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■ 相鉄新7000系製作記 その2




イエロートレイン製の金属キット組み立てで作る相鉄新7000系製作記 その2です。

その1




〜2月24日

車体の基本塗装もほぼ済んだので、いよいよこの電車の
特徴の一つである帯のデカール貼りにとりかかりました。
使用するデカールはキットと同じくイエロートレインから
発売されているものです。

まずはデカール保護の薄紙を外して(最初、この紙が
入っているのがわからなくて、随分と色が薄いな〜なんて
思ってました・汗)、適当なプラスチック容器に水を張ります。
いきなり一部帯が入っている図ですが(^^;、車体側には
このように帯の貼り付け位置の目印となる線を引いておきました。
新7000系の場合、実車を見ると帯の上端とユニットサッシ枠が
かなり接近してますので、サッシ枠との位置関係を見つつ
車体両端に小さく目印(カッターの刃先で軽く突っつく)を付け、
二つの目印を結ぶようにステンレス定規を添えつつカッターで
軽く線を彫り込みました(わかりにくいですね〜・・・)
ドジな私のことですから、あ!なんて関係ない場所に傷を
付けそうでヒヤヒヤものでしたが、何とか無事に作業は終了。
デカールの貼り付けに入りました。
貼り付けの手順はデカールのパッケージに説明が付いて
いますのでその通りに進めました。こういう細長い形の
デカールはぐねぐね曲がったりして手に負えなかった記憶が
あるので、とりかかるまでは何かいや〜な予感がしていま
したが、いざはじめてみると帯にしては結構幅があるという
こともあってか、予想以上にすいすい進みました♪
・・・この時点では気付いてなかったんですよね〜・・・。
何に気付いていなかったかというと、コレです。
一見何ともない感じもするのですが、実はこのS字模様、
ナンバープレート(この時点ではデカールが密着してないので
わかりにくいですが、横長に盛り上がっている部分がそれです)
を避けるように通っているのが本当なんです・・・。
考えてみればまぁわざわざぶつかるような配置にするわけは
ないよなぁという感じなんですが、殆どのデカールを貼り終わった
時点でようやく何か変なのに気付いたのでした・・・。
予想以上に楽に貼れて喜んでいた気分も一気に吹っ飛んで
しまいましたよ。
こちらが正しい位置関係。
上下逆さまにしてもこの模様自体は同じように見えるので、
一見どっちでもいいようですが、実はプレートに
かかる・かからないがあるので、確認が必要なようです・・・。

殆どのデカールを貼りおわった時点で気付いたと書きましたが、
その後どうしたのかというと、結局間違っているところは全部
貼り直しました。幸い今回は元々デカール貼りが苦手だと
いうことで、必要数よりやや多く用意しておいたのと、
デカール自体にも若干数の予備が入っていたので、
全部やりなおしても何とか足りたんですよね。
まさに備えあれば憂いなし・・・。

途中まで間違っている事に気付いていなかったという事もあって、
デカール貼り付け後の仕上げ剤(デカール軟化剤)を既に
塗ってしまっていたため、剥離作業はかなり難航しましたが、
ふと、そのデカール軟化剤をもう一度塗れば名前の通り
デカールが柔らかくなって剥がしやすくなるのではないかと
気付き、早速やってみたところ難なく除去する事ができました・・・。
最初は何も塗らずに鋭利な道具で剥がそうとして、塗膜も一緒に
はがしてしまったりして途方にくれていましたが、何とかこれで
解決です・・・。動く前に考えないとですね。
前面窓周りのパーツに帯を貼った様子。
片方はテールライトに妙な色差しがしてありますが、
これは失敗で後で剥がしたので気にしないで下さい(^^;
元々窓・ライト周りのパーツと貫通扉パーツは別々になって
いますが、帯は貫通扉を通って一直線に入っていますので、
マスキングテープで一時的に両者を合体させた状態で
デカールを貼りました。
その他は側面と同じ手順ですが、定着させた後は
貫通扉との境界にカッターで切り込みを入れておきました。
デカール貼り付け後のクリア塗装が済み、各種仕上げを
ほぼ終えた様子。ブラックフェイス部分のパーツが付いた事で、
一気に新7000らしくなりました。以前書いたとおり、側面ドアの
質感表現を省略してしまったので若干リアルさには欠けますが、
それでも塗装の工程にはそこそこ手間がかかっただけに
こうして仕上がった物を見るとすごくうれしいですね!

こんな感じで車体はだいぶ出来てきたのですが、一方で
クーラーをはじめとする屋根上機器や床下が全くといって
いいほど進んでいないので(一応台車だけは少しずつ
仕上げていますが)、今後は車体の最終仕上げと並行して
作業を進めていく予定です。
今回の最重要項目(?)である前面の様子。
ここがうまくいくかどうかで成功か失敗かが左右されそうなので、
頑張って仕上げました。

まぁ、基本的には説明書どおりなのですが、ライトケースを銀に
塗装した後にフチのみ削り出して質感を変えてみたり、
ヘッドライトレンズに一工夫(後日詳しく紹介させていただきます)
してみたりという具合です。
特にレンズのほうは、ただ透明パーツをはめ込むだけだと
妙に暗くなって実車の雰囲気とは違う気がするので、
このキラキラ化(?)加工は一手間かけた甲斐があったかなと
思っています。

車番は側面も含めてイエロートレインのもので、方向幕は
台車側枠用に買ったBトレインショーティーに付属のものから
「横浜」と「海老名」を切り出して使っています。
下り方に関しては、大和市民としては我が「大和」といきたい
ところですが、今回は無難な選択を(笑
このBトレを買うまでは、海老名は小田急用を、横浜は京急用を
切り貼りして何とかしようかと考えていたのですが、その必要が
なくなったのはラッキーでした(^^v

それにしても、こうして前面を見ていると以前どこかのサイトで
拝見した「中途半端にかっこいい」なんて感想を思い出します。
外観には気を遣ってるけど近未来的すぎないみたいな
80年代の電車(JR205、OER8000、KHK1500etc.)に多い
こういうデザイン、とても好みです。
乗務員扉の脇には手すりを取り付けました。車体からの
浮き具合は微妙なところでしたが、あまり浮いていると
うっかり横倒しにでもなった時にすぐに曲がってしまいそう
だったので、ごくごくわずか〜に浮かせてあります。

その他、銘板(?)には朱色(Mr.Colorのシャインレッド)、
側灯にはクリアレッド、3つあるうちの真ん中の
側灯(か?どういうはたらきのものかよく知りません・・・)
には黄緑色を色差ししてあります。
〜3月2日

床下の製作を進めています。
台車は以前書いたとおり、ボナの台車キットに
Bトレインショーティーの台車側枠を組み合わせたものですが、
台車キット側は必要に応じて黒く塗装し、側枠も元の塗装を
剥離→再塗装(灰色9号)→細部色差し・スミ入れ→クリアコートの
順に仕上げた後、台車キットに合うよう軽く加工し、
(ネット上のサイトを参考にさせていただきました)
ゴム系接着剤で貼り合せました。
以前旧7000を製作したとき(というか未だに未完成
ですが^^;)とは違った意味で手間がかかりますが、
仕上がりはだいぶリアルになると思います。
ただ、GM台車と比べると微妙にオーバースケール
のようにも見えます・・・(・_・?
床板は手もとにあったGMの小田急5000形用ですが、
ご覧の通り車体に軽くめり込むような格好になるので、
そのまま床下機器を付けると高さが微妙に
変になってしまいます。
そのため、以前製作した小田急5200などと同じように
機器取り付けスペースにプラ材を接着して、
その上に機器を取り付けるようにしました。
機器自体は実車写真を参考に手持ち部品から
似たものをかき集めて並べてあります。
動力車の台車側枠も交換しました。動力は
以前書いたとおりTOMIX製ですが、GM動力同様
台車内側で車輪を支持しているので、元の側枠を
カットしてその跡に新しい側枠を貼り付けるだけです。
ただ、今回は車輪のクリアランス(?)にやや不安が
あったので、間にプラ板を挟んであります。
接着はT車の台車も含め、全てゴム系接着剤です。
非常にわかりにくい写真ですみませんが、
上で書いた「間に挟むプラ板」はこんな感じのものです。
動力台車側に二つ角のようなものがあるので、そこに
フィットするような形になるよう、適当にプラ板を貼り重ねてあります。

その他、側枠裏側の余計なモールドは全て削ってあります。
クーラーはこの段階まで何を使おうかかなり
迷っていたのですが、結局GMの京王6000用を流用しました。
イエロートレインの専用パーツも買ったのですが、どうも微妙に
反っていたりして色々手間がかかりそうな
事に加え、ちょっと時間がないので製作中の旧7000に
取り付けていたクーラーを外して再塗装して使う事にしました。
新7000、特にクハ用はヒートポンプ式(?)だとかで
微妙に形が違うようですが、大体の外観は似ていると
いう事でコレでいい事にしました。
塗装は銀(Mr.Colorの8番)→クリア(Mr.Color30番・艶消し)
→スミ入れ(黒+灰色の薄めたエナメル)の順に進めました。

ちなみにすっかり触れ忘れていましたが、側面両開きドアの
合わせ目には、薄めたエナメル塗料の黒を流し込んで
戸当たりゴムを再現しています。少し前に製作した
小田急1000では滲んだりしてあまり宜しくない仕上がりと
なってしまったので、今回は塗料をやや濃い目に調整しました。
3月3日

引き続き床下の仕上げを進めています。
とりあえず全車床下の塗装が済んだので、
先頭部の仕上げをはじめました。今はまだ胴受と連結器しか
付いていませんが、今後乗務員用ステップやジャンパ栓などを
付けていく予定です。
このあたりは強度が足りなくて壊れる事が多かったので、
今回は丈夫に作りたいなと思っていますが、果たして
どれくらいまで強く作れるのでしょうか・・・。
胴受はGMの東急9000系用を使いました。
まずは胴受以外の部分を切り取りますが、今回のように
連結器にTNカプラーを(旧7000の時同様シャープな形状の為で、
連結機能は持たせない)使う場合、連結器取り付けスペースと
なっている部分も切り取ってしまった方が良いようです。
今回は塗装してからそれに気付き、慌てて加工しました・・・。

この胴受には取り付け用の突起が付いていますので、
床板側にはそれに合わせて取り付け穴をあけ、
少量の接着剤を付けた上でここに差し込んで固定しました。
連結器は前述の通りTNカプラー(密自連・黒)で、
実車写真を参考に高さなどを調整しつつ取り付けました。
下回りは大体仕上がったので、塗装しました。
色は台車側枠と同じ灰色9号です。床板の車内側も
同じ色で塗り潰してありますが、ウェイトは予めプライマーを
塗った上で塗装しました。完成後にボロボロ剥がれてきて
困った事があるので、今回はきちんとやっておきます(^^;
動力は床下機器表現のあるカバーを外し、そこにGMの
機器をつけていきますが、機器同士の間が思ったより
開いていて、銀色のダイキャストフレームが目立って
しまいそうだった為、機器を取り付ける前にその部分を
艶消しの黒に塗装して目立たないようにしておきました。
機器はこのダイキャストにぶつからないように薄く削って
ありますが、角度によっては非常に安っぽく見え、
また、機器の間からのぞくダイキャストフレームはいくら
目立たないよう塗装してもやはり不自然さがある為、
どうにかして改善したいところです・・・。
配管を明るい灰色に塗りました。途中まで
気付かなかったのですが、実車はこの配管をはじめ、
手すりなど細々とした部品が周囲の屋根よりやや明るい
灰色となっているようなので、それに似せるようにしてみました。
手すりのほうは今の段階から無理して色差しをしても
みすぼらしくなりそうということで、塗り分けは省略して
しまいましたが・・・。

ベンチレーターや避雷器などは既に仕上がっている為、
次はそれらの取り付けにかかる予定です。
3月10日

前回の更新時点でもう殆ど完成していましたが、
その後窓ガラス貼りや細かな仕上げを終えて(実はここにきて
クハ7716の前面を汚してしまい、窓周りパーツを一旦外して
丸ごと再塗装したりも・・・)、ようやく全車が完成しました。

「細かな仕上げ」は色々ありますが、モハ7159パンタ側妻板に
付く貫通扉はこれまで全く触れていなかったので画像を
掲載してみます。
今回製作する4両編成でこの扉が付くのはこの妻板だけ
なのですが、パーツは各車両の車体内張りパーツの端に
それぞれ含まれています。これをプライマー塗り→銀→クリアの
順に仕上げたあと、ゴム系接着剤で車体に取り付けました。
この扉に限った事ではないのですが、細かな部品は設置
されている部分が詳細な図で説明されていてとても助かりました。
以前「後日詳しく書きます」なんて言っていたライトレンズへの
細工ですが、加工の様子の写真を撮り忘れてしまったので、
とりあえず簡単な図でご紹介させていただきます。
いずれ他の車両で同じ加工をすると思うので、その時にでも
改めてちゃんとした画像つきの説明を書きたいと思います。
(無責任ですみません)

さて、加工ですが、ご覧の通りとても簡単なもので、
レンズパーツを表面から1mm程度のところでカットしたあと、
GMの金属箔素材ステッカー(今回は糊の付いた面を生かす
ことになるので、印刷剥がしは不要です)を丸く切って、
レンズの裏(切断面)に貼り付けるだけです。
このステッカーの質感がレンズ越しに見えることで実車の
反射鏡のようにキラキラ輝き、だいぶ雰囲気が変わります。

ただ、元々小さいレンズパーツをさらに小さく切るので、
なくさないように注意が必要です。接着部分の強度も不足しがち
なので、取り付け穴裏側から充分にゴム系接着剤を塗り、そこに
パーツを差し込むようにしました。また、パーツに対して極力垂直に
(切断面が斜めにならないように)カットしたほうがよりキレイに
輝くと思います。
側板内張りには床板固定用の爪が用意されていて、
二種類あるうち使用する床板に適したほうを各自折り曲げる
ことになっているのですが、RMM136号にも書かれていたように
このような爪は上にプラ材を接着した方がより安心という事で、
ご覧のように手もとにあったプラ材を短く切ってゴム系接着剤で
固定してあります。
動力車はこの爪が使えないことに加え、取り付けるのも重量の
ある動力ユニットなので、車内にはこれでもかというほど爪や
取り付け部分の補強を取り付けてあります。

・・・という具合で、どうにか完成しました。
この製作記も今日で完結です。
ご覧いただき、ありがとうございました。




上にも書いたとおり、最後の最後で片方の先頭車の前面を再塗装するはめになったり、
何より全体的にかなりの突貫工事となってしまいましたが、どうにか無事に完成しました。
この製作記では書き逃した作業などもあり、やや不十分な内容となってしまいましたが、
製作自体は楽しく進めることができ、また帯のデカール貼りなど貴重な経験をする事ができたと思います。
これから暫くはまた小田急電車の製作に没頭する事になると思いますが、相鉄電車も
これまでどおり少しずつ増やしていく予定ですので、相鉄ファンの方も引き続きご覧いただければ嬉しいです。
お付き合いありがとうございました。


◆ 完成した車両はこちらで公開しています。是非ご覧下さい。

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