Sponsored Link


■ 小田急3000形(3272F)






実車はすっかり小田急の最大勢力となりましたが、
我が家にはこれまで一本も3000形が居ませんでした。
何度となく製作候補に上がってはいたのですが、如何せん手をつけている物が多かったり、
キットがやや高価だったり・・・何だかんだで中々実現には至りませんでした。
結局キット発売からかなり経った後、久々に再生産されたのを機に何とか材料の調達は済ませ、
その後長い長い制作期間を経てこの5月にようやく完成致しました。製作開始から今に至るまでの
時間を振り返るとどうやら丸一年近くなるようなのですが、実際の作業時間は今年に入ってからの
塗装作業が大半を占めていますから、多分放置期間を取り除いてしまうと正味の作業時間は
かなり短くなるはずです。なかなか集中できていなかった、ということですね・・・。
仕上がりもそれを表すかのようなものとなってしまい、当初の意気込みの割にお恥ずかしいものと
なってしまいましたが、下手なりに今考えられるあらゆる工夫を盛り込みましたので、このページでは
そのあたりについて詳しくご紹介したいと思います。
少しでも参考としていただける点がありましたら、とても嬉しく思います。

なお、ほとんど更新していなくて内容は穴だらけですが、一応製作記らしきものを書いてありますので、
よろしければ併せてご覧下さい。





◆ 基本的な構成

ベースはグリーンマックス(以下GM)の塗装済みキットです。
今回は基本セットと増結セットを一つずつの6両編成として仕上げました。
製品は塗装済みキットとして販売されていますが、銀の粒子が
やや粗いところがあるので、今回はその他気になる点の加工も兼ねて
一旦塗装を全て剥離、改めてエアブラシにて塗り直してあります。
主な加工箇所は以下の通りです。


・屋根板端部の加工
キットは車体と屋根板が分かれていますが、成型上の都合なのか
屋根板の端(妻板と接する辺り)が車体側にモールドされており、
そのまま組み立てると本来ある筈のない継ぎ目が屋根板にできて
しまい、若干かっこわるいです。
また、屋根板自体も雨樋がモールドされていたりして、どの道塗り分けが
必要になる為、今回は普段の板キット組み立てと同じように塗装前の段階で
屋根板を車体に接着してしまいました。
そして、屋根の端にできる上記の継ぎ目を瞬着にて埋め、実車同様の
外観となるようにしたのです。塗装は面倒になりましたが、
これでだいぶちゃちさが薄れたのではないかと思います。


・妻面昇降ステップの修正
私も人からきくまで知らなかったのですが、どうやらキットの妻面にモールド
されているステップは配置が実車と異なるようです。製品状態では貫通路を
隔てて両側で違う並び方(つまり左右非対称)をしていますが、実車は左右
対称の並び方をしているのです。小田急通勤車は大抵、新宿向きの妻面と
小田原向きの妻面でステップの配列が決まっていて3000形も例外ではあり
ませんが、見た感じ製品ではそれがゴッチャになった折衷型ともいえそうな
配置になっている感じで、どっちつかずの形態ということになります。

数も多いので手を加えるのにはやや躊躇いがありましたが、せっかく塗装を
やり直すのだから・・・ということで意を決してモールドを削り、鬼のような
取り付け穴開けを行ないました。ステップの配列に付いては下で画像を付けて
細かく説明するのでここでは省略しますが、新宿向きが多く、小田原向きが
少なくなるのが正しいです。

ステップ本体は今回、銀河モデルのN-255という汎用手すりを使いましたが、
このパーツは輝きのある銀色の金属で出来ていて、その質感は実車の
ステップにもやや似ている為、これを生かすために塗装後の取り付けとしています。


・車高下げ
これはもはやどの車両を作る時でもお約束の加工になっていますが、
今回の3000形の場合、キットに入っているスカートがそのまま付けると
やや寸足らずに見える(スカートの裾とレールの間がスカスカ)為、
車高を下げる事でこれが軽減できるという大きなメリットがあります。
もちろん横から見た時も台車と車体の隙間はないほうが断然カッコよく、
甚だ手前味噌ながらこれはやって大正解の加工だったなぁと思っているところです。

加工自体は単純なもので、側面のガラスパーツの裾にモールドされている
床板保持用の爪を1mm弱切り詰めるだけの事です。車高が不揃いになるのが
心配なら、ガラスはアテにしないで車体側にプラ棒などでリブを設けるとより確実かもしれません。

床板側には特別な加工は要らず(床下機器を取り付ける際はスペーサーを挟んで
取り付け位置を下げる必要がありますが)、いたって簡単な工作ですが、
できあがった車両は加工前とは雲泥の差で、特に3000形後期車の一番の特徴
ともいえそうな大型スカートは狙い通り重厚な雰囲気となってくれました。


・ドアレールのステッカー化
これも最近はしょっちゅうやっている工作ですが、今回もドアレールのモールドは
削ってしまい、塗装後にGMの金属箔素材ステッカーにて復活させてあります。
今回はモールド削除がスムーズに行かず、削りすぎてしまった部分の修正に
予想以上の時間を費やす事となりましたが、出来上がったものは無加工状態
より数段華やいだものとなった感があり、ひと手間かける価値は充分にある
加工だと思います。今回の3000形ではドアレールの位置が青帯とドア窓に
挟まれた非常に狭いエリアになりますので、ドアレールが太くなって雰囲気を
壊さないよう、ステッカーの切り出し時には最大限細くなるようにしました。


・こだわりの床下機器
キットに入っている床下機器は近鉄だかどこだかのVVVF車用らしく、
実車とは違うようですので加工しました。
普段なら手持ちの機器からなるべく似ているものを探し出して、
どうしても手配できないものについては少々形が違っていても流用して
済ませてしまう形をとっているのですが、今回は実車が地元を沢山走っ
ているということもあり市販品では似たものがない機器についても自作
するなどして最大限こだわってみました。

もっとも、実車が沢山走っている・・・といっても自分で観察したのは
ごくわずかな部分のみで、大半の部分は他の小田急ファンの方から
お借りした写真であったり、当サイトからもリンクさせていただいて
おりますhana's home pageさんの形式写真であったり・・・です。
どちらも製作を進める上で非常に大きな助けとなり、おかげさまで
当初の予定以上に凝ってみることができました。深くお礼申し上げますm(__)m

なお、機器自体はキット付属のものを中心に、GMの私鉄新型車用を
適宜織り交ぜて構成しました。ポイントとなるM1、M3のVVVFは複数の
機器を組み合わせて骨格を作り、表面のディテールはプラ材で大まかに
作った後ステッカーや塗装で表現してあります。継ぎはぎだらけの構造ゆえ
強度には若干の不満を残すものとなりましたが、そこそこ似た雰囲気には
なったのではないかと思っています。


以上が主なポイントです。
その他、細々とした加工は以下で写真を添えてご紹介致しますので
是非ごゆっくりご覧下さい。


台車はキット付属のTS1026、パンタもキット付属のPT71AだかBで、
8053Fとの連結運転を前提としている為、動力は組み込んでいません。

塗装は車体の地の銀がGM14番+Mr.Color8番を6:4くらい(もしかしたら7:3くらい
かも・・・うろ覚えなので少し怪しい)で混ぜたもの、ドア枠と窓枠とクーラーは
GSIクレオスのスーパーステンレス、帯のブルーはGM22番とMr.Color34番を1:1くらいで
混ぜたもので、屋根の地色と下回りはGM14番と7番を9:1くらい(これもちょっと怪しい。
もうちょっと7番が多かったかも)+艶消し剤を混ぜたものとしています。

台車枠には事前にマッハのシールプライマーを吹き付けてありますが、
今回は当初、プライマーを塗ってから長期間放置してしまったのが災いしてか
一旦塗ったグレーがボロボロ剥がれる事態となり、一旦全部剥がして再塗装
するはめになりました・・・。車体本体に関しても銀塗装でしくじって一旦全部
やり直した経緯があり、今回はとにかく塗装に苦労しました・・・。

塗装順序としては

GM37番(白)

帯のブルー・マスキング

屋根のグレー・マスキング

小田原方クハのラジオアンテナのライトグレー・マスキング

貫通路のクリーム・マスキング

車体の地の銀

半光沢クリア・マスキング

ドア枠と窓枠の銀

光沢クリア・・・といった感じです。クリアはいずれも銀の表面を保護する為で、
車体の地の銀の上に重ねたクリアは本来艶消しが望ましいのですが、
陰気臭い仕上がりになるのを恐れて使い慣れた半光沢としてあります。
文章からもわかるようにひたすらマスキングマスキングマスキング・・・で、
特にドア枠や窓枠を塗る為に車体の地の銀をマスキングする工程は
一週間ほどかけて少しずつ進めたものの、途中で気がヘンになりそうな複雑さでした(´へ`;)

コレが上手く出来たらそのうちもう一本・・・という考えがかすかにありましたが、
このマスキングの大変さには本当に懲り懲りで、当分3000形は作らないと思われます・・・。
ところどころにマスキングの不備などがあり、仕上がりは手間の割には不満の残るものと
なりましたが、それでも製品状態よりはだいぶリアルになったと思います。

その他、側面ガラスはドア以外の部分を少し薄めたクリアグリーンを裏側から吹き付けて
実車の着色ガラスを再現しましたが、これはグリーンが濃すぎて失敗でした。
もっともっと薄めたものを何度も吹き重ねるべきでしたね。これも一回ホコリが混入して
やり直した末のもので、更にやり直すと永遠に完成しなくなっちゃいそうだなぁという事で妥協しました。

プロトタイプは3272Fとしています。ホントはフルカラーLEDの編成にしたかったのですが、
対応したステッカーが出ていない状況では如何ともしがたく・・・。
当初3色LED・6連で最新の編成となる3275Fの予定でしたが、今後フルカラーLED対応の
ステッカーが発売されたら車番を変えよう・・・という考えが芽生えた為、なるべく今の状態
では金と手間をかけたくなく、結局キット付属のステッカーで間に合わせられる中で最新編成
となる3272Fとしたのです。詳しくは後述しますが、金属箔ステッカーの上からキット付属の
ナンバーステッカーを貼り重ねる構成とした車番プレートは、のちのち容易に貼り替えできるよう
クリアの上から貼ってあるんですよね・・・。
前面のナンバーはインレタだけどクリアかけてないし・・・。もうフルカラー車にする気満々です(笑)
画像はクリックすると拡大できます。
新宿方先頭車クハ3272(手前)と
小田原方先頭車クハ3472。
前面ガラスはキット付属のものだとあまりにも平面的
である上に本来艶消しであるはずの黒い部分が光沢
仕上げとなっている為、今回はワイパー等のモールド
のある1・2次車用を自分で塗装して使用しました。

手すりこそ植え替えなかったものの、これだけでだいぶ
印象が変わったのではないかと思います。
ガラスの塗装については製作記の最後で詳述して
いますが、青帯も含めて全て吹き付けにて仕上げ、
ワイパーのみ最後に面相筆で塗ってあります。
LED表示機はキット付属のステッカー、車番はクロス
ポイントの東武2000用から数字を拾って転写した
ものです。

このほか、仕上がりは微妙なもののライト周りは
少し工夫し(製作記の最後で詳述)、更にガラスが
大きい事でよく見える運転室の中も作り込んであります。
コンソール(?)はプラ棒の角に軽くRを付けてダーク
グレーに塗装したもの、仕切り板はプラ板から自作した
ものです(下で詳述)
今回こだわった車体の質感。残念ながらマスキングの
不備が多数あった関係で自信満々の仕上がり・・とは
いかなかったものの、製品状態よりは多少実車に近づ
いたのではないかと思います。まぁ、塗り分けがイマイチ
綺麗に決まらなかったので、プラマイゼロって所
でしょうか・・・(´・ω・`)

各種表記類はいずれもキット付属のステッカーで、
乗務員扉の窓にはジオマトリックスのインレタを転写
してあります。また、そのままだとあまりにもアッサリ
し過ぎている為、GMの金属箔ステッカーで窓枠を
再現してあります。
側面ガラスはドアの部分を除いて裏側からクリア
グリーンを吹き付けてあります。最初塗った時には
ほどよい濃さだったのですが、残念な事にホコリが
混入してあえなく塗り直し。やや集中力が切れた中
で塗ったせいか、かなり濃い色になってしまいました。
安っぽいですね。窓の黒い縦桟も元のテカテカした
印刷が気に入らなくて塗り直したは良いものの、
その印刷のせいなのか桟の表面がガタガタに潰れて
おり、物凄く塗り辛く苦労しました。

側面の車番は、GMの金属箔ステッカーの上から
キット付属の車番ステッカーを貼り重ね、所定の
大きさにカットして貼り付けてあります。
いずれフルカラーLED対応のステッカーが出次第
車番を変更したいと考えている為で、極力安く手間を
かけずに仕上げる方法を考えた結果、こうなりました。
予想通り仕上がりは今ひとつですが、容易に貼り替え
られるよう、クリアの上から貼ってあります。

ドアの戸当たりゴムには例によって極細マーカーにて
黒を差し、ドアレールもこれまたいつも通り金属箔
ステッカーの細切りです。戸当たりゴムはもはや
お約束といった感がありますが、ドアレールに関しても
周囲が銀色となる今回のような場合は面倒でも質感を
変えて仕上げると幾らか雰囲気が華やぐようです。
多くの小田急ファンを困らせた3次車以降のVVVF装置
ですが、毎日実車を見ているとさすがに全然似てない
機器をそのまま使うのはチョットなぁ・・・という事で、
ある程度似た形となるよう加工してみました。

元とした機器は憶えていませんが、中央部分とその
両側の通風孔のある部分、合計3ピースを組み合わ
せる構成としてあり、これで大まかな形を作った後
プラ板やステッカーでディテールを表現、最後に細か
な色差しで仕上げてあります。

如何せん細かい上にツギハギだらけの為、仕上がりは
あまり思わしくありませんが、一応3000形のVVVFに
見えれば良しという事で妥協しました。
連結面のステップは上の基本的な構成欄にて触れた
とおり、微妙におかしな配置となっているため、これを
直すついでに金属パーツへ植え替えてあります。
4コ付いている面に関しては、上のステップの位置が
やや低いところにモールドがあるようですので、これも
植え替えついでに直してあります。
鬼のような穴あけでしたが、わざわざ塗装をやり直す
なら・・・という思いがあったのと、技術向上の狙いも
あって、頑張って一つ一つ穴あけを行ないました。

貫通扉は客用扉の内側と同じ淡いクリームの木目調
仕上げとなっていますので、今回はクリーム色を塗って
それっぽい雰囲気を狙いました。ちょっと黄色すぎる
かなぁとも思いますが、どうでしょうか・・・。この部分の
ガラスはキットに含まれていませんので、透明プラ板を
切って裏側から貼ってあります。
角度を変えてもう一枚。
本来艶消しである車体表面を半光沢仕上げとした
関係で(理由は基本的な構成欄参照)、ステップ
パーツの光沢が反射して微妙に雰囲気を損ねています。
実車はステップこそある程度ギラギラしているものの、
車体表面は完璧な艶消しですからね。こんなオオゲサに
反射する事はないはずなのです。
パンタグラフ周り。
連結面のステップを植え替えたなら、パンタ周りの配管も
引き直したほうがバランス良さそうなものですが、今回は
そこまで元気がなくてモールドのままです。色差しすら
行なっていない・・・。今回一番手を抜いた部分かも
しれません。とっても目に付く部分なのにね(・∀・;)
ヒューズボックスはキット付属のものを塗装したものの、
その後紛失してしまった為、手元にあった東急9000用
にて代用してあります。

パンタグラフは当初TOMIXのVSE用が良いと聞いて調達
するつもりだったのですが、車体の仕上がりが思わしく
ない事にやる気をなくしキット付属のものでお茶を濁して
あります。やっぱり上昇状態があんまりカッコ良くない
ですね・・・。

碍子やら何やらに多少の色差しをしてありますが、
コレをやるくらいだったらパンタ全体を塗り直したほうが
もっとカッコ良かったかもしれないと少し後悔しました。
車端部。
今回は屋根板の端にできる継ぎ目を埋め込んだ
のですが・・・一応どこに継ぎ目があったかわからない
くらいの仕上がりにはなりましたかね。キットが
出た当初、てっきり実車もああなっているんだと思って
いて実車を見てビックリ、ってな経験があったもので、
GMの3000形を作るなら見逃せないポイントだなぁと
思います。

各種表示ステッカー類はいずれもキット付属の
ステッカーから切り出したものです。優先席の位置は
最近小田原側に変わり始めたみたいですが、今回の
模型は従来どおりの新宿側にしてあります。
この画像は拡大できません。

車内の様子。
物凄く簡略化してあります・・・。

一応シートはピンク系の色を塗りましたが、実車はもっと
赤紫っぽくて深い色してますよね・・・。着色ガラス越しに
見る事になるっていう事情を差し引いてもちょっと色が
明る過ぎたかなぁと思います。
床は実車が良くわかんないグレー系の色をしている上に、
上記のようにグリーンの着色ガラス越しではほとんどわか
らないと考え、結局成型色そのままとしてあります。

乗務員室の仕切り板はプラ板(0.5mmだったかな)から
作ったもので、出入り口の銀色はGMの金属箔ステッ
カーによるものです。
この画像は拡大できません。

仕切り板はキッチリ垂直に立つよう、ご覧の通り客室側
にプラ棒を添えてあります。また、窓は前面側から見た
時に断面がスッキリ見えるよう、こちら側から面取りして
あります。どちらも客室側は殆ど外から見えないから
出来る事です。
今回は妙に側面からの写真が多いです。
顔があんまりきれいにできなかったから、
側面くらいしか見せるところがないんですよ・・・(´・ω・`)

クーラーは以前他サイトで指摘があったように微妙に高さ
が足りなく見えますが、色が色だけにキレイに仕上げる
自信がなくて今回はそのまま使ってあります。
先頭部分。車高下げの効果はこの部分が一番よくわかり
ますね。ご覧の通り大型スカートの重厚な感じが強調
されて甚だ手前味噌ながらこれだけは大成功であったと
感じています。

こういうのを見ると、やっぱり3000の後期車は本当に
カッコいいなぁと思います。
8000形と連結した姿。
今回の3000形は動力を組み込んでいない為、
当分の間はこの8000形とペアを組んで走る事
になりそうです。
普段見ている編成を模型で再現するっていう
のは中々愉しいものですね。

こういう組み合わせの優等が緩行線を走る
新型車の各停をスイスイと追い抜いていく
成城あたりの光景が、今の小田急で
一番好きです。




新旧食パン電車。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

あまりにも沢山居過ぎて趣味の対象にならないのか、或いはシンプルなスタイルゆえなのかわかりませんが、
最近各社でたくさん増備されている新型車について、深く掘り下げた作例というのはあまりお目にかかれない
状況が続いているように思います。サッパリと仕上げた作例もそれはそれで良いのですが、息を呑むような
仕上がりの旧型車を見ると、是非同じクオリティ・・・或いは同じくらいの意気込みをもって取り組んだ新型車
の作例を見てみたくなります。

今回はそんな作例の一つにできたらいいなと思いながら製作を進めましたが、残念ながら不慣れな点が
多すぎておよそ納得のいくものにはなりませんでした。塗装の大変さに懲りて当分3000形はやらないと
思われますが、2000形か4000形か、そのあたりでもう一度息を呑むような仕上がりの新型車、を目指したいところです。


展示室TOP