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■ 小田急1400形製作記

模型屋で見た小田急HB車の作品に刺激を受け、
早速グリーンマックス(以下GM)の国鉄旧客キットを買って
小田急の1400を作り始めました。
今回改造ベースにはスハ44形客車を使いましたが、切り継ぎや
窓埋めなどかなりの大改造となりそうです。
ちゃんと形になるかちょっと不安ではありますが、
このページではその1400形の製作の様子を作業が進むごとに載せていきたいと思います。
ご笑覧くださいませ。





2005年11月27日

改造前の側板です。
ご覧の通り小さい窓がズラリと並んでいます。
この側板を実車にあわせて切り継いだりしていきますが、
細かなモールドが少ないので不要モールド削りの作業は
ラクそうです。まずはこの側板から
作業を始めることにしました。
加工途中の様子を飛ばしていきなり改造後の画像です。
加工の様子は近々、残りの側板を改造する時に掲載したいと
思います。

改造はまず車端部にある扉部分をニッパーで切り取って跡を
きれいに仕上げ、その後それぞれ窓が4個、10個、3個になるよう
切断します。窓が4個と3個になる部分はその中の窓を1個、
10個になる部分は2個の窓、そしてドアとは反対側の端にある窓
(上の改造前画像参照)をそれぞれ0.3ミリプラ板で埋め
(表側だけでなく裏側も水平になるようにする。これは
この後の作業で埋めた部分の断面が露出するような
形になるため)、その後実車写真を参考に埋めた窓の
半分くらいの位置で切断します。これが扉の横の柱となります。
その後加工の済んだ各部分を合体させますが、扉の上下の部分は
プラ板で新製しました。この部分には最後にタヴァサホビーハウス
(以下タヴァサ)のプレスドアパーツをはめ込みましたが、
ちょっと工作をミスしたようで若干嵌り方が緩くなってしまいました。
ちゃんと修正するか妥協するか迷うところです。

加工前の側板では幕板がかなり広く、その部分が狭い
小田急HB車とは雰囲気が違いますが、コレに関しては
雨樋部分を切り取り、切り取った部分と同じくらいの厚みの
プラ板を車体裾に貼ってみました。まだ整形不足で
凸凹している部分がありますが、今後整えていく予定です。
2005年12月14日

暫く作業が中断していましたが、数日前に再開し
新しい側板が一枚仕上がりました。
最初に仕上がった側板はドアの上下部分をプラ板で新製して
切り継ぎしていましたが、今度は側板に直接四角い穴を開け、
そこにドアをはめ込む方法に変更しました。
切り継ぎ箇所が減るほか、強度が大幅にアップするなど
こちらの方法のほうが明らかに良さそうなので今後作る側板は
同じ工法で製作する予定です。
なお、この新しい工法に関しては下で詳しく書かせていただきますので
宜しければご覧ください。

先に仕上がっていた側板もドア横の柱の太さを調整し、
微妙に曲がっていた切り継ぎ部分も修正しました。
上で書いた「新しい工法」をご紹介します。

まずはどこにドアを設置するかを決め、それにあわせて
切り継ぎ位置や窓埋め範囲などをこのように鉛筆で書いていきます。
そして書いた線にあわせて窓のいらない部分をプラ板で埋めます。
どこを埋めてどこを残すか時々わからなくなるので
こまめに確認し慎重に作業を進めました。
車体裾に0.3ミリプラ板を2枚重ね(0.5ミリプラ板1枚の
ほうがラクそう)にして2〜3ミリ幅に切り出した物を
接着します。これで車体裾を継ぎ足す事になります。
継ぎ足した裾に接着剤をよく流し(タミヤセメント緑キャップを
流し込んで乾燥後、瞬着も薄く塗る)、それが乾いてから
ドアの位置(高さ方向)を決めて鉛筆で書き記します。
画像ではまだ余分な瞬着を削っていませんが、これは間違いで
削ってから線を引いたほうがいいです
(当然ですが瞬着を削ると同時に線も削れる為)

これでドアの位置が完全に決まったことになるので、一旦
ドアパーツをあわせてピッタリあうかどうか確認します。
そして問題がなくなったら画像のようにピンバイスで穴を
出来るだけ多くあけます。
そして開けた穴同士を繋ぐようにカッターの刃を入れ、切り取ります。
そうすると画像のように穴があきます。
この後余分なところを削って出来上がりとなる訳です。

穴をひとつあけるのにこれだけ手間をかけるのも大変ですが、
最初からカッターで側板を切り取るのは側板の厚さなどの関係で
結構大変なので、このようにして穴をあけています。
上で開けた穴をヤスリなどで四角く整形し、その後最初に書いた線に
あわせて側板を切断しました。
不要部分を抜くとこのようになります。
これを繋ぎドアをはめ込むと1400形の側板が出来上がりです。
ついこの間まで切り継ぎなんてほとんどやった事がなかった為
今でもどうも慣れず、切断した側板を整形しているうちに削りすぎて
ご覧のようになってしまう事があります。
このような形に削れてしまうとさらに削って真っ直ぐにするという
事ができません。

このような場合にはとりあえずまずそのまま繋いでしまいます。
といっても切断線が曲がっているため注意しないと側板も曲がって
ついてしまいます。慎重に真っ直ぐになるように繋げます。
そして0.3ミリプラ板を適当な幅に切り、更に画像のような角度で
カッターの刃を動かし薄く削ります。
そして薄く削ったプラ板を隙間に挟みます。
この後余分を削ってプラ板だけでカバーできなかった細かい隙間を
瞬着で仕上げ、失敗部分の修復完了です。
2006年1月5日

1両目を組み立てました。
屋根板は色々迷いましたが、キットの物を使うことにしました。
しかしそのままでは形状が違うので中央部分の裏に筋彫りをして
軽く曲げ、肩の部分は0.5ミリほど切り詰めた上で整形しました。
ここで切り詰めるのは形を整えるという意味もありますが、
今回は車体幅をキットの妻板より少し狭く作ることにしたので
それに合わせる為でもあります。
前面に繋がるおでこ部分は以前製作した1600形1601Fの時と
同様、プラ板を積み重ねて作ったブロックを削り出して製作しました。
カッターで大まかな形を作った後紙ヤスリで整形し、
パテや瞬着で傷を埋めた上で再度整形してあります。

前面と妻板はプラ板で自作しました。
色々考えた末、今回は時代設定を昭和33年ごろとしました。
当時の写真を見てみると後にHゴム支持となった
貫通扉の窓はまだ木枠(か?)で、行き先表示も
箱状の表示機ではなく板による表示だったようなので、
その通りに作りました。
外張り、窓枠・貫通扉兼内張り、貫通扉の窓枠という
3枚重ねにしました。妻板もほぼ同様のつくりです。

近いうちに雨樋を取り付け、乗務員扉も作ってはめ込みたいと思います。
2006年1月15日

先日組み立てた車体に細かな部品を付け始めました。
シル・ヘッダーは苦手な切り継ぎ工作のせいかどうもくっきりしてない
ので一旦全部削ってしまい、タミヤの0.2ミリ透明プラ板で
付け直しました。しかしシル・ヘッダーどちらも太すぎましたね・・・。
雨樋もプラ板の細切りで作って巻き、縦樋と貫通扉脇手すりも
0.4ミリ真鍮線から作って取り付けました。
縦樋は0.3ミリドリルで開けた穴にボナの割ピンを差し込み、
その輪っかに適当に切った真鍮線を通した後瞬着で固定しました。
手すりはかなり太いですが、これは使うドリルを間違えたのか
取り付け穴が妙に大きくなってしまったこと(修正めんどくさい)と
強度を考え0.4ミリにしました。シルといい手すりといい
太すぎるものばかりでやたらとごっつい車体になってきました・・・。

なお、もう一両は側板がほぼ出来上がってきたので、近いうちに
前面や屋根板を作って組み立てる予定です。
床板はスハ44キットの物の幅を少し詰め、切り継いで
短縮して使うことにしました。切り継ぎ部分周辺ではこのように
モールドを削ってそこにプラ板を貼り、補強しています。
車内側からも同じように補強しています。なお、台車は仮のものです。


その2

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