| 必要な工具など | |
![]() | 以下、全て左側の物から用途などをご紹介します。 はさみ 窓ガラスに使う塩ビシートなどの切断に使います。 ニッパー ランナーから部品を切り取る時などに使います。 カッターナイフ 部品の切り出しや削り作業などに使います。 切れ味が悪くなった刃で作業するのは仕上がりを 悪くするだけでなくケガをする可能性もあるので、 少しでも切れ味が悪くなったら筋目に沿って折ります。 すぐに刃が少なくなってくるので、 替え刃もたくさん用意しておきます。 |
![]() | ピンセット 小さな部品をつまむ時などに使用します。 私は左の画像に写っているような先端の曲がった タイプのものを使っています。 ピンバイス ドリル刃を取り付けて穴開け作業に使います。 極細ドリル用と太めのドリル用と二つ用意してもいいのですが、 私は画像に写っているような、両端で極細用と太め用と 両方の取り付け穴のあるタイプを使っています。 ドリル刃 ピンバイスに取り付けて穴開け作業に使用します。 作る車両によって必要なドリルの太さも違ってくるので キットの箱の裏などに書いてある必要なドリルの太さを 確認しておきましょう。 ステンレス定規 長さを測ったりマスキングテープなどを 真っ直ぐに切り出す時に使用します。 プラスチック製はダメというわけではないですが カッターの刃が食い込んで真っ直ぐに切り出しづらい場合も あるのでステンレス製のほうがいいのではないかと思います。 |
![]() | 金属ヤスリ 部品の削り作業に使用します。 小さなNゲージ車両の加工に使うのでかなり細い物を用意します。 形状も色々あると便利ですが、まずは平らなものと 先端が尖っているもの、丸い棒状で先端が尖っているもの の三種類があれば充分だと思います。 紙ヤスリ 私の場合、どちらかというと削り作業には金属やすりより こちらのほうがよく使います。 番号によって目の細かさが違うようですが (番号が大きくなるほど細かくなる)私は400番しか使っていません。 |
![]() | プラモデル用接着剤 言うまでも無く、部品同士の接着に使用します。 何種類か売っているようですが、私はタミヤセメントを使っています。 オレンジ色のキャップのものと白いキャップのものは入っている量が 違うだけで中身は同じ(だと思う)ですが、緑色のキャップのものは 流し込みタイプといい揮発性が高く粘度が低いタイプのものです。 白キャップなどで接着した部分に少量流し込んで補強するという 感じで使います。 瞬間接着剤 これも接着に使うのですが、部品同士の継ぎ目埋めに パテ代わりにも使います。 画像に写っているのは普通の液状タイプのものですが、 普通に(特に細かな金属パーツなどを取り付けずに) プラキットを組み立てるならこの液状タイプのものだけ あれば充分だと思います。 継ぎ目消しはゼリー状もいいのですが、液状タイプでも 少しずつ塗り重ねていけばちゃんと隙間は埋まりますし、 むしろ盛り付けすぎになりづらいため削り作業がラクです。 合成ゴム系接着剤 窓ガラスに使う塩ビシートや透明プラ板の接着などに使います。 チューブから直接部品に接着剤をつけるのではなく、 一度適当なプラ板や紙の切れ端などに接着剤を少し出して それを爪楊枝ですくって塗っていくと塗りすぎにならずに済みます。 |
![]() | プラモデル用薄め液 塗料の付いた面相筆などの道具の洗浄や 塗装に失敗した時の塗装剥がしに使います。 GSIクレオスのMr.COLOR用薄め液が入手しやすくオススメです。 画像に写っているのはとても大きな容器のものですが、 このほかにも色々な大きさ(量)のものがあります。 面相筆 細部への色差しなどに使います。 色々なメーカーのものがありますが、 やはり高いものほど使いやすいようです。 画像に写っているのはCAMLON面相筆というもので 確か一本500円くらいだったと思います。 同じような筆が100円くらいで売っているのと比べると かなり高価で正直買う時迷いましたが、使ってみるとやはり 大変使いやすく、オススメの筆です。 GMストアなどに売っています。 両面テープ 細かい部品を纏めて塗装する時に割り箸などに 仮固定する時に使います。 その他にも思わぬところで使えたりするので 小さなものを一つ用意しておくと便利です。 マスキングテープ 名前の通り色を塗り分ける時のマスキングに使います。 これも色々なものがあると思いますが、 私はタミヤ製のものを使っています。 左の画像のようにケースに入れて使いますが、ケース入りのものと ケース無しの詰め替え用の二種類が売っているので、 最初だけケース入りを買えばOKです。 幅も色々ありますが、私は一番太い18ミリを使っています。 エナメル塗料用薄め液 私は細部への色差しにははみ出した時の修正が簡単な タミヤのエナメル系塗料を使っているので、その塗料がついた 面相筆の洗浄用にこれを用意しています。 GM塗料などで色差しをする場合は上でご紹介した GSIクレオスの薄め液だけでOKです。 |
![]() | 割り箸 この欄では「あれば便利」というものをご紹介します。 割り箸は吹き付け塗装をする時に手が汚れないように 車体を保持する為に使います。 これをセロテープなどで車体裏側に貼り付けます。 鉛筆 屋根の機器取り付け用に穴を開ける時、たまに 寸法を測って自分で穴開け位置を見つけなければ ならない場合があります。 そのような時には鉛筆かシャーペンを使います。 ゼリー状瞬間接着剤 普通にキットを組み立てる場合液状だけでも充分と 上で書きましたが、細かい金属パーツを取り付ける場合、 固定のために裏側から液状瞬着を流すと表に流れ出て 修正に苦労する場合があるので、金属パーツを 使う場合は用意しておくと便利だと思います。 パテ 場所によっては瞬着よりパテのほうが使いやすい場合もあるので、 用意しておくと便利ですが、絶対必要というわけではありません。 画像に写っているのはタミヤのベーシックパテです。 爪楊枝やプラ板の切れ端で塗って、紙やすりで平らに仕上げます。 バーニッシャー 車両番号などを表現するためにGMなど各メーカーから インレタ(薄いシートに糊のついた番号やマークがついていて、 そのシートの上から棒状の物でこすって車体に転写する) というものが発売されていますが、それの転写用の道具です。 鉛筆やボールペンでも代用できますが、やはり 転写のしやすさではこちらのほうが優れているようです。 塗料皿 これもあると何かと便利です。 10枚で100円とかで売っています。 |
| いよいよ製作開始! | |
![]() | 最初はこんな状態です。 ご覧の通り、車両の前面や側面が別々になった状態で これを組み立てて箱状の車体を作っていきます。 ちなみに、画像に写ってるランナーでは切り取ってありますが 実際にはスカートもこのランナーについています。 |
![]() | 屋根板と床板のランナーです。 これにはクーラーやヒューズボックス、アンテナなどもついています。 |
![]() | まずは側面をランナーから切り離しました。 画像を見るとかなり雑な切り方ですが、 側面パーツを傷めなければこんな感じでもOKです。 この後、飛び出ている不要な部分をカッターで 慎重に切り取っていき、最後に400番くらいの 紙ヤスリで削って滑らかに仕上げます。 |
![]() | このキットのランナーとのつなぎ目は張り上げ屋根部分に 来ていますが、この部分をキレイに削るのが 結構難しく、丁寧に削ったつもりでも若干跡が 残ってしまうので、私は切り取った部分に液状瞬着を 少し塗って傷を埋めて最後に紙ヤスリで仕上げるという 作業をしています。 これでだいぶ滑らかに仕上がります。 |
![]() | GMの小田急5000形キットと9000形キットは 前面と側面のランナーを共用している関係で入っているランナーは 9000風の側面となっています。 そのためキットに入っている2600〜5200用前面を 取り付ける場合、前面パーツを取り付ける際に 邪魔になる部分を切り取り、また2600〜5200の 冷房車を製作する場合は乗務員用扉と 一番前の両開きドアとの間に窓を開ける必要があります。 一見難しそうな作業ですが、側板裏側には ちゃんと切り取り・窓開け用の窪みが設けてあるので、 この窪みに沿ってカッターの刃を入れれば簡単に作業できます。 どちらもカッターで不要部分を切り取った後 ヤスリで形を整えておくとより良い仕上がりになります。 |
![]() | 前面パーツとぶつかる部分と、乗務員用扉後ろの 戸袋窓部分に穴を開けた状態です。 まだヤスリがけが不十分で所々形が変です。 |
![]() | 加工も済み、さていよいよ箱組み開始! ・・・といきたいところですが、このキットは 所々部品同士に合いが悪い部分があり、そのまま組み立てると 隙間が出来てしまう事があります。 妻板と屋根板との間は特に合いが悪く隙間が出来やすいので この部分だけでも左の画像のように屋根板と接する部分を 斜めに削っておく事をオススメします。 側板と接する部分も、隙間が出来てしまう場合には同じように 裏を斜めに削ると良いでしょう。 ただし接着部分の強度が若干落ちますので瞬間接着剤を 少量流し込むなど何か補強をしておいたほうがいいかもしれません。 |
![]() | 前面パーツには屋根板を接着する為のノリシロが ありますが、これを生かそうとすると屋根板が 若干高い位置についてしまうような気がするので (好みの問題もあると思うので一概にそれが悪いとは言えませんが) 私はいつもこのノリシロも切り取っています。 この場合、逆に屋根板が沈み気味になることもあるので 注意して作業を進めています。 |
![]() | 以上の加工が済んだらいよいよ組み立てに取り掛かります。 左の画像では前面の手すりが金属パーツに取り替えて あったりしますが、これについては最後に書かせていただきます。 車体の組み立て方法は、私はいつも前面(妻板)と側面とを それぞれ一つずつ組み合わせて2つのL字型を作り、 次にそのL字型に組み立てた2つを組み合わせて口の字型に 組み立てるという有名な(?)方法にしています。 この方法の場合、L字型に組む時も口の字型に組む時も 時々屋根板を合わせて(接着はしない)ちゃんと直角が 出ているかどうかを確認することをオススメします。 |
![]() | 予めクーラー取り付け用の穴を開けた屋根板を接着し、 箱状に組みあがった状態です。 クーラー取り付け用の穴は、先頭車は屋根板の裏にある A・Bの表示のうちBの表示の方の孔開け用ガイドに ピンバイスとドリル刃で孔をあけていきました。 クーラーのツメをはめ込んでみてきつい場合には ヤスリなどで適当に削り広げます。 中間車はAやBなどの表示は無く、孔開け用ガイドも 初めからひとつです。 組み立て自体は屋根板の高さにだけ注意しておけば 特に難しい事も無く、ラクに作業できると思います。 いきなり接着剤をたくさんつけると修正がしづらくなるので、 まずは少量の接着剤(私はタミヤセメントの白キャップを 使っています)を屋根板側につけて、 車体に取り付けて高さなどの調整が済んだ後、裏側から 流し込みタイプ接着剤(タミヤセメントの緑キャップなど)を 少しずつ流し込んで完全に固定しています。 |
![]() | ちなみに、今回は先頭車と中間車とで違う 組み立て方法を試してみました。 先頭車は上で書いたとおりL字型に組み立てていく方法ですが、 中間車は張り上げ屋根車両に向いているといわれる 屋根板を中心にした方法で組み立ててみました。 私は今まで普通屋根・張り上げ屋根問わずL字型に 組み立ててきたので、屋根板を中心に組み立てる方法は 今回初めて挑戦することとなりましたが、L字型に組み立てる時と 同じように屋根板の高さに注意し、妻板周辺に隙間が 出来ないように注意深く組み立てを進めれば 特に難しいところはないように感じました。 L字型に組み立てる場合には屋根板の高さ決めが 難しい代わりに妻板を隙間なく取り付けるのはラクで、 屋根板を中心に組み立てる方法の場合には屋根板の高さが 決めやすい代わりに妻板周辺に隙間ができないように 組み立てるのがちょっと難しい・・・というように、 どちらにも長所・短所があり一概にどちらが良いとはいえないため、 結局は好みで決まるものなのかもしれません。 ちなみにその長所と短所とはあくまで私が感じた事を 書いただけで、人によってはそこは そんなに大変じゃないのではと感じる場合も あるかもしれません。 |
![]() | 妻板を取り付け、箱状になった車体です。 L字型に組み立てる時に時々屋根板を合わせながら 組み立てるように、この方法では妻板を合わせながら 隙間が出来ないように注意深く組み立てていきました。 |
| 組み立てが終わったら、パーツ同士の継ぎ目に液状瞬着を流し込んで隙間を埋め、 余分な部分を紙ヤスリなどで削って仕上げます。 この作業は結構大変ですが、見た目にかなり影響する部分なので丁寧に進めます。 ちなみにこの作業は前面パーツ周辺だけでOKです。 実は今回例として使った作品では屋根板と側板との間にも瞬着を流し込んで継ぎ目を消しましたが、 本来ならV字形にきちんと角が出ていなければならない雨樋周辺が、 どうも丸っこくなりがちな上に手間がかかりすぎるので 次回作品からはこの作業は省略する予定です。 | |