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■ 京王6000系製作記






数ヶ月前、you tubeを彷徨っていたところ京王6000系の製造の様子をおさめた映像を見つけました。
本物の電車の製造手順はよくわかっていなかったりする私はしばし食い入るように見ていたわけですが、
最後にめでたく出来上がったピカピカの6000系がカッコいい事!
カッチリと隙のない印象の真四角な車体に真四角なドア、真四角な窓、戸袋窓も真四角・・・
そして上品なライトグレーに彩られた重厚な台車。素晴らしすぎる・・・。
もともと嫌いな電車ではありませんでしたが、件の映像を見てからというものすっかり虜となりました。

そんな折、3年前に相鉄7000系を作るにあたって、カマボコ形の集中クーラー欲しさに
買い集めた京王6000の屋根板が余っていたのを思い出し、ジャンクボックスを漁る事暫し。
・・・出てきました。買った時はクーラーの事しか考えてないので先頭車用を4枚とか
訳の分からない買い方をしていますが、幸いにも京王は2連とか3連といった短編成も
取り揃えている電鉄のようですので、先頭車の側面さえ買えば2両編成が作れるわけです。

そこまで計算できたところで早速先頭車の側面と、前面ガラスと台車を買ってきて
とりあえず製作の準備が整ったのでした・・・。

今回は熱が冷めないうちに・・・と考え、材料が揃って数日という超スピード着工と
なりましたが、製作そのものはお金こそかけないもののキッチリシッカリ見応えのある
ものを作るつもりで進めますので、今回も例によって製作記を書いてみようと思った次第です。

プロトタイプはMc+Tcの2両編成、エンジ色の帯を締めていた登場時の姿で製作したいと思います。
2両編成の場合、どうやら分散クーラーや箱型集中クーラーを載せていた車両がなかったような
ので(ニワカマニアがざっと調べただけなのでアテにならないですが)、相鉄に供出してしまった
カマボコ形クーラーが必要になりますが、幸か不幸かその後7000系の製作が紆余曲折を経るうちに
若干数の余剰が生じましたので、このあたりのパーツは間に合いました。





2009年5月16日

以前このキットの付録前面で都営三田線の6000系を作っ
た事はありましたが、京王として作るのは初めてです。
どこから手をつけようか迷いましたが、とりあえずどうも
カッコ悪いヘッドライトを銀河のパーツに置き換える工作
から取り掛かることにしました。

このヘッドライト、昔は普通にかっこいいモールドで再現
されていたみたいなんですが、どうも10年ほど前、この
電車の塗装済みキットを発売したくらいの頃に金型をいじ
ったのか、リムも含めてはめ込み式のクリアパーツで
表現する構成に変わってしまっています。
コレがカッコ良ければ問題ないのですが、パーツを見ても
雑誌に掲載されていた作例を見ても・・・う〜ん、といった
感じでしたので、ここは普通に銀河のヘッドライトを付け
ようじゃないかという結論に至りました。

使うパーツは抜群の汎用性を誇る銀河N-017で、
東急8500系営団5000系あたりに使ったのと同じもの
です。今回試しに前面パーツの大穴にパーツをあてがって
見たところ、やはりそのままだと穴が大きすぎてパーツが
安定しなかったので、まずはこの大穴を一旦埋めて
しまって、再度適正な大きさの取り付け穴を開けることに
しました。

実際の作業としては手元にあった2mmくらいのプラ丸棒を
ライターで炙って軽く延ばし、適当にカットした後前面に
あいた穴に差し込みました。
上で差し込んだプラ棒の余分をカットした状態が左の画像。
かすかに確認できるフチのモールドと同じ厚みとなるよう
注意深く削り込んでいきました。
ある程度のところまで仕上がったら、真ん中にピンで印を
付け、0.5〜0.8〜1.2くらいの間隔で少しずつドリルを太い
ものに替えながら取り付け穴を開けていきました。

細い径のドリルから初めて徐々に太くしていくのはもはや
お約束といった感がありますが、これはいきなり太い径の
ものから始めると、うっかり位置がズレた時に即オシャカに
なってしまうのを避けるためのやり方です。
最終的に開けたい径よりも小さな穴のうちは、多少位置が
センターからズレても丸ヤスリなりカッターなりで強引に
修正することも出来なくはないのですが、パーツの寸法
ぴったりの穴で位置がズレちゃうと、もう一旦埋めて開け
なおすしかないのです・・・。

そんなこんなで、徐々に径を広げていき、最終的に
直径1.2mmの穴が開くとご覧のようになります。
そこにN-017のライトパーツを入れると・・・

・・・おぉ〜(´∀`*)
自分で言うのもナンですが・・・なかなかカッコいいん
じゃないでしょうか。少なくとも素組み状態と比べれば
格段にリアルになりました。
角度を変えてもう一枚。
なかなか実感的でしょう!?
側板もごく軽く加工してあります。
ちょっとわかりづらいのですが・・・。

左の画像は加工前の側板。
上端の角がキッチリ出ていますが、この前
京王に明るい方のブログで、実車のこの部分には
小さなRが付けられている事を知った為、その方が
作った模型を真似して私もやってみる事にしました。

加工自体は簡単なもので、左の画像のように
キッチリ角が出ている側板上端に、カッターの刃を
立てて“こそげ落とす”ような感覚で削っていき、
最後に紙ヤスリで微修正をします。

二つ下の画像でその成果がわかると思うのですが、
雨樋の下に浅い窪みと陰影が付いて多少雰囲気が
変わりました。塗装を光沢仕上げにするとより効果
を発揮してくれそうですね。
まずは一両箱組みしました。
合いも良く、何ら苦労することなく作れます。
小田急2600などもこれくらい簡単に、かつ実車に
似たものが作れればどんなに嬉しいか・・・。

迷った末、妻面のステップを真鍮線で植え替える
事にしたため、前面の手すりもクロスポイント(以下
CP)の小田急FM用に取り替えてあります。

また、例によって車高を下げてあります。
重厚な印象の下回りがこの電車の肝かなと思って
いますので・・・これは外せません。
連結面側妻板のステップはご覧のように植え替え
ました。市販のステップパーツを用いればよりキレイ
に仕上がるのでしょうが、今回はケチって営団5000系
での苦労も省みずに0.2mmの真鍮線を曲げたものを
使いました。
パーツに比べれば若干角の曲がりが甘い気がしない
でもないのですが、ある程度見られるものにはなった
かなと思います。
今回は2両編成としますので、もう1両作れば早くも
組み立ては終了なのですが、この画像に写っている
妻板はステップの位置を間違えたくさいので、
それをやり直すまで箱組みはオアズケです・・・(´・ω・`)
11月2日

すっかり久々の更新となってしまいましたが、実を言うと
夏前には2両目の組立が終わっていました(´∀`;)
単に写真を撮ったり文章を書く時間が無くて・・・
ようやくの更新です。

といってもまだディテール工作を殆ど行なっていないので、
現状では2両目も1両目と大差ありません。このあと配管を
引いたりなんやかんやで違いが出てくる予定です。
写真載せたはいいけど、まだ全然面白くないですね・・・。

で、、、なんか実車に復元版の旧塗装車が出たとかで。
今回の模型をアレにしようかとちょっと考えましたが、
旧塗装+スカートの組み合わせも、前パン+シングル
アームの組み合わせもどっちも好みではない為、
やっぱおとなしく2連登場時の形にしようという
結論に落ち着きました。
ちなみに連結面のステップは、やっぱキッチリ角の
出てない自作のものが気に入らなくなり、結局市販
パーツに置き換えました。小田急2600用に用意した
トレジャーの301系用(詳細はOER2600の製作記
参照)のうち、ノーマルなコの字型のものを用いましたが、
やっぱスッキリするもんですな。


今後、作業が進み次第更新していきます。

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