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■ 小田急4000形製作記 その2

GMキットを組み立てて作る小田急4000形非冷房車の製作記です。

その1




2月20日

先行して塗装したクハ4057の仕上げを進めています。
といっても窓のサッシをつけ始めたというだけですが・・・。
使ったパーツは5000形5051Fの時と同じタヴァサの2600用
(PN-490)で、仕上げ方法も同じです。・・・というか、5051F製作時に
余ったサッシを使ったというのが本当のところだったりします(^^;
もちろんそんなに沢山余っているわけではなくて一両分にも
満たない程度なので、近いうちに買い足さないとです。

その他、去年製作した5270Fと同じように車高を下げました。
実はめんどくさくて一度は省略するつもりでいたのですが、
並べてみたりするとやっぱり統一したほうがいいかなと
感じまして、今更ではありますが5270の時と同じようにリブを
加工しておきました。
少し前に二段窓車に使えないかと思ってKATOの103系の
ガラスパーツを用意してみたので、サッシの話題ついでに
取り付けた様子を載せてみます。
ガラス側も車体側も大きさの調整などは殆ど不要で(戸袋窓や
ドア窓部分とは切り離す)ピッタリはまるようですが、手軽な割に
中々いい感じになりました。
今回の4000ではこれを使おうかどうしようかかなり迷ったのですが、
パーツの入手が楽ではなさそう(分売パーツが手に入れば
いいのですが、今回はやむを得ず103系を丸ごと一両買いました)
なことや、5051Fで使ったタヴァサのサッシが気に入っている
事から、今回は使用は見送りました。
今後まとまった数が手に入ったら、改めて使ってみたいと思います。
〜3月20日

ここのところすっかり更新がストップしてしまっていましたが
(すみません)、製作のほうは相変わらずのペースながら
多少は進みまして、現在は残りの2両(M・Mc)の作業を進めて
います。今はもう塗装にとりかかっているのですが、その直前の
画像も撮っておいたので、まずはそれから載せてみます。

左の画像は新宿方先頭車となるデハ4007で、乗務員扉などの
改造が済んだ状態です。前面の手すりは当初仕上げ段階で
取り付け・・・とか書いていましたが、慣れの問題もあり、結局
先日塗装したクハ4057ともども、塗装前に取り付けています。
ただ、貫通扉の渡り板は塗料がまわり込みにくくなるのを防ぐ
ために当初の予定通り仕上げ段階での取り付けとする事に
しました。

床下機器も実車の写真を参考に取り付け、車内には
ウェイト(床板構造の関係で18m車用を)を取り付けました。
パンタグラフ周りの配管はいつも通りランナー引き伸ばし線を
使ったお手軽仕様です。ステップもランナー引き伸ばし線ですが、
吊り掛け時代の4000の場合、どうも雨樋の脇(車体外側)にも
跳ね上げ式(?)のステップが付いていたようで、これも再現
できたらいいなぁなどと思っていますが、どの車両(Mc車には
付いてるっぽい?)のどの部分に付いていたかがいまいち
はっきりしません・・・。
もし詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら、よろしければ
ご教示をお願い致しますm(__)m

ダラダラと作ってるうちに製作開始からもう半年近く経って
しまいましたが、とりあえず今のところこの4000と、
同時進行中の2100の合計5両が最優先課題(?)なので、
両方合わせて来月には完成させたいなぁなどと思っています。
3月20日

以上のような感じで2両とも大体形になったので、いよいよ
塗装を始めました。傷のチェックも兼ねた下塗りの段階で
Mc車の乗務員扉周りに仕上げ漏れを見つけて焦りましたが、
なんとか修正してクロポのロイヤルブルーを吹き付け。
この色の感想はもうしつこいくらいに書きましたが、やはり何度
見ても惚れ惚れするような美しい色です。
今のところこの4000以外には使うあてもないのについ
もう1本買ってきてしまったので(売り切れたら大変だと^^;)、
そのうち何かこれを塗る為の車両を作ろうかとも思っています
(本末転倒?ちょっと意味違うか・・・)
3月23日

デハ4007(Mc)とデハ4107のアイボリー塗装が済みました。
作業はやはり2mm幅マスキングテープのおかげで
とてもラクに進めることができ、とてもよかったですが、
肝心の仕上がりは(帯の)位置が微妙に高い気がして、
ちょっと不満が残ります・・・。

今後はこの2両の色差しを進めますが、一方で
台車の加工がまだ残っているので、それも近いうちに
着手しようかと思っています。
4月14日

先日塗装した2両の仕上げを進めています。
Hゴムなどの色差しはいつも通りエナメル塗料ですが、両開き扉の
戸当たりゴムは、これまでのエナメル塗料流し込みから極細ペン
使用に切り替えました。このペンは以前からGM海老名で紹介されて
いたものですが、最近になって更にネット上で使用レポートを拝見させて
いただく機会に恵まれ、その結果これは一度試してみなければと
いうことで、早速買いに走りました。

使ってみた感想は、まぁ改めて書くほどのことでもないのですが(^^;、
凹モールドにペン先を軽く差し込み、そのままスライドさせるような
感覚での作業なので、簡単にキレイな線が引けるようです。
ただ、今回の鋼製車キットの場合はモールドが結構深いようで
ペン先がモールドの奥に届きにくく(わかりにくくてすみませんが、
ようはなかなか色が乗らない)、無理に色をのせようとすると
ペン先を潰してしまいそうな気もしたので、どちらかといえば
モールドが浅めの車体のほうが向いているのかもしれません。
4月19日

デハ4007・4107のクリア吹き・屋根塗装を行い、車体に関しては
これでようやく全車塗装が終わりました。その後、仕上げに入り
ましたが、あるお店で雨樋上面への黒の色差しについて大変
役立つ方法を教えていただくことができたので、
さっそく試してみました。

使うのは黒の「ガンダムマーカー」なるもので、普通にペン先を
雨樋に載せ、そのまますーっとスライドさせるだけです。
ただ、このとき極力スムーズにスライドさせるほうが良いようで、
おそるおそる色を載せていくような感じだときれいな直線が
出にくいように感じました。はみ出した部分などはカッターの
刃先で軽く削って修正しておきました。

そのほか窓ガラス貼りもはじめましたが、ここにきて計画を
変更し、二段窓にはキット付属の印刷窓を使うことにしました。
一応パーツは買ってあったのですが、今回の4000は
どちらかというと意気込んで作った意欲作というよりは実験的な
要素の多い車両で、何が何でもスーパーディテール仕様に
しなければというほどではないため、一歩妥協しその分安く
仕上げることにしました。
ちなみに、現在この4000形と並行して現行仕様の5000形を
製作中(以前製作した2657Fをリニューアル)なので、そっちに
サッシパーツを回したかったというのも理由の一つです(^^;
前面の方向幕は当初GMステッカーのものを使っていましたが、
ここにきて鳳車輌のものに貼り替えました。実は今回、
作っている途中で「クハがTS台車で尚且つ幕が白地」という
形態があったかどうか疑問に感じてしまい、一旦は幕を
黒地のものに貼り替えたのですが(こちらはたぶん存在した)、
その後S51年5月撮影のクハ4051で一応TS+白幕の形態が
存在した事が確認できたので、たぶん他の編成も似たような
ものだろうと勝手に解釈して(^^;、改めて白幕に貼り替えました。
・・・ほんとに何やってんだかなぁ〜って感じですよね(笑

ちなみに、TS台車+白幕の組み合わせがあったとわかって
喜んだのも束の間、TS台車への履き替えは5連化と
ほぼ同時期の事だったはずということを思い出してしまいました・・・。
全編成が5連化されたというわけではなく、高性能化まで3連で
残った編成もあったはずなのですが、確かそれは4014F以降
だったはずなので、結局今回の仕様は一見わかりにくいですが
実在しなかった事になります・・・。いやぁ、難しいですねぇ・・・(苦笑

そのほか、デハ4007の床下の仕上げを進め、連結器周りなどを
除いて大体仕上がりました。4000のパイオニア台車に付く排障器は
当時の写真を見る限りかなり独特な形をしていたようなので、
大幅に簡略化しつつもプラ板工作にて再現しました。少し前に
完成した相鉄新7000系同様、強度に気を配りました。

今後はデハ4107(中間M車)の床下製作と、先頭車の
前面周り仕上げ(ジャンパ栓取り付けetc)を進めていきます。
4月中の完成を目指していましたが、ちょっと怪しくなってきましたね(^^;
5月13日

一ヶ月近く間隔が開いてしまいましたが、その間に中間M車の
台車製作や各車両の床下製作が進み、ようやく最終仕上げに
入ったため完成は秒読み段階となりました(^^v
今日はまず台車の追加加工について書きたいと思います。

まぁ、画像を見ればどういうことかすぐにわかると思いますが(^^;、
ご覧の通りディスク内側に円い部品を作って取り付けました。
これまでこの部分は艶消し黒に塗っていましたが、やや
オモチャっぽいのと実車のこの部分はもう少しゴテゴテして
いるのとでもう少し手を加えたいなと思っていました。
最初はランナー引き伸ばし線であれやこれややってみた
のですが、今回はディスクが回転する構造とした関係で、
完璧な円形である必要があったため(説明が下手で
申し訳ないのですが、いびつな円形だと車輪が回転した
時に非常にかっこ悪い事になる)、2mmのプラ丸棒を
適当な長さに切って、塗装した後ゴム系接着剤で固定
しました。なお、真ん中の小さな突起はランナー引き伸ば
し線をスライスしたものです。これくらい小さいもので
あれば、円形がどうのとかいうのはあまり気にしなくて
良いようです。

個人的にはこれでいくらか引き締まったかなぁなどと
感じていますが、いかがでしょうか。
先頭部分の仕上げも進めています。まずは無線アンテナ
ですが、これは色々考えた結果キット付属のものを
ランナー引き伸ばし線で脚を付けたうえで使いました。
これの塗装は画像掲示板にいただいたご投稿を参考
にさせていただき、Mr.Color115番のRLM65ライトブルーを
使いました。元々アンテナ付き車両を作ることがあまり
多くなかったもので、これまではその都度適当に調色
して凌いでいましたが、これからはこの塗料を使うことで
安定した仕上がりが期待できそうです(^^)
そのほか、胴受と連結器も取り付けました。何のパーツかは
よくわからないのですが、いつものように灰色に塗った後、
エナメル塗料にて適宜色差しをしてあります。電連は
どうしようかちょっと迷ったのですが、確かクハの台車交換
より少し前のS48年頃から取り付けられるようになったはず
なので、それより少し後の時代設定である今回は手を付けず
そのまま残してあります。・・・まぁ、前回の更新でも書いた
ように微妙に実在しなかった形態なので、いまさらそんなに
細かく考えなくても良さそうですけどね・・・(^^;

さて、残すはガラス貼り付けや細々とした仕上げのみと
なりました。たぶん次回の更新で完結すると思います。
5月23日

次回の更新で・・・などと書いていましたが、
文章を見直す作業を先延ばしにしているうちに
完成してしまいました(笑)車両についての詳細は
今回の更新と同時アップの展示室内紹介ページ
にて公開中ですので、そちらをご覧下さい。
ダラダラと長く続けた割に随分あっさりした終わり方に
なってしまいましたが、ともかく無事に完成させることが
でき、良かったです。ご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m




改めて見てみると今回の製作記をはじめたのは昨年秋。キットの購入はそれより更に前の夏だったので、
そこから数えれば完成までに実に一年近くの時間がかかったことになります。最近は何を作るにしても
製作期間が長くなってきてはいますが、今回の4000形はその中でも特に長かったようです・・・。
その割に「自信作」といえるようなものには仕上がらず残念でしたが、繰り返し書いているように
なんといっても新しい物の実験をたくさんやることができたため、大きな収穫となりました。
今後の車両に活かしていきたいと思います。

それにしても振り返ってみるとこの半年強、ほんとに色々ありました。
別に模型と直接関係があるわけではないのですが、
製作記を読み返しているうちに妙に感傷的に・・・(^^ゞ


完成した車両はこちらで公開しています。是非ご覧ください。

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