![]() | ◆2004年3月14日(日)◆ 以前から材料は用意してあって、車体も一度作ってみたのですが どうしても納得のいかない仕上がりになっていしまったのですぐにバラしてしまいました。 しかし、せっかく材料があるのに何時までも放置では勿体無いので久々のプラ板工作となりました。 今回使用するプラ板はタミヤの厚さ0.3ミリプラ板で、外張り・内張り・補強全てにコレを使用します。 長所は薄いので窓抜きがしやすい事ですが、タミヤセメントのような ”溶かす”タイプの接着剤を大量に使用すると溶けて凹むor穴が開く場合があるという短所もあります。 場合によっては厚さ0.5ミリプラ板を利用しても良いかもしれません。 前面と屋根板はそれぞれGMの京急1000形キット付録前面と東武8000系中間車用屋根板ですが、 前面は既に一度組み立てた車体から取り外した物なので 登場時仕様に改造してあります。 また、屋根板は余り物です。 とにかく製品にない車両が(キットに比べて)安く作れるのが自作の強みなので、この際とことん節約してみることにしました(^^; |
![]() | さて、側板の罫書きをはじめます。 まずは適当に直線を1本引きます。 |
![]() | そして、その引いた直線に垂直になるように定規を当てて それに沿ってもう1本直線を引きます。 |
![]() | 2番目に引いた線は側板の天地方向の線となるので、側板1枚ずつの高さとして16ミリ間隔で目印をつけます。 なんか説明が非常に難しいのですが(^^;、画像を見ればお分かりいただけると思います。 |
![]() | 次に動力ユニットと床板から側板の長さを決めます。 113ミリの位置に目印をつけておきます。 |
![]() | 最初に引いた線に垂直になるように113ミリの目印にもう1本縦線を引きます。 そしてこの線上にも側板1枚ずつの高さとして16ミリ間隔で目印をつけておきます。 |
![]() | 2本の縦線に付けた目印同士を直線で繋ぎます。 これで側板の基本的な形が出来ました。 側板を1枚ずつ切り分ける時にはこの線を目印に切断することになります。 |
![]() | もう1つ同じ物を書きます。 こっちは内張りとして使用します。 また、外張り・内張り共に失敗に備えて2両製作するために4両分書いておきました。 一見無駄なようですが、窓抜きで失敗したときに足りなくなった分の 側板を作りなおすとなると激しく面倒で、結局挫折してしまったりするので念のため用意しておいたほうが安心です。 |
![]() | さて、側板の基本的な形が出来たところでいよいよドアやら窓やらといった 見た目に大きく影響する部分の罫書きをします。 まずは乗務員扉から。 側板前端から1ミリの位置に目印を付けて、上のほうにも同じように目印をつけてそれを直線で繋ぎます。 文章だとわかりにくいので横の画像と下の2枚の画像をご覧ください。 |
![]() | ドアとドアの間の窓などは、このようにまとめて目印をつけたほうが効率的です。 |
![]() | これでドアと窓の長さの罫書きが完了しました。 出来る限り同じ窓割りの側板を縦に並べて罫書きするようにします。 |
![]() | 内張りはドアの長さだけ書いておきます。 |
![]() | 次にドアと窓の高さの罫書きをします。 まずは車体裾からドアまでの高さとして直線から1.5ミリの位置に目印をつけます。 最初に乗務員室扉辺りに目印をつけて、その後一番後ろの客用ドアあたりにも目印をつけます。(つまり一番離れたドア2つの位置でそれぞれ目印を付ける) そしてその目印同士を直線で繋いでドア下側端のラインが出来上がりとなります(これまたすごく説明しにくいです^^;) |
![]() | ドア下側端のラインから12.5ミリの位置に側板の前後それぞれ2箇所に目印をつけて、 それを直線で繋いで・・・と今まで通りの方法を繰り返してドアのドアの上端ラインの出来上がりです。 窓も同じ方法で、車体裾から6.5ミリの位置が下の端ラインで、そこから5.5ミリの位置が上端ラインです。 このドア・窓の高さ方向の罫書きが終われば外張りの罫書きは完了です。 線同士が重なり合い、何がなんだかわからないかもしれませんが 慣れてくるとこの状態からの窓抜きも意外とラクにできます(^^) |
![]() | 次は内張りのドア窓の罫書きです。 方法は今までどおりです(寸法は忘れてしまいました・汗) |
![]() | 外張り・内張り共に罫書きが終わったら次は窓抜きです。 使うのはごく普通のカッターナイフで、ドアや窓の隅などRの付いている部分は注意深く丸く切り抜いていきます。 直線部分は定規を使っても良さそうですが、個人的には切り抜く部分が小さくて非常にやりにくいので、 窓やドアの切り抜きは完全にフリーハンド(?)で行い、出来上がった側板を1枚ずつに切り分ける作業(非常に長い直線を切り抜く場合)のみ定規を使用して切っています。 |
![]() | まずは書いた線に沿って多少余裕を持って大まかに切り抜き、バリや捲れ、切り残しがある場合はカッターの刃で軽く削り取った後ヤスリで仕上げます。 この作業でせっかくキレイに切り抜いた窓隅のRを崩してしまう事もあるので注意深く作業しましょう。 また、手の置き場に気をつけないとすぐにグサッといきます(^^; |
![]() | 内張りは、ドア・窓枠を兼ねているのですが、この時点で切り抜くのはドア窓のみです。 今回製作する小田急2200形の時代設定は登場時(1954年=50年前です)ですが、 この時代の2200形のドア窓は後のプレスドアに比べて窓がかなり大きく、 隅のRは小さく角ばった窓で、Hゴムもない非常にシンプルな形なので切り抜きは簡単でした。 また、内張りはそのままだと罫書きの多少の誤差でズレたりするのでドア脇で3つくらいに切り分けて、それぞれ別に外張りに貼り付けると作業しやすいです。 |
![]() | 内張りのドア窓の切り抜きが終わったら外張りと内張りを貼りあわせます。 まずは少量の接着剤で外張りと内張りを貼り合わせてみて、外張りのドア開口部と内張りのドア窓とを見比べて丁度良い位置に調整してから タミヤセメント緑キャップ(流し込みタイプ接着剤)を裏側から流し込んで完全に固定します。 ドア部分はこれで大体出来上がりですが、窓部分は内張りで塞がれているので、これから内張りのほうを外周を少し残して切り抜き、窓枠を作ります。 |
![]() | ◆3月17日◆ 昨日は頑張って側板2枚を完成させました。 さて、内張りで窓が塞がった状態はこんな感じです。 上のほうで書いたとおり、これの真ん中をくり貫いて窓枠を製作します。 |
![]() | くり貫くと言っても、もちろんいきなり切るわけではなく下書きをします。 外板から一段凹んでいて定規を使うと作業しづらいので窓抜き同様にフリーハンドで下書きをします(^^; 画像を見るとかなり適当ですが、あくまで目印程度のものなのでこれくらいで充分です。 |
![]() | 目印の線の少し内側をくり貫きます。 目印の線ギリギリでくり貫くと失敗したときの修正が難しいので 最初はこんな感じにくり貫きます。 この後カッターやヤスリで慎重に整形します。 |
![]() | さて、整形作業が終わったらプラ板を細切りにした中桟を取り付けます。 最初は中桟部分を残してくり貫いていたのですが、あまりに面倒なので後付けにしました。 また、実車は開閉窓には段差が付いていますが、これも表現するとなるとおそろしい手間が かかりそうなのでやめてしまいました。 また、細かい作業をする時は光にかざして作業するとミスを発見しやすいので良いです。 |
![]() | これで側板は大体出来上がりなので一枚ずつに切り分けます。 こればかりは長い直線を切断するので定規を使って作業します。 |