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■ 第一次振子試験車

更新で不要となったデユニ1000形の旧車体を利用して昭和36年(1961年)に
作成された振子試験車です。実車についてはこちらで紹介させていただいておりますので、是非ご覧下さい。





基本的な構成

前面・側板はタミヤの厚さ0.3ミリプラ板で自作し、屋根板はGMの東急3700用を
長さ・幅共に詰めて使っています。自作部分の構造はいつも通りで、外張りに
ドア・窓枠兼内張りを張り合わせていますが、乗務員扉部分だけは窓の下の
プレス模様(?)を再現する為、ここだけ三枚重ねとなっています。

ウィンドウヘッダーは今回の車両は板状ではなく線状なので、プラ板ではなく
ランナー引き伸ばし線を接着して再現しました。取り付け位置も独特で、
ドアや窓の上以外の部分では途切れているのでその通りに再現しますが、
これは各窓の上に一つ一つ貼っていくのではなく、妻板からもう片方の妻板に
至るまで一体で(一本の引き伸ばし線を切らずに)接着した後不要部分を削除しました。
こうすることで高さが揃えやすくなりますが、一方で取り付け高さのガイドとなる
窓を抜く段階で精度の高い工作が必要となる(少しでもずれているとヘッダーが
窓にかかったり、逆に窓との間に隙間ができる)ようです。
雨樋と靴摺りは0.3ミリプラ板の細切りで、パンタ台や振子装置の
台座(か? 三角形になっている部分です)もそれぞれ0.3ミリプラ板で作りました。

振子装置は実際にはもっとゴテゴテといろいろな物が付いているのですが、
全てを再現するのは難しそうな上に壊れやすくなりそうな為、本体(?)を
ランナー加工(パーティングラインを削った後、ランナー引き伸ばし線で
リブを付ける)で作っておしまいにしました。

デッキ部分は床板をそれらしい形に切った後ランナー引き伸ばし線で
作った手すりをつけて再現しました。
床下機器は箱状の物がプラ板による自作、空気溜め(?)はGMパーツです。

台車は大きすぎますがFS356で代用し、パンタもホーンの数が違いますがPS16で代用しました。
塗装は車体全体をGM2番(ぶどう色2号)で塗った後屋根にGM35番(ダークグレー)を吹き付けました。
画像はクリックすると拡大できます。
パンタ側前面。
実車写真を見て、まず前方へ突き出たパンタやゴツい振子装置に
目が行きましたが、車体本体も地味に改造が加えられているようで、
デユニ時代にはなかった貫通路が設けられています。

ガイコツ型テールライトはケチって市販パーツを使わず、
ランナー引き伸ばし線とプラ板の切れ端から作りました。
パンタなし側前面。
実車紹介のページにも書きましたが、こちら側は写真が少なくて
殆ど推測で作ったので多少間違っているかもしれません・・・。

パンタ側はゴテゴテしてていかにも試験車っぽいですが、
こっちは多少荷物電車時代の面影がありますね。
屋根上機器の様子。
さすがに試験車になってからのこの部分の写真までは
見つからなかったため、荷物電車時代の写真を参考にしましたが、
ランボードはこれで正しいかちょっと怪しいです・・・。
ちなみに工法はいつも通り市販ランボードをスライスしたものを
脚とし、その上にプラ板製の本体を載せています。
ベンチレーターはGMのパーツです。
パンタ台の様子。
そんなに難しい形はしていないのですが、写真を見ると
パンタから車体にかけて斜めに渡されている柱は両端が
曲がっているようなので、その通りに作りました。




試験車単体でもかなりすごい形をしていますが、牽引車の2217Fもユニットを切り離して
間に試験車を挟むという驚きの編成だったようです。
ちなみに、まだ2217Fの模型は作ってないので、上の画像では以前製作した別の編成で誤魔化してます(^^ゞ


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