がHゴム化される前の形の為、
時代設定はおのずと昭和30年代頃に絞られてきましたが、その頃のデニ1101というと
以前本で見た振子試験車仕様の姿が強烈に記憶に残っていたので、
多少資料不足ではあるものの思い切って作ってみる事にしました。

このページではこのデニ1101についてご紹介させていただきます。
この車両の製作の様子は製作記にまとめてありますので、是非ご覧下さい。
また、このデニを含む小田急振子試験車についてはこちらで、
第一次・第三次振子試験車はそれぞれ第一次振子試験車第三次振子試験車 クハ1658
扱っておりますので、こちらも是非ご覧下さい。





基本的な構成

キッチン製の真鍮キットをハンダ付けでほぼ素組みしています。
今回もオデコはプラ板積層ブロックから削り出して作りましたが、
今回はその作業の様子をこちらにまとめてみましたので、是非ご覧下さい。

床下は台車と床板をトミーテック・“鉄コレ”の鶴見臨港タイプから流用し、
機器は手持ち部品をかき集めて使いました。パンタグラフはKATO製で、
形式は忘れてしまいましたが確か旧型電機用だったと思います。

塗装は帯の黄色(Mr.COLOR 109番/キャラクターイエロー)→緑(GM13番/緑2号)
→屋根の灰色(GM14番/灰色9号)の順に吹き付け、全体に軽く艶消しクリアーを塗って仕上げました。

今回は昭和37年頃の振子試験車仕様として仕上げてみました。
画像はクリックすると拡大できます。
パンタ側の様子。
実は振子試験車時代のパンタ側が写っている写真というのが
見つからず、殆ど推測で作ってあります。
一応前面を伝う配管などはパンタなし側(こちら側は写真があった)と
同じように引いてみましたが、これで正解かどうか
ちょっと怪しいです・・・。
ちなみに配管はランナー引き伸ばし線(ヘッドライト周辺では
プラ板も併用)、シル上の押さえ金具(?)はエバーグリーンの
チャンネル材をスライスして作りました。
ジャンパ栓・ジャンパケーブルはそれぞれランナー引き伸ばし線を
加工したものです。
パンタなし側の様子。
つくり自体は反対側とあまり変わりません。

ヘッドライトは銀河の旧型国電用(N-012)、標識灯は
いつものようにプラ材から削り出して作りました。
パンタグラフ周辺。
ランボードはキットのパーツを使っていますが、
ベンチレーターや避雷器は含まれていないので、
それぞれプラ板積層ブロックから削り出して作りました。
避雷器の位置は、今回の仕様の年代より少し後の写真だと
車体中央のランボード上(パンタのすぐ後ろあたり?)に
あるようなのですが、振子試験車時代の写真では
どうもパンタ脇のランボード上にあるように見えるので、
その通りに作ってみました。
もしかしたら間違っているかもしれません(^^;
台車は前述の通り鉄コレ鶴見臨港タイプからの流用です。
若干形が異なるようですが、日車D型よりは似ていると思います。
肝心の(?)振子装置は正確な形がつかめなかったのですが、
写真から出来る限り推測してランナー引き伸ばし線で作ってみました。
写真はモノクロだったため、各機器の色もわかりませんでしたが、
丸い部品はどうも周囲よりやや明るい色に見えたので、
明るい灰色に塗ってみました。

前面側にはプラ板の細切りで排障器を作って付けています。




1両だけなので、予想以上に早く仕上げる事が出来ました。
(実は製作期間より未組立で寝かしていた期間の方が長かったり・^^;)
実はこの電車と一緒に買って、そして同時に組み立て始めた電車があるのですが、
(製作記のほうにチラッと出てますね)そちらはもう暫く時間がかかりそうです・・・。


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