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■ 小田急デニ1300形製作記




妙に角ばった小さな車体に、居様に広い側面ドア、そしてこれまたやたらと
目立つアルミサッシ・・・と、独特の魅力がたくさん詰まった1300形。
形自体が結構好きなことに加え、1両で完結させられる事から、
以前から是非とも作りたいと思っていた車両のひとつでしたが、
やはりその独特さゆえ、キットをいじるにしても相当な大改造、
下手したら一から作った方が早いかもしれないという感じで、
なかなかハードルが高く、作り始める気になれずにいました。
そして時は流れ、2007年春。何故か突然、特準キハあたりを皮切りに
絶版となっていたキッチンの小田急旧型車各種が再び店頭に並ぶようになり、
その中にはこの1300形が作れる“荷電改F”(ぼかした名前ですが、
キット内容は1300そのもの)なるキットもあったため、待っていましたと
ばかりに早々に購入してきました。

それから暫くは例によって棚の中で“熟成”させていたわけですが、
7月のJNMAでデニ1000キットを購入した事をきっかけに、そろそろ
今までうちに一両もいなかったローズピンクの荷物電車を揃えて
みようかという気になり、やる気が高まったところでまずは真四角で
簡単そうな1300を組み立てるべく、久々にハンダゴテを引っ張り出してきたのでした・・・。

このページでは、この1300形の製作の様子を、作業が進むごとに掲載していきます。
大まかな構成などは以前公開の1600形やデニ1101とほぼ同じのため、多少の省略は
ありますが、この車両の特徴となる部分を中心に、詳細なご紹介ができればと思っています。
よろしければご覧下さい。

なお、今回は塗装がローズピンク+白帯になり、二灯ライトや無線アンテナなどを
備えた晩年(昭和50年代)の形態で製作する予定です。
続いて前述のデニ1000も同じくらいの時代設定で作って、繋げて遊ぼうというわけです(^^;





2007年7月25日

製作開始前の車体。
前述のとおり、構成は以前のデニ1101とほとんど同じですが、
こちらは前面が完全にペッタンコなので、もう少し簡単そうです。
内貼りの固定などはデニ1101と同じように進め、
組みあがった後継ぎ目に半田を流すのも同じです。
1300形は車体の隅に小さなRが付いているので、
先ほどのハンダを削るのも兼ねてヤスリで丸く整形しました。
1101の時は継ぎ目のすぐ横に縦樋があり、しかも
まだ“キサゲ刷毛”を持っていなかったのでかなり
大変でしたが、今回は縦樋はなく、キサゲ刷毛も
そこそこ普通に使えるようになってきたので、
難しい事はありませんでした。
ちなみに、側面には外貼りと内貼りを繋ぐ
タブ(?)がありますが、内貼り固定後には
不要となり、また、見た目的にもご覧の
とおりなので、ヤスリで削り取ってしまいます。
組立後は、いわゆる“オデコ”部分を作り始めました。
キットにはホワイトメタル製のパーツが入っていますが、
ここはこれまでと同じようにプラ材積層ブロックからの
削り出しで製作することとしました。
以前はプラ板をたくさん貼り重ねた物を整形して
ブロックとしていましたが、今回はたまたまプラ板の
手持ちが少なく、また、丁度うまく使えそうなプラ棒
があったので、それを三本並べて、その上にプラ板
を数枚貼り重ねました。
言うまでもなく、1.5ミリくらいの分厚いプラ板を
貼り重ねて作るのが一番手っ取り早いのでしょうが、
それほどの厚さのプラ板というのはなかなか使う
機会がなく、わざわざに用意するのは・・・という
ことで、こんな苦しい方法を採ってみました。
最低でも一晩ほど放置すれば大体固まるので、
その後はカッターでザクザクと削って
滑らかな“オデコ”にしていきます。
一発で滑らかな形を作るのはなかなか難しく、
何度か瞬着を盛り、削り、そしてまだへこんだり
窪んでいる部分には再度瞬着を・・・という具合に、
少しずつ滑らかな表面を作っていきました。
〜8月2日

さて、“オデコ”が出来上がったら、
次は小田急独特の2灯ライトの製作に入りますが、
キットに入っているパーツは、ご覧のような物。
・・・どこをどうすればライトケースの形が出来上がる
のか、ちょっと考えなければわからない構成です(^^;
説明書にも書いてあるように、これは相当腕に
自信のある人向けと思われ、金属加工に不慣れな
私が取り組むにはハードルが高すぎると判断し、
今回はこれは使わずに仕上げてみることにしました。
ありがたいことに(?)、ライトケース先端は
ご覧のように別パーツとなっています。
そこで、複雑な形状をしているライトケースは
プラ材を加工して作り、繊細なディテールのある
先端のみ、このキット付属のパーツを使うことに
しました。
今回はオデコもプラで作ったため、加工性のほか
強度的にもこの構成は優れているものと思います。
今回、ライトケースは手もとにあった
2.5mm×2.5mmのプラ棒を、ライト先端パーツに
合わせた寸法にカットし、それを二本組み
合わせたものから作ることにしましたが、
当初は何も考えず、とりあえずオデコのRに
フィットするよう、画像左側、1のように削っていきました。
ただまぁ、こんなもんかな〜と適当に削り出したオデコに
ピッタリフィットさせるというのは、不可能では
ないのでしょうがとてつもない手間がかかる事は明白
であり、とても効率の悪い方法である事に気付きました
(気付くの遅すぎますね・・・)

そこで、ある方法を思いついて、写真右側、2のように
再びプラ棒を2本貼り合わせたものを作りました。
そして、今度いじるのは車体のほう。
まぁ、画像をご覧いただければ何をしようとしている
のかお分かりいただけると思いますが、要はライト
ケースをオデコに“取り付ける”のではなく、“埋め
込む”ことにしたのです(わかりにくいですねー・・・
ごめんなさい)

それに先立ち、まずはライトケースの素となる
プラ材が埋め込めるよう、オデコに切り欠きを
設けます。位置決めと下書きは実車写真を
参考に行いますが、このあたりは本当に現物
あわせ・それぞれの感覚によるところが大きい
作業と思いますので、詳細な寸法などは省略します。
下書きが済んだら、カッターなどで適当に
掘り込んでいきます。角度によってはカッター
では作業しづらい部分もあるので、必要に
応じてマイナスドライバーや彫刻刀などを
使ってもいいかもしれません。
かなり雑でお恥ずかしいですが、
こんな感じに四角い穴を掘ります。
そして、こうして出来た切り欠きに先ほどの
プラ材を埋め込むというわけです。
これはこれでなかなか手間がかかりますが、
少なくとも当初試みた、プラ材をオデコのRに
合わせて削る方法よりは、はるかにラク+
現実的な方法と思います。
プラ材を埋め込んだら、上にも載せた
キット付属の先端パーツを瞬着で貼りました。
この段階では、ライトケースはまだまだ要整形
という感じなのがお分かりいただけると思います。
いきなり工程が飛んでしまってすみませんが、
先ほど貼った先端パーツに合わせてライトケースを
適宜整形し、それが終わったらこれまた先端パーツ
の穴に合わせてレンズ取り付け用の穴をあけました。
「あける」といっても、この穴は貫通させる必要はなく
(というかオデコ部分の肉厚を考えると不可能)、
せいぜい2ミリ程度まで掘り込んでおけば充分だと
思います。

今回はここのレンズには銀河のN-082(厚みがなく、
今回のような貫通していない取り付け穴には好都合)
を使う予定です。
ライトケース作りと並行して、車体内側に取り付ける
床板固定用リブも作って取り付けておきました。
これも2.5ミリの角棒を適当な寸法に切った物ですが、
さすがに大きすぎて窓セル貼りなどの邪魔になりそう
なので、もう少し細いものがあればそっちのほうが
良いと思います。
予め作っておいた床板を合わせて、
一気に電車らしい形になりました(>∀<)
今回の1300形はデニ1000との連結運転を
前提としているため、片方の車端には
TNカプラーを取り付けることにしました。
今回はたまたまTN対応仕様であるGMの
京王6000の床板が手もとにあったので、
これの幅と長さを詰めて使いました。
TNカプラー本体も多少いじってあるので
(ディテール面ですが)、そのあたりも含め、
床下についてはまた後日詳しく書いて
みたいと思います。

隣の電車は以前からしつこく
あちこちに登場させていますが、なんとなく
今回の1300と並行して作業を進めています。
考えてみればこれ去年のJNMAで買ってきた
ものなので、購入から丸一年以上経過して
るんですよね・・・。
ちなみにコレ、どういうものかバラしてしまいますと
(別に隠す必要もなかったのですが^^;)、
小田急1400の東急移籍バージョンっていう
ものでして、更新されるまで(昭和39年頃まで?)は
この形に、奇しくも小田急旧塗装とよく似た黄色と
紺色のツートンカラーを纏い東横線あたりを走って
いたようです。
更新時には新しい車体に乗せかえられたため、
余剰となったこの元小田急の車体は古い荷物電車の
車体載せ替えに活用されました(小田急での1500→
1914Fへの改造時とよく似た車体の動きです)
この荷物電車は昭和50年代半ばまで活躍したらしいので、
“同僚”の大半が地方に譲渡された中で、経堂の1406号
ともども遅くまで都内で使用された数少ないHBの車体
ということになります。
8月7日

車体の工作が一通り終わったので、
いよいよ塗装に突入しました。
いつもなら苦労しつつもまぁ何とか
なるこの作業ですが、今回は未だ
扱いに慣れないエアブラシによる
塗装なので、そうラクにことは
運びませんでした。案の定、塗料の
薄め具合が変だったり塗り方がめちゃ
めちゃだったりで(スプレーとは多少
勝手が異なるみたいなんですよね)、
一度目の塗装はあえなく薄め液に
沈められ、下がりきったモチベー
ションを何とか回復させた今日、
再チャレンジしたのでした。

金属車体なので当然本塗装の前に
プライマーを塗りますが、今回からは
マッハのシールプライマーを使うことに
しました。これまではスプレー式のもの
が市販されているという理由でGSIクレ
オスの物を使っていましたが(一応マッハ
のも小パーツへの筆塗り程度では使って
たんですが)、以前から一部で言われて
いるように食いつきに関しては正直「?」
という感じだったので、今回の方針転換
となった次第です。
一応薄め具合はネコパブの「Nテクマニュアル」
を参考にプライマーと薄め液を半々くらいに
(薄め液は最大で半分まで、とのことなので、
もしかしたら薄め液はもうちょっと少なくても
いいのかも)してみました。これで食いつき
具合がどんな感じなのか、気になるところです。

さて、これで下塗りができたので、お次は
帯の色となる白をGM37番で塗りました。
一度目の塗装の時には薄め具合が
かな〜り適当でしたが、それが失敗の原因の
一つであることは明白なので、さすがに私も
学習して今度は一滴ずつ数えながら、ぴったりの
分量で混ぜ合わせました。これで一応薄め具合
に関しては何とかなったはずですが、吹き付け方
もスプレーとはやや感覚が違うので(ハンドピース
と車体との距離や、動かす早さなどなど・・・)、
やっぱりまだまだうまくいかず、練習の余地アリのようです。
ちなみに塗装前はわかりにくかったライトケース
周りは、色がつくとこんな感じです。
オデコをプラで作るのでしたらかなりオススメな工法です。
はやくレンズを入れたくなりますね(>∀<)
8月8日

前日の白塗装がうまくいったことで多少勢いがつき、
また時間もあったので、この日はローズピンクの
塗装をやってしまうことにしました。

まずはマスキングをしますが、実車の写真を見てみると
どうも通勤車の青帯と同じ幅に見えるので、模型でも
いつもの青帯と同じ2mm幅とすることにしました。
これのマスキングにはブルー塗料のレポートでも
触れたGSIクレオスの2mm幅テープを使いましたが、
やっぱりコレ相当便利です(´ー`+)
今回は帯自体もウィンドウシルに沿っているので
何も難しいことはなく、作業はあっという間に終了しました(^^v
ただ、いつものように窪みに密着させるための
切り込みを入れ、これまたいつものように上から
もう一枚テープを貼り重ねたとき、あ、これは
まずいなと思いました。
まぁ、画像にも書いたとおりテープの厚みによって
生じた段差で、塗り分け線がガタつきそうだな〜と
いう事ですね。これまでは気にも留めずに作業して
いて、その結果気になるほどの影響が出たもの
というのはあまりなかったので、実際のところ
そんなに神経質になるほどの事でもないのかも
しれませんが、ただまぁせっかく気づいたんだから、
ということで対策を講じることにしました。
対策といっても別に大げさなものではなく、
切り込み部分に貼り重ねるテープを、
扉の幅ピッタリに切り出して貼るだけのことです。
これで問題のテープの段差は解消されるので、
幾らか仕上がりも良くなるかな〜と・・・。
わざわざ取り上げるほどのことでもないですかね(^^;

それにしてもホコリの混入が目立ちますね。
一応ローズピンクを吹き付ける前に目の細かい紙やすりで
軽く削ったりはしましたが、なかなか全部を除去という
わけにはいかず、難しいなぁという感じです・・・。
さてさて、マスキングが済んだところで
いよいよローズピンクの塗装に入りますが、
まずはどの塗料を使うかを決めるところから。
実車の色は何とも難しいピンクに思えましたが、
確かあれは国鉄交直流車のピンクに近い色とか
聞いた覚えがあったもので、最初は普通にGMの
20番を考えました。ところが、実際買って色調を
見てみるとこれは暗過ぎかな〜という感じで(プラ板に
塗ってあるうち、一番暗い色がストレートの20番です)、
個人的には微妙でした・・・。しかし、かといって
他にそのまま使えそうな色もないし・・・ということで、
せっかくエアブラシを使うことですし、思い切って
初めての調色に挑戦してみることにしました!

実際どんな色を混ぜるかは色々考えましたが、
まずは明るく(鮮やかに)することから・・・ということで、
GM27番(西武レッド)を選んでみました。たぶんこれだけ
でもいい色ができると思うのですが、個人的な好み
では若干黄色の入ったピンク色というのが好きなので、
実車に似るかどうかは微妙なところですが隠し味的に
GM12番(黄色5号)を少しだけ足してみました。
全体の比率としては20番と27番と12番をそれぞれ
1:1.5:0.5ぐらいだったと思います。
左の画像のうち右上のがそれで、今回採用した色ですが、
仕上がったものをみてみるとちょっと明るすぎたなぁと
いうのが正直な感想だったりします。面白そうと思って
チャレンジしてみた調色ですが、難しいですね・・・。
塗り上がった車体がこちら。
件のテープの威力か、帯の塗り分けは割とうまくいった
のですが、やっぱりピンク(というより赤になってますね)が
明るすぎましたね・・・。一応今回は塗りたてのキレイな
状態を・・・ということで、鮮やかさも重視したつもりでしたが
(色褪せた姿だとほんとにくすんだピンクという感じで、
塗りたてとはかなり雰囲気が違うんですよね)、やっぱり
失敗気味ですね・・・(^^;
実車をご覧になったことのある方から見れば
「おいおい違うよ〜」という感じなのでしょうが、
ただまぁせっかく塗ったものですし、色調以外は
珍しくうまくいったので(だから余計に悔しいんですが・苦笑)、
今回はこのまま仕上げようかと思います。
側面の姿。
まだタッチアップをしていないので吹き込みが
気になりますが、色調がいまひとつであろうと
やっぱこうして見てると手間も報われるものですね(^-^ノ旦~

これからぼちぼち色差しを進めていきたいと思います。
これは思ったより早く形になりそうかな?
8月19日

車体の大まかな塗装が済んだので、仕上げを進めています。
まずは細部への色差しですが、これはいつものように
エナメル塗料で仕上げました。ただ、色差しそのものが
未だに苦手ということもあって、どうもスッキリしない
仕上がりに・・・。いっそ車体組み立て前に内貼りから
サッシだけ切り離しておいて、車体とは別に塗ったほうが
いいのかもしれません。
両開き扉の戸当たりゴムにもこれまでどおり黒を差して
ありますが、今回の1300では作業中に、最近使い始めた
極細ペンが失踪したため(作業後無事発見・救出)従来の
薄めたエナメルを流す工法で仕上げてあります。
本来ならこの後、キットでは凹表現となっているドア
レールに金属箔ステッカーを貼りたいところでしたが、
クリアを載せると微妙に輝きが落ちるということで、
一番最後に貼ることにしました。正面の標識灯も
マスキングの都合でまだ付けてません。
車番はクロポのFM用から適当に拾い、OERマークも
同様にFM用インレタのものを転写してあります。
肝心の番号については色々迷いましたが、今回、
晩年の写真は1301と1303のものが多く見つかったので、
まずはそのどちらかにすることにしました。ところが、
よく見てみると1301は2灯ライトが後付け感満点の外観と
なっており、普通に周囲に馴染んだ仕上げとした今回の
模型とは若干形が違っているので、普通の仕上げが
なされている1303号とすることに落ち着きました。

これらの仕上げ作業が済んだところでクリア(GM44番・
半光沢)を吹きました。エアブラシの使い方にも幾らか
慣れてきて、塗装が楽しい今日この頃です。
前面の様子。
側面の両開き扉も含め、Hゴムは別パーツとなって
いますが、車体とは光沢具合を変えてみたいと
思ったので、これも取り付けは最終段階とすることにし、
今は艶消し黒に塗った状態で保管してあります。
ただ、行き先表示窓に関しては構成上どうしようも
ないので、ここだけはやむを得ず普通に色差しをしてあります。

ちなみに以前軽く触れたTNカプラーですが、
加工といっても本当にちょっとしたもので、モールド
されている胴受けを削っただけです。実車はバネなどが
露出した、古めかしく小型のものを使っていたようですが、
TN使用側に関してはこれの再現は見送りそうな予感です。
他の車両と連結してしまえば中間封じ込めとなる側なので、
まぁ、いいかなという感じです。
ちなみに連結器自体も実車はこんなにエッジが立ってない
(TNのは密自連を再現していますが、実車は多分
ただの自連)のですが、これも忠実に再現するのは
難しそうということで、特に加工などはしていません。
12月4日

他の製作記と同じく、大変久々の更新となって
しまいましたが、一応これも少しは進みましたので、
それについてちょっと書いてみたいと思います。

前回更新の時点で車体はクリア吹きまで済んでいましたが、
あの後2ヶ月以上にわたり完全な放置状態が続いておりまして、
最近になってようやく屋根の塗装をしました。
このあたりの色についての詳細は下のほうで書いてみたいと思います。
そして、その後は細部の仕上げ(ライトレンズ・ドアレールなどの取り付け)
を進めまして、ようやくご覧の状態まで仕上がりました。
あとは窓ガラスを貼ったり、細かな調整を終えれば車体に
関しては完成となりそうです。

また、車体と平行してこれまで手付かずだった床下の製作も
進めまして、9月ごろに機器の取り付けを行い、最近になって
連結器周りの細かな作り込みをはじめました。機器については
いつもどおり手持ち部品の中から実物に似ているものを
探し出して取り付けていき、艶消しの黒を吹き付けてあります。
連結器周りの工作についてはこれも下で詳しくご紹介します。
まずは屋根周りの色について。
旧型車というイメージ的にも、また、ある時代までの
実車の写真を見ても屋根の色はダークグレー、それも
かなり年季の入ったような(?)色が似合うと思ったのですが、
今回は最晩年の形態ということで廃車間近の頃の写真を
見てみたところ、意外にもその頃にはかなり明るいグレーと
なっていたようで、屋根上機器に関してもそれとはややトーンが
異なるもののこれまた明るめの灰色で塗られていたようでした。
そのため、今回屋根の色はGM14番(灰色9号)、屋根上機器は
それにGM6番(青22号)をごく微量混ぜた色で塗ってみました。
如何せん実車を直接見た事がないのでなんともいえない
のですが、ただまぁ思ったほど似合わないというわけ
でもなさそうで一安心です。

ちなみにその屋根上機器は、まずランボードがキット付属の
部品で、ベンチレーターはGMクハ85用、避雷器はプラ棒を
適当な長さに切っただけのものです。この時代だと多分
無線アンテナが付くはずなのですが、正確な位置が
つかめていないため今のところ保留としてあります。
連結器周りのディテール。こんな感じです。
解放テコは工作室にて掲載中のものと
同じ方法によっていますが、適正な高さに
取り付けるためにプラ材による台座を作ってあります。
連結器は鉄コレ第1弾のものを流用していますが、
実車に似せるため一旦連結器本体を取り外し、
胴受け(?)を上下逆さまにした後で連結器本体を
元通り取り付ける・・・という細工をしてあります。
2008年2月14日

何気にこの製作記も年を跨いでしまいましたが、
少し前にやっっっっっと形になったので、
この製作記も今日の更新で無事完結という事になります。
今までご覧いただきましてありがとうございましたm(__)m

前回の更新から進んだのはせいぜいガラス貼りと細部の
調整程度で、改めて書くまでもない(ガラスはいつも通り
タミヤの0.2ミリ)ので、あっさりと省略しちゃいます!!!
以前ちらっと書いたように、床板固定用のプラ材が
大きすぎてガラスが貼りにくいっていうのはありましたが、
大きなトラブルもなく完成となりました。




何だかんだでキッチンの小田急旧型車を作るのは06年9月のデニ1101以来、かなり久々の事となりましたが、
時間こそかかったものの、細かな追加工作を省略したおかげで無理をせず楽しく作る事ができたかなと思います。
今回は初めて本格的にエアブラシによる塗装もしましたが、早くも調色ができるという利点を生かすことが
できたのは幸いでした。今回はプライマーもマッハのを薄めて吹き付けてあるので、使い方さえ間違って
いなかったなら塗膜の剥がれにくさも格段に向上しているはずです(´∀`)

さて、こうして1300形は完成しましたが、手元にはキッチンの小田急旧型車シリーズがごろごろしています。
今年の大きな目標である鋼製大型車の決定版の製作を進めつつ、旧型車の充実も図る予定ですので
今後とも緩やかにご期待下さい♪ご覧いただきありがとうございました!!!


完成した車両は こちら で公開しています。是非ご覧下さい。

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