Sponsored Link


■ 小田急4000形製作記






ある日、ちょっと部品を買おうと立ち寄った模型屋で偶然ショップオリジナルという
旧4000向けの鋼製通勤車の3両組みキットを見つけ、久々に4000もいいかと思って
早速購入したのですが、具体的にどのような仕様でどれくらいまで作り込むかが中々決まらず、
暫く棚の中で“熟成”させることになってしまいました。
一応理想としては5000風の前面を2600/4000独特の彫りの深い(?)形に作り変え、
他の部分も色々と手を加えたいなという感じで実際前面に関しては色々考えた末、
一旦改造してみたのですが、案の定今ひとつシャープさに欠ける仕上がりとなってしまった為、
無理にごちゃごちゃと手を加えるよりはキットのモールドを活かしつつも
組立や塗装といった基礎的な作業を丁寧に行う事で仕上がりの向上を
目指してみるのはどうかと考え、思い切って素組みに方針転換して作ってみる事にしたのでした。

このページでは、この4000形の製作の様子を、作業が進むごとに載せていきたいと思います。
前述の通り基礎を丁寧に・・・が今回のテーマ(?)なので、目新しい工作などは恐らくないと
思うのですが、見応えのある製作記にできるよう頑張って書いてみますので、よろしければご覧下さい。

なお、今回はキット購入の前から、先日レポートページをアップしたディスクの回るパイオニア台車
製作を考えていたので、今回の4000形では早速この台車を使ってみる予定です。
細かな仕様はまだ決まっていないのですが、とりあえず冷房ナシ・釣り掛け駆動時代の3両編成と
いうのは決まりで、塗装は無難に新塗装になりそうです。


★ 上の実車画像は冷房搭載・高性能化後です・・・念のため(^^;




〜2006年10月末

初っ端から日付が大雑把ですが(^^;、
先行して小田原方先頭車を箱組みまで進めてみました。
どの作業も5051Fや2657Fの時とほぼ同じなのですが、
このページの冒頭にも書いたとおり、一旦前面を実車に似せるべく
加工し、その後方針を変更した為、前面はGMストアでバラ売り
しているものを購入して埋め合わせました。
詳しくはわからないのですが、クロスポイント(以下クロポ)の9000形
塗装済みキットあたりの製造段階で切り取られた物なのでしょうか、
成型色が白となっています。こうしてみると車体本体との色の違いが
目立つ為、本塗装の前の灰色塗装によるボカシは必須かなという
感じです。

なお、乗務員扉後ろの戸袋窓はキットのパッケージの説明では
非冷房車とする場合穴あけは不要とされていますが、今回はタヴァサのサッシ付属のルーバーを使う関係で位置決めや接着剤の流し込み
をするのに穴があったほうが都合がいいので、冷房車と同じように
穴あけをしてあります。
今回は基礎を丁寧に・・・がテーマですが、前面の手すりだけは
小田急らしさを出すのにかなり重要な部分ですので、いつものように
金属パーツを植える事にしました。
ただ、クロポの小田急用手すりパーツの手持ちがかなり
少なくなっていて、今後の改造や補修を考えると
新しく作る車両は入手に困らないパーツを使ったほうがいいと
いうことで、今回はクロポのFM車用手すりパーツから小さいほうの
手すりを切り取って使う事にしました。
ちょっと小ぶりかなという気もするのですが、
充分流用できる範囲だと思います。
パーツが大変細く、簡単に曲がってしまいそうだったので、
今回は塗装後に取り付ける事とし、現段階ではそれに備えた
穴開けだけしてあります。

その他、行き先表示窓は先日完成した5200形5270Fと同じように
クロポのFM用車輪パーツの付録部品に交換しておきました。
側面の表示窓も埋めるのですが、今回は今までの瞬着を
ボッテリと盛る工法ではなく、プラシートをはめ込んだ上で
僅かな瞬着を塗って仕上げる工法に変更しました。

従来の方法は平らに仕上げるのが結構大変だった為、
何とかならないかという事で今回の工法となりましたが、
実際やってみるとどっちが楽かは微妙なところかなという
気がしています・・・(^^;
12月16日

珍しく多忙につき模型工作の時間が減っていた事に加え、
2657F改造による5000の製作にかかりっきりでこの4000の作業は中々進みませんでしたが、ようやく中間車の箱組みが済みました。
久々の更新だというのに何だかとても地味な話であれですが(^^;、
このページの冒頭にも書いたとおり台車は一工夫するほか、
塗装や仕上げ段階でも新しいものを取り入れてみる予定ですので、
見栄えのする画像はもう暫くお待ち下さい・・・。

数ヶ月前に完成させた5200形5270Fでは靴摺りやドアレールを
金属箔ステッカーによる表現とする事にしてモールドは削って
しまっていましたが、今回は靴摺りの色が車体色と同じとなり、
ステッカーの特長である独特のメタリック感が必要ではない為、
モールドは手をつけずにそのままとしてあります。
ドアレールはステッカーにしようかどうしようか、まだ色々考えて
いる段階ですが、片方だけステッカーというのも
バランス悪いかも・・・?
中間車の車体に続き、またしても地味な話ですが(^^;、
先頭車の前面と側板の継ぎ目には裏側からご覧のようにプラ板の
補強を付けました。これ、数年前まではよく付けていたものの
段々めんどくさくなってきて最近は省略していたんですが、
色々作ってきた結果、どうも強度アップに効果的な気がしてきまして、
今年作った5270Fでは久々に復活させ、今度の4000形にも
同じように補強板を接着しました。
2007年1月6日

新宿方先頭車(Mc)の組み立てが済み、3両全車が箱になりました。
継ぎ目消しのついでに3両全車のマスキングガイド用(?)の
帯モールドを削り、更に屋根板のザラザラモールドも削って
すべすべにしておきました。これは好みによっては不要な作業です。

これで大体形になったので、いよいよ楽しい細部工作に突入
できそうですが、その前に扇風機カバーやその他もろもろを
買ってこないと(^^;
ちょっとわかりにくいかもしれないのですが、ふとした思い付きで
前面窓の下を軽く削って実車の形状に近づけてみました。
「近づけた」といっても実際にはまだ実車とは大きく形状が
異なるのですが、この作業をして、更にHゴムへの色の差し方を
工夫すれば無加工よりは多少雰囲気が出るのではないかなと・・・。
結構試験的な工作です(^^;
1月12日

突然ですが、先頭車の乗務員扉を実車の形状に近づける改造を
はじめました。今回は基礎を忠実にがテーマとか書いていたのに
何故突然・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はネット上でこういう改造の記事を拝見しまして、大変衝撃を
受けて早速真似させていただいたのです・・・。
使用するパーツから加工方法まで、どれも自分だったら
まず思いつかなかっただろうなというものばかりで、
まさに目からうろこ。見よう見まねでまずは一つ目の扉を
改造してみました。

加工の様子などは後日改めてご紹介(自分の発想ではないので
偉そうな事は書けませんが)させていただく予定ですので、今日は
大まかな構成だけ書かせていただきます。

使うパーツはタヴァサのPN-442で、元の扉をくり抜き、パーツの
形に合わせて開口部の形状を調整した後パーツを周囲より一段
窪ませて接着しました。元々扉の両脇に手すり表現がありますが、
これの上から0.2ミリの真鍮線を貼り重ねて実車の形状に似せ、
手すりの途切れている部分などにプラ板の切れ端を付けて
いきました。手すりの位置など、微妙に実車とは違う部分も
ありますが、全体の雰囲気はばっちりです。
1月25日

前回の更新時点で片側側面のみ加工していた乗務員扉ですが、
ちまちまと作業を進め、二つ目の扉の改造が大体済みました
(仕上げの瞬着削りがまだ・・・)
予告どおり(?)、以下、簡単に加工の様子をご紹介させて
いただきます。
使用するパーツは前回の更新でも書いたとおり、タヴァサの
PN-442です。この状態だとなんとなく101系とか103系などの
国電風(?)の形ですね・・・。これを小田急に使うというのは
思いつきませんでしたm(__)m
車体側の加工は、まず乗務員扉部分を大まかにくり抜く事から
始めます。乗務員扉の輪郭に沿ってカッターの刃を入れますが、
この時点では窓より上は残しておきます。
これは車体側の乗務員扉の窪みよりドアパーツの天地寸法が
やや小さく、この後その差を埋める工作をするためです(説明が
下手ですみません・・・)
この後、車体にパーツを合わせながらパーツの形にぴったり
合うよう開口部をヤスリで削り広げていきます。
開口部を削り広げる工程は、作業の方に夢中で写真を
撮り忘れてしまったため、詳しい説明が出来ないのですが、
どこまで削り広げるか、位置の目印を正確に付け、慎重に
作業するしかないようです。
今回はその慎重な作業があまりできず、修正に手間取る
はめになりましたが・・・。

開口部の調整が済んだら、画像のように裏側から適当な幅に
切ったプラ板を貼ります。これは以前この製作記でも触れた
側面と前面の継ぎ目補強と一体化させてしまったほうが
良さそうですね。
今回は当初扉改造は予定になかったもので、例の補強は
既にがっちり接着してありましたが、扉をくり抜く時に
どうにも邪魔だということで、無駄なことやってるなーと思いつつ
外したのでした・・・。
扉パーツをはめ込み、深さの具合などを調整した後
裏側から瞬着を流し込んで接着します。
接着剤が乾燥したら、元々の扉モールドとドアパーツの
天地寸法の違いから来るドア上の窪みをプラ板で埋めます。
文章だとわかりづらいので画像をご参照下さい。
その下にもプラ材が接着してありますが、これはドア上部の
隅にあるRを再現する為の物で、接着剤乾燥後にカッターや
ヤスリでRが付くよう整形します。
手すりは元々ドアパーツにある手すり表現の上から0.2ミリ
真鍮線を瞬着で貼り重ねます。

その後、適宜整形を繰り返し、今回の更新で一番最初に載せた
画像の状態になります。

とりあえずこれで一両分の改造が済みましたが、今回扉の
パーツは一両分しか入手できず、追加購入しようにも売り切れの
ようなので、もう一両の工作はしばらくおあずけっぽいです・・・。
早く塗装したいですね(^^
1月28日

乗務員扉の加工が済んだ小田原方先頭車を先行して
塗装しました。塗装の流れなどはいつも通りですが、
今回、帯のブルーには最近発売されたばかりのクロスポイント
のロイヤルブルーを使ってみました。これについてはこちら
色々と書いてみましたので、よろしければご覧ください。
〜1月31日

色差しやクリア・屋根塗装などを進めました。色差しは
エナメル塗料、クリアは半光沢、屋根は灰色9号・・・と全て
いつも通りです。

乗務員扉後ろのルーバーは何色か塗り重ねる車体に
塗装前に取り付けてしまうと、パーツ表面の繊細なギザギザ
模様が塗膜で埋まってしまうおそれがあるため(以前製作した
5051Fではその失敗をやりました・・・)、今回は車体とは別々に
塗装して仕上げ段階で接着しました。

無線アンテナなど、まだ未取り付けの部品も幾つかあるため
今後はこれを進めて、とりあえず先行して完成させてしまおうかと
思っています。
前面の様子。1月6日更新分で書いたとおり、今回は
前面窓周辺を少しだけいじってみましたが、こうして
仕上がったものを見てみるとあんまり効果はなかったかな〜と
いう感じです・・・。
やはりやるならやるで徹底加工したほうがいいんでしょうかね。

手すりは以前書いたとおりクロポのFM用を流用していますが、
大変繊細でとてもいい感じです。ただ、当然取り扱いには
これまで以上に注意が必要そうですね・・・。

方向幕などはGMの新しい小田急用ステッカーのもので、
車番はタヴァサの5200形用インレタから必要な番号を
選んで転写しました。ちょっと崩れてしまっていますね・・・(^^;
ベンチレーターと扇風機カバーの様子。
ベンチレーターはキット付属のものですが、塗装前に屋根に
接着してしまうと塗料を回り込ませるのが中々大変だった記憶が
あるので、今回は車体とは別々に塗装して仕上げ段階で
取り付けました。こうすると位置決めがやや大変になるので、
パーツの底にランナー引き伸ばし線で作った脚を接着し、
屋根側にはそれに対応した穴を開けることで対処しました。

扇風機カバーはタヴァサのPX040(4000形用扇風機カバー)を
使いましたが、薄さが実感的で嬉しい一方で、とにかく細かく
なくさないようにするのが大変でした・・・。


その2 New!

工作室TOP