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プラ板を使った車体自作 小田急2200形製作記その2

側板・妻板をプラ板による自作、前面・屋根板や床下を既製品改造で 製作する小田急2200形製作記の続編です。




◆3月20日(土)◆   これまでの工作で1両はなんとか箱になって細部工作中なので、
今日はもう1両を組み立てる事にしました。
まずは出来上がっている側板の裏に補強を貼る事からはじめました。
これはプラ板を適当な幅に切ったもので、太いほうを腰板部の裏に、
細いほうを幕板部の裏に接着します。
窓周りには補強がない状態となりますが、一応その部分も外張りとドア・窓枠兼内張りの2枚重ねにはなっているので
それほど問題はなさそうです。
妻板も側板と同じ方法で作っておきました。
さて、ここまで出来ればあとはGMキットの組み立てと大して変わりません。
まずは前面と側面をL字型に組んでから側面と妻面もL字型に組み、それを組み合わせて口の字型にする
いつも通りの組み立て方法です。
側面と妻面は口の字型に組み立て終わったので、次は屋根を接着します。
今回はGMの東武8000系キットの余剰品を活用することにしましたが、
屋根Rがかなり浅いので、紙ヤスリでの大規模な修正をすることにしました。

まずは長すぎる屋根を切り詰め、時々車体に組み合わせて様子を見ながら少しずつ調整していきます。
妻面上端のRは屋根板によって決まるので、この時点では画像のように少し上のほうまで
余分に伸ばしておきます。
屋根板の長さ調整が済んだら、どのような位置に接着するかよく確認して、
丁度良い位置で接着します。
側面と接する部分は接着剤を塗布する範囲が広い(長い)ので、
まずは接着剤をつけずに車体に当てて、その裏から流し込みタイプ接着剤(タミヤセメントの緑キャップなど)で
接着します。
この接着剤は塗るとすぐに揮発してしまうので、点付け(?)方式で接着していきました。
まずは乗務員扉の上あたり、次は一番後ろの窓あたり、その次は真ん中のドアあたり・・・と
最初に2箇所を部分的に接着して、次にその真ん中を接着、次はさらにその真ん中を・・・
といった感じで少しずつ接着していきます。
上の画像を見るとわかるように、側面と屋根との間に大きな段差があります。
当然この段差を残すわけではなく、その位置に厚さ0.3ミリのプラ板を2枚重ねて接着します。
この後余分を削り、さらに隙間を埋めて張り上げ屋根部分を製作するのです。
これも”点付け方式”で接着しますが、その後表からも継ぎ目に少量の接着剤を流し込みガッチリ固定します。
さて、接着剤が乾くまでの時間を利用して屋根板に開いた穴を埋めます。
今回使用した東武8000系用の屋根板には最初からクーラーやパンタグラフの取り付け用の孔が開いている為です。
ランナー引き伸ばし線の端を画像のように差し込み、丁度良い太さの部分をニッパーで切断します。
この後、カッターや紙ヤスリでキレイに仕上げます。
張り上げ屋根部に接着した板がガッチリ固定されていることを確認してから、
その板の屋根からはみ出す部分をカッターで大雑把に削り、その後紙ヤスリで
張り上げ屋根となる部分を丸く削っていきます。とにかく手間がかかる作業で、かなり出っ張っている部分はカッターで注意深く削っていきます。

全部削るとだいぶ実車のイメージに近くなってきて嬉しくなりますね。
今回は車体が予定より少し短くなってしまった関係で、2両を連結した時に
車体の端よりカプラーポケットが張り出して連結面間隔がかなり広くなってしまうので、
苦し紛れにカプラーポケットを切り継いで短縮しました。
トレーラー台車のほうは瞬間接着剤で固定した他に所々に孔を開け、ホチキスの針を曲げた物を通して補強としました。
問題は動力台車のほう。
こちらはギヤがある関係で補強が入れられません。
仕方ないのでカプラーポケットをカプラー本体が入る大きさギリギリまで短縮して、瞬間接着剤で固めました。
しかしそれだけではやはり強度に不安が残るので、カプラーポケットの裏(下)にプラ板を貼り付けておきました。

う〜ん、強引ですねぇ(^^;
とりあえず今後はプラ板のはみ出しを削り、この部分を艶消し黒に塗装して目立たなくする予定です。
手前の車体が先に組み立てて、ベンチレーターやランボードを取り付けたデハ2204号です。
そして奥が今回組み立てたデハ2203号。
技術的にまだ未熟なので2両で少し違った雰囲気になってしまった部分もありますが、自分としてはいつもに比べて丁寧な工作ができたかな・・と(^^;
◆3月26日(金)◆   昨日は屋根上を中心に作業しました。
ランボードは細切りにしたプラ板に、市販ランボードパーツを千切り(?)にした脚を5ミリ間隔で接着した
ものです。米粒より小さい”脚”を1つずつ接着していく作業は二度とやりたくないです(^^;
苦労した割りに仕上がりがイマイチなのがちょっと悔しいところですが・・・。

ベンチレーターも自作で、0.3ミリプラ板を3枚重ねた板を所定の大きさに切り出し、
カッターや紙ヤスリを使って整形したものです。
その他のパーツ類(パンタ台・避雷器・避雷器台座や雨樋など)も殆どプラ板を使用した自作で、
パンタ台は真ん中に孔を開けてマイクロエース製のパンタグラフを取り付けられるようにしてあります。
何故にマイクロのパンタを・・・?と思われるかもしれませんが、実は製作中の5000形(マイクロの2600形ベース)の余剰品活用なのです。
実車とは少し違うかもしれませんが、中々繊細な仕上がりなので満足ですね。
連結面側妻板はこんな感じです。
幌枠は開口部より一回り大きく切り出したプラ板を貼り付け、
完全に固着した後真ん中をくり貫いてフチだけ残すことにより表現しました。
雨樋は細切りのプラ板を折り曲げて作ったもので、配管はランナー引き伸ばし線で製作しました。

その他昇降ステップや渡り板などもランナー引き伸ばし線やプラ板を使用して製作しましたが、昇降ステップは若干形状が違ってしまいました。
◆4月1日(木)◆   車体の細部工作も終了したので、いよいよ塗装を開始しました。
・・・といってもオレンジ色塗装までは数日前に済ませてありまして、今日塗ったのは紺色・細部の色差し・クリアー・屋根・床下などです。
その後窓ガラスを貼り、とりあえずデハ2203号が完成しました。
自分で言うのもなんですが、側面も含めてちょっと自信ありの仕上がりです(^^)

今回使った色は、オレンジ色にGMの17番(近鉄オレンジ)を、紺にはGMの16番(青20号)、
クリアーにはGMの44番(半艶クリアー)、屋根と台車にはGMの14番(灰色9号)
床下機器類にはGMの10番(黒)

・・・といった感じです。
しかし青20号はちょっと失敗で、予想以上に明るい色になってしまいました。
オレンジの上に塗ると明るくなるだろうと予想して、間に黒を軽く吹き付けておいたのですが
あまり効果はなかったようです(^^;

前面の窓ガラスは、塩ビシート(GMキットに付属している窓セル)を開口部にピッタリの大きさに切り出して嵌め込んだ後、
ボンド水溶液を裏側から少量流し込んで固定しました。

もう片方の車両もオレンジ塗装までは終わっているので早く完成させたいところです。
◆4月3日(土)◆   昨日、デハ2204号の紺色塗装から窓貼りまでの全作業を終了させてやっと完成となりました。
かなり手間をかけたので完成した瞬間は嬉しかったですね〜(^^)
製作開始が3月14日でしたが、途中から春休みに入ったこともあって一部自作なのに一ヶ月もかかりませんでしたね。
逆に久々の自作なので楽しかったというのもあるかもしれませんが(^^;

何にしても無事に仕上がって良かったです。
また気が向いたら作ってみようと思います。


完成後の画像はこちらで公開しています。是非ご覧下さい。

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