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皆様はグリーンマックス(以下GM)のキットなどを組み立てて小田急通勤車(〜1700形)を製作する時、
台車はどうしていらっしゃいましたか?
恐らく、GMの「小田急FS」台車を使うという方法が一般的と思いますが、その小田急FS台車は
8000形が使用している「FS516」というタイプを模型化したもので、5000形や9000形、1000形の
台車とはブレーキ周りの外観などが異なっています。
大まかな形状は同じなので許容範囲といえば許容範囲なのですが、しかし普段から実車を
よく見ていたりすると、やはりFS516台車を履いた5000形の模型にはどうも微妙な違和感を感じて
しまうのも確かであり、GMの「西武FS」台車(こちらは軸箱周りなど各部が異なるものの、
ブレーキ周りの雰囲気がOER5000等に似ている)を使うなどして解決策を探した事もありました。

一般にNゲージの台車枠は加工のしづらい素材とされている上に
大変細かい工作となり、改造をするにしても高度な技術を要する為、
個人的には中々手が出しづらかった部分なのですが、最近になってNゲージ向けの
各種キット・パーツメーカーとして知られるタヴァサホビーハウス(以下タヴァサ)より
小田急5000系列向けとして取り付け容易なFS375台車枠が発売されたため、一気に問題解決となりました。
中々機会がなく、また使ってみようと思ったときには品切れだったりして、2004年頃のパーツ発売から
だいぶ時間が経ってしまいましたが、最近になってやっと試してみる事ができた為、このようにして
レポートページを書いてみることにしました。少しでも参考になる部分がありましたらさいわいです。

なお、加工の手順とパーツ使用による効果を最大限お伝えする為、「加工の様子」と「使用例」の
2ページ構成とさせていただきましたが、加工の手順に関してはパーツ発売元のタヴァサの
公式ホームページに詳細な説明が掲載されている為、このページはそちらと併せてご覧いただくとよりわかりやすいと思います。





加工前の台車はこのような感じです。
8000形の場合はそのまま、2600形の場合もそのままorごく軽い
加工で実車に近い雰囲気を出す事が出来ます。
今回使用する台車枠パーツ。ホワイトメタル製です。
元の台車の表面を削り、そこに取り付け穴を
開けて接着するという構成です。
まずは車輪、ボルスター、連結器などを全て取り外します。
加工はまず台車枠表面を削る事から始めます。
左の画像で青い線が引いてあるあたり(パーツ説明書では
0.5ミリ程度残すと書かれています)に刃を入れて切断します。
今回私は普通にカッターで切断してしまいましたが、やはり素直に
説明書に従ってレーザーソーを使ったほうが良さそうです。
切断した様子。
少しずつ切込みを入れ、それがある程度深くなったら
押し切るようにしてみました。
ご覧の通りかなり荒っぽい仕上がりになってしまいました・・・。
パーツ接着前にヤスリなどで表面をよく仕上げておきます。
説明書どおり、台車枠の端から11ミリ、上端から3ミリの位置に
φ2.5の穴を開けます。
最初に中心を針状のものやカッターの刃先で軽く突っつき、その後
小さい穴を開け、それを徐々に拡大していくようにしました。
不要部分をカットします。
いよいよ台車枠パーツを取り付けます。
このパーツのほうはホワイトメタル製ですが、それのベースとなる
GM台車のほうは接着剤の効きづらい材質の為、セメダインの
「PPX」接着剤を使います。これは専用プライマーを塗布した後
数分放置し、専用瞬着で接着するというもので、今回は
接着剤の効きづらい材質のGM台車側に塗布します。

なお、接着前にパーツ側のバリなどを削り取っておきます。
プライマーを塗った後、灰色を塗装した様子。
ゴツゴツとした形なので塗り残しのないように注意します。
カーブ通過時に台車が滑らかに動くよう、ボルスター周辺の
塗膜は剥がしておくと良いでしょう。
この台車に取り付ける車輪は、車両に付けた際特に目立つ
表面だけでも台車と同じ灰色に塗装しておくとより落ち着きます。


使用例 ページ

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