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■ 小田急2220形2223F+2200形2213F






2006年元旦、クロスポイントから小田急2200/2220形キットが発売されました。
製品化発表があった時から楽しみにしていたので発売直後に4両購入し、
以前写真を見てとても気に入った新塗装化過渡期の混色編成として仕上げる事にしました。
技術も資料もないからということで今回は細部の作りこみにはあまり力をいれず、
基本的な組み立てや塗装など「基礎」的な部分に時間をかけました。
このページではこの混色編成について色々書いてみたいと思います。御笑覧下さい。

なお、この車両の製作の様子は
こちらで公開しています。是非ご覧下さい。

基本的な構成

今回は昭和45年ごろの旧塗装2223F+新塗装2213Fという編成としました。
基本的に大きな加工はしておらず、素組みです。
ただ、前面の手すりはモールドを削ったうえでクロポの専用金属パーツに取替えました。
パーツ同士の合いが良く組み立てやすいキットですが、妻板周辺だけはよく仮組みをし
場合によってはごく軽くですが調整してやる必要がありそうです。
ドアパーツは実車写真を参考に2223と2200形2両がプレスドア、2224は大窓タイプを使いました。

塗装は旧塗装編成がMr.Color109番のキャラクターイエロー+GM18番の近鉄ダークブルー、
新塗装はGMの指定色である21番と22番を使いました。
画像はクリックすると拡大できます。
2223の前面周辺です。
2223Fの前面手すりは晩年まで無塗装・銀色だったようなので
模型でも仕上げ段階でのクリア塗装のみとしました。
ジャンパケーブルはクロポのプレート車輪パーツに含まれる物を
使いましたが、板状のパーツを実車のケーブルのように
きれいにクルリと巻かれた形に曲げるのは予想以上に大変で、
一個パーツをダメにしました・・・。
2224です。手すりなどは2223とほぼ同様ですが、
車体裾のステップはモールドそのままでOKなようです。
4両編成を組んだ時には中間封じ込めとなるので、幕やワイパーの
向きなどちょっと遊んでみました。
2213です。この時代の2213の前面がよく写っている写真
というのが中々見当たらず、Hゴムの色がわかりませんでしたが、
少しだけ写っている写真や同時期の他の編成を参考にして
ご覧の通りの結果となりました。
これで正解かどうかは非常にあやしいです・・・。
2214です。こちらは昭和45年前後の写真が数多く見つかり
前面Hゴムは両側灰色と確認できました。
連結面側妻板です。配管やステップ、幌枠などが密集しゴテゴテして
いるので塗り分けが必要な旧塗装車は苦労しました
(画像でも梃子摺った跡がよくわかりますね・苦笑)
幌枠の内側と床板の車内側は京阪ライトグリーンで塗装してみました。
適当に想像で塗ってしまいましたが、幌枠の内側はこの色で
正しいのかちょっと怪しいかもです・・・。
パンタグラフはGMのPT42ですが、説明書の指示通りに台座を
切り取ったうえで銀色に塗装し、クリアで保護しています。
信号炎管はKATO製のパーツで、無塗装です。
2214と2224の前頭部床下。
乗務員用ステップはプレート車輪パーツに含まれるものを
側板に穴をあけた上で取り付け、旧塗装車は黒、新塗装車は灰色に
塗装しています。胴受け・連結器も同様に両編成で違う色を使って
います。その他ジャンパ栓などを手持ちパーツで再現しましたが、
2223では運転席側、2214では助手席側にゴムホース(ケーブル?)
らしきものが付いていたようなので、真鍮線を曲げたもので
作って取り付けてみました。
全体が黒、先端は白・赤に塗り分けました。

先頭台車にはプラ板の細切りを取り付け、排障器を表現してみました。
2223のドアは全てプレスドアですが、当時の写真を見ると
どうも山側・海側共に一番後ろのドアのHゴムが黒に見える
(はっきり確認できたわけではないのですが)ので、
模型でも同じように黒としてみました。
どのドアも、端に窓のHゴムと同じ色を塗り、戸当たりゴムを
再現してみました。
床下機器は実車写真を参考に並べ替えましたが、奇数番号車は
奥まった場所に抵抗器が付いていたそうで、それを再現した
模型を雑誌で幾つも見かけたので早速真似してみました。
数などは間違っているかもしれません、予想以上に機器の隙間から
見え、結構効果的なようです。
手間がかかることからなるべくやりたくないと思っていたのですが、
Hゴム部分の厚みが気になったので頑張って前面窓のみはめ込み化
してみました。以前製作した5051Fなどと同じように塩ビシートを
開口部の大きさピッタリに切り出して、木工用ボンド
(強度はあまり必要ないのと、失敗時の修正が非常に簡単な為)で
固定しました。開口部ピッタリに切り出すというのが非常に
難しく、何度も何度もやり直したのですがよく見ると
微妙に隙間ができてしまったですね・・・。

ワイパーは手すりパーツに含まれるものを使いました。
4両全車の前面です。
ご覧の通り各車両種別幕・方向幕にそれぞれ違うものを
使ってみました。
この画像は拡大できません。

台車はキット指定のFS316ですが、車輪表面には専用プレート車輪
パーツをゴム系接着剤で貼り付けています。
このパーツは取り付け前にタミヤのスーパーサーフェイサーを
吹き付けておきましたが、取り付け前に車輪表面も
黒く塗っておいてやるとプレート車輪に開いた穴が引き立ち、
より良いかもしれません。(パーツ接着後に気付いた・・・)
台車枠もサーフェイサーで塗ってあります。
本来下地に使うものだと思うので上から更に塗装するべき
なのでしょうが、色が台車にはちょうど良さそうな艶消しグレーなので、
結局吹きっぱなしとしました。食いつきも結構いいのでおすすめです。




以前GMの京急1000形キットの改造や自作など、色々苦労して作っていた形式だけに
こうして簡単にリアルな仕上がりとなるキットが発売はとても嬉しかったです。
加工次第でとにかく色々な仕様に仕上げられそうで、非常に夢のあるキットです。
とても高価なのがつらいところですが、おすすめです。
普通に組み立てると前面や屋根板・ドアが余るので、工夫すればもう1編成作れます。
私も近々うまく活用して何か作りたいなと考えていますが、果たして・・・。


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