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■ 小田急2400形製作記




気が付けば一昨年になってしまった2007年、衝撃の発売を受けて旧塗装編成を購入した2400形ですが、
どうしても旧塗装の色調が好みでなかった為、塗り替えをする事にしました。
また、個人的にはやはりピカピカの登場時が好きということもあり、
結局塗り替えついでに車体そのものにも多少手を加えてみる事にしました。

形態としては小田原方クハの冷房を撤去して前面の種別表示窓を埋めれば登場時仕様になりますが、
前面手すりやライト類など加工次第でもっとカッコ良くなりそうな点が幾つかあるので、
その辺についても手を入れられればなぁと思っています。

プロトタイプはトップナンバー2451Fの登場時。
昭和34年の暮れには入線していたようですが、営業してたかわからないので、
大体昭和35年くらいの時代設定になるんでしょうかね。手元にCPの2200系部材が
4両分あるので、うち2両分を当時唯一の貫通顔かつ2連のFM系だったと思われる2217Fとして、
この2400と繋げようかなぁと考えています。モハ1の末期形態である1100(S35年2月時点で
営業車あり)がまだ居たり、貨物や新聞輸送も余裕で健在だったりという凄まじく興味深い年代ですので、
今回のカルダン車6連を皮切りにこの年代の車を充実させていきたいなぁとか、夢を膨らませています・・・(´∀`)





2009年3月25日

昨年秋の時点で既に塗装は剥がしてあったのですが、
そこから長い放置を経て、ようやく着工しました(・∀・;)
塗装剥離はIPAに漬け込むことで行ないましたが、今回は
2〜3時間程度放置した後ハブラシでこすりましたところ、
難なく剥がれてくれました。

色を落とした後はまず一番気になる前面から手をつけ
まして、第一に種別表示窓の埋め込み、第二にライト類
の加工を・・・。
種別窓は厚み1mmのプラ板を開口部の大きさピッタリに
切り出した後はめ込み、瞬着と紙やすりで適宜隙間を
埋めていきました。ここで厚いプラ板を用いるのは、車体
がそこそこ肉厚のあるものなので、こうした方が接着面
積が稼げるんじゃないかなぁという考えからです。車体
裏側に出っ張っちゃうと今度ははめ込みガラス(当然
種別窓部分は切り取るが、その下の窓と近接している
為、窓埋め部分に多少干渉するかなぁと・・・)を付ける
ときに面倒ですが、1mm程度なら何ら問題ないようです。

続いてライトですが、まずヘッドライトはレンズ部分が
少し小さいように感じた為、銀河のN-082(直径1.8mm)
がはまるように穴を拡げました。塗装後レンズのはめ込
みに梃子摺るのは嫌なので、スムーズに入る大きさの
穴としましたが、2灯並ぶと寸法的には中々厳しい事に
なり、ライトケースを破壊しないよう細心の注意を払い
ながらの作業となりました。
今回使用するN-082は極めて薄いパーツの為、レンズ
がはまり込む1.5mm程度の深さの地点まで拡幅すれば
良いのは幸いでした。ようは深さ1.5mm地点までは
直径1.8mmあるのですが、それより先はすり鉢状に狭く
なっている訳です。
塗装後、そのすり鉢状の部分に輝きの強い銀を塗り、
上からクリアグリーンに着色したレンズをはめ込めば
良好な質感が得られるのでは・・・と考えています。

テールライト兼急行灯も、元々のモールドは少し大き
過ぎるように感じた為、タヴァサのPN-032(私鉄用種別
標識灯)が入るようにしてあります。前述の種別表示窓
とこの急行灯の交換にあたってその下の手すりモールド
が邪魔になりますが、今回はこれを含め前面の手すりは
全てCPのFM系用に交換するため、何の躊躇もなく削っ
てあります。現時点では貫通扉脇の手すり取り付け穴が
まだ手付かずですが、CPパーツ取り付けにあたっては
この大きすぎる穴を埋め込んだ上で新たに0.3mmの取り
付け穴を開ける予定です。
今回は試作冷房車のクハ2478が入った編成を改造
種車とした為、片方の先頭車の屋根に開いた冷房
取り付け穴を埋め込む工程が必要になりました。
新塗装編成の製品なら全車非冷房となりますので、
この作業が省略できます。

穴埋めは適宜丸棒やランナー引き伸ばし線と瞬着を
使って行ないましたが、ご覧の通り元々冷房があっ
た所には、非冷房車同様に扇風機カバーのモールド
があるので、今回はコレを生かそうかと思っています。
8月8日

長い事3000形や2600形の製作に掛かりっきりでしたが、
前面周りを中心に久々に手を加えました。

まずは元々貫通扉脇にあった樹脂製手すりの跡を埋め、
新たに金属製手すりを植え込む為の穴を開ける作業から
始めましたが、結果から言ってしまえばこの工程はあんま
り意味がなかったようです・・・(理由は後述)
一応各工程の画像を撮ってありますので、とりあえず
施した加工の流れをご紹介してまいります。

左の画像は、元の取り付け穴をランナー引き伸ばし線で
埋め込み、微量の瞬着で表面を処理した後新しい取り付
け穴を開けた状態です。
まぁ、この時点で前述の「この作業は意味がなかった」
理由がわかると思うんですが・・・実は今回、クロポのFM
手すりの手持ちが少なくなってきた為、銀河の鉄コレFM
用手すりを使うことに変更しまして、それの取り付け穴が
直径0.4mm(元の樹脂製手すりとほぼ変わらない)、
しかも大きさ・取り付け穴の位置まで殆ど同じである為、
結果としてわざわざいったん穴を埋め込んで開けなおす
作業はいらなかった・・・というわけです。

まぁ、実車の写真と細かく比較すると、取り付け位置は
ごく僅かに上げたほうがよりリアルかなぁというのはある
んですが(今回は手間が無駄になるのが悔しくて、キッ
チリ修正しましたw)、別に言われなけりゃわかんない
くらいの違いですので、今後同じ方法で作られる方は
わざわざ開けなおす必要ないと思います・・・('A`)
さて、貫通扉脇の手すりを取り替えるのに伴い、バランス
をとるためいつものように他の部分の手すりも取り替える
ことにしましたが、これをやるにあたっては最近多用して
いるモノグサ工法を採りました。
具体的には、元のモールドを残した状態で手すりの植え
込み穴を開けるというもので、元のモールドと全く同じ
位置に手すりを植え込む場合、こうすることで寸法を測っ
たりケガキを行なう手間が省けるというメリットがあります。
もちろん、雑にやれば即デタラメな位置に穴が開いてしま
うという欠点はあるのですが、今回のように微妙なRを
描いた面などの場合は、無理に寸法を測ってケガキを行
なうよりも正確な位置決めができるケースもあり、
このような方法を採用しました。

元のモールドを残したまま・・・と言っても、元のモールドと
同程度の大きさの手すりを植え込みたい場合、そのまま
では穴が開けづらいので、まずご覧のようにモールドの端
を少しだけカッターで削ってやります。普通にモールドを削
る時とは違い、このように刃を立てて一度切り込みを入れ、
その後で刃を寝かせて削りたい部分だけコソゲ落とすよう
に作業するとスムーズに進みました。
モールドの両端を削った後は、普通に手すりの植え込み
穴を開ける時と同様、針状のもので穴開け予定の位置を
突っつき、穴開けの際ドリルがぶれないようにします。
車体裾の手すりモールド両端が削ってあり、そこに小さな
突っつき傷があるのが確認できると思います。

今回、窓上にある手すりに関しては、標識灯を交換する時
にモールドを削ってしまってあった為、通常のケガキによる
位置決めを行ないましたが、一旦前述のようなモノグサ工
法に慣れてしまうと、従来の方法がとてもまどろっこしく
感じてしまうものです・・・。
穴開け完了の図。
窓上に関しては、ケガキが若干適当だったので、穴開けの
段階で結構調整してます。

また、貫通扉の渡り板はクロポのFM用手すりに入っている
パーツに交換する為、モールドを削っておきました。
今回は登場時仕様とする為、マスキングの邪魔になる貫通
扉脇の手すりは塗装後の取り付けとしますが、他の部分は
極力塗装前に取り付けておく事にしました。
手すり類を全て塗装後に取り付けとすれば、確かにマスキ
ングは格段にやりやすくなるのですが、塗膜を傷付けずに
手すりを植え込むっていうのがとっても苦手な為、こうして
います。
今回の場合、黄色を塗ってから紺を塗りますので、窓上の
手すりなんかはまだないほうがテープを貼りやすいのですが、
塗り分け線はヘッドライトのすぐ下あたりを通る為、避けようと
思えば避けられるという事で取り付けてしまいました。
さすがに標識灯は邪魔になるのでこれだけ仮取り付けとして
ありますが・・・。

なお、貫通扉脇の手すりは前述の通り銀河の鉄コレFM用を
使いますが、この手すりはかなり“骨太”な印象のもので、
バランスをとる為には窓上や裾の手すりも同様なものである
事が望ましい為、今回は以前クロポで発売されていた小田急
用手すりセット(FM用ではなく、鋼製大型車全般を網羅する
タイプのもの)に入っている手すりを用いました。

渡り板は位置が低すぎたので、近々修正する予定です・・・。
今回用いた銀河の鉄コレ用手すりってのはコレです。
予め塗装が済んだ状態で入っている為、割合手軽にディテー
ルアップを楽しめますよっていうもののようです。
以前、本来の用途である鉄コレにも使いましたが、前述のよう
に塗膜を傷つけずに手すりを植え込むのが下手な私には中々
難しく、結局タッチアップが必要になりました(´Д`;)
確かに理屈上はお手軽ですが、実際本当にお手軽の恩恵に
与れるのは器用な人だけなんじゃないかと屁理屈をこねたく
なります。

入っているのは貫通扉脇の手すりだけですが、
1セットで4両分(計8コ)入っています。
ちなみに中身はこんな感じ。
台紙の説明によればステンレス素材に焼付塗装を施してある
との事で、手すり本体・塗膜ともに非常に頑丈です。

今回は旧塗装車に用いる為、このアイボリーの塗装を剥がせ
ないものかと1000番のペーパーを掛けてみましたがビクとも
せず、400番でもあんまり剥がれない。かっとなって余白を
カッターでゴリゴリやってみたらようやく目立った傷が付くという
程度でしたから、普通に使うなら塗膜剥がれの不安は限りなく
低そうな感じ。アイボリーの電車に使うなら頼もしいパーツです。


今後、作業が進むごとに更新していきます。

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