Sponsored Link


■ マイクロエース 小田急8000形レポート





ついにというかやっとというか・・・。
Nゲージで小田急8000形が手軽に楽しめるようになりました。
これまでにもGMキットやレジンキット等がありましたが、前者は真面目に作ろうとすると
とてつもなく大変なものとなったり、後者はそもそも価格面でおいそれと手が出るものでは
なかったりと、中々むずかしい状況が続いていました。

私はこういうページをアップするなどして、長らくGMキットからの製作を目論んでいましたが、
限られた時間の中、他の車両の製作で手一杯ということもあり、出来の良さに後押しされる
形で新発売のマイクロエース製8000形を買ってきました。

バタバタしているうちにやや時期を逸した感がありますが、
私なりに見てまとめた簡単なレポートを書いてみようと思います。
今後手を加えましたらその詳細ページも公開致しますので、
のちのち比較用にごらんいただければと思います。


※上から目線なのは仕様です。予めご了承下さい(・∀・)




画像はクリックすると拡大できます。
試作品を見た当初、正直微妙かなぁと思ったりも
したんですが、実際出てきたものは予想以上に
良いものでした。パッと見じゅうぶん8000形に
見えるし、これまでの大変さを思えば・・・と
いったところでしょうか(´∀`)
側面の様子。
試作品を見て一番気になった側窓のフチ・・・
実車は外板からそう大きく出っ張ってないので、
個人的には車体への凸モールドよりも戸袋窓
同様にガラスにモールドして欲しいな・・・と
思っていたんですが、実際手にしてみると、
角度によっては微妙かな〜というくらいで
案外悪くないです(上から目線は仕様です)

GMキットでは鬼のように大変だったドア窓も
すっきり仕上がっています。マイクロエースの
小田急大型通勤車全般に言える、ドアの窪み
の浅さはGMキットに見慣れてきた目には
やや違和感がありますが、難しいところです
ね・・・。ところどころ帯にカスレがあります
ので、是非タッチアップしたいものです。
もちろん戸当たりゴムへの色差しも・・・。

余談ですが、8000形の屋根って前面に
向かって僅かに傾斜してるんですね。
以前、保育社の私鉄の車両的な本で
形式図がこんな感じで描かれているのを見て
違和感を覚えたものでしたが、実際そうなん
ですね。知らなかった。
クーラーの様子。8000形のクーラー実物が
どんなものなのか細かく見た事がないので、
似てる似てないはわかりませんが、側面の
ルーバー等、はっきりしたモールドで仕上げ
られています。これまたGMキットのパーツを
見てきた目にはやや違和感を覚えるところ
ですが、交換するかどうかは実車を観察して
から決める事にしたいと思います。

それにしても、今回の8000形で改めて
GMキットを基準にする自分に気付きましたね・・・。
参考用にGM製クーラーとの比較。GMのほう
は無塗装状態なので比較対照としてはやや
微妙ですが、あっさりしたモールドなのは
おわかりいただけると思います。私のイメージ
的にはこっちのほうが似てるように思えるの
ですが・・・どうなんでしょう。
ちなみに大きさ的には元々のものとGM製とで
ほとんど差がないようです。
レール方向の寸法はご覧の通りで、枕木方向
もほぼぴったりです。今回は屋根全体を実車
に倣ってライトグレーに塗装する予定なので
あれですが、やろうと思えば屋根の塗装自体
には手を加えず、クーラーだけポンと取り替える
事もできるのかもしれません。
パンタ周りの様子。
透け透けなヒューズ類とねじれたパンタが
あれですが、配管は普通です。屋根の再塗装
ついでに機器を交換して、配管モールドに
色を入れるだけでだいぶ良くなりそうな予感。
角度を変えてもう一枚。
妻面の貫通扉には化粧板の淡い青緑色が
塗られています。
この画像は拡大できません。

ねじれたパンタグラフ。
形的にも微妙な気がするので、TOMIXのに
取り替えたいです。菱形パンタは幾つか
ストックがあるのでそっちにしちゃおうかとも
思いましたが、今回は3000形と連結させたい
ので調達できるまで我慢・・・。
TOMIX製パンタとの比較。
全体的にシャープなのと、台座も若干違う
みたいですね。屋根周りの配色もこんな
感じにしようと思っています。
残念な動力車。
このモーターカバーを外して機器を一つ一つ
取り付ければ幾らかマシになるのでしょうが、
メンテナンスの時なんかにボロボロ外れそう
だなぁって・・・。個人的には窓ガラス越しに
多少出っ張りが見えようとも、床下をスッキリ
させてくれたほうが嬉しいですが、中々難しい
んでしょうかね・・・。
前面。真正面から。
こういう角型ライトの車をNゲージの大きさで
それっぽく再現するのって相当難しい気が
するんですが、結構いいですよね。角度に
よってはテールライトが半分くらい隠れて
見える事があって、微妙に似てなく見える
時もありますが・・・。

手すりはこれまでの小田急シリーズ同様
別パーツとなっていて、白一色です。予想
以上に気にならないです。
今回は後々色差しなり、寸法さえ合えば
クロポの手すり(作るのが大変な8000形
用は自然と余った)に取り替えなりする
予定ですが・・・。

ワイパーのモールドはアーム部分(?)が
一見ただの棒状にしか見えないのに、
写真に撮るとダブルアームに見えるという
不思議。買う前にネットで写真を見た時には
まず金属パーツに交換だなと思っていまし
たが、実際手にすると滑らかな曲面ガラスを
汚さずにモールドを削除してパーツを取り付
けるのは中々容易ではないとわかり、今回
は無加工でいこうと思います。

それにしても、先頭車のこの微妙な傾きは
何が原因なんだろう・・・?
一旦分解してみたんですが、どうにもわか
らない。こういう、いじって楽しくない部分は
いじらないで済む状態で発売して欲しいです・・・。
妻面。真正面から。
細部の説明をしようにもやっぱり傾きが
気になる・・・。困った。

ステップは向きによってちゃんと配置の
違い(小田原向きが少なく、新宿向きが
多い)を再現!・・・と思いきや、新宿向き
の妻面は両方がブレンドされた配置に
なってるorz
敢えて気にしなければ気にならない部分
なので、文句を言うのは酷だと思いますが、
残念っちゃ残念。ココのために塗り直すのは嫌だし。
この画像は拡大できません。

T車間の連結面間隔。
以前のHE車の記憶があったので気に
なりましたが、今回は別になんともない様子。
普通にKATOカプラーに取り替えてスッキリ
させる程度で済みそうです。
この画像は拡大できません。

T車とM車を連結させた場合。
こっちも何ら問題ありません。良かった(´∀`)
床下機器は車体中心にあたる部分まで再現
されています。車体両側の機器に関しても、
きっちり厚みのある物となっていて、重厚感が
あってすごく好みです。なお、右端にチラッと
見えているように、ライトユニットのON-OFF
スイッチが設けられています。連結運転の
多い電車では嬉しい作り。
GMキット組み立て車との比較・・・。
5000形の仕上げが悪いのは置いといて・・・。
クロスポイントの102番と8000形の帯とは
これくらいの違いです。気になるかならないか
は微妙なところでしょうが、個人的には全然
大丈夫な範囲です。ただ、この5000形は
アイボリーの塗りがやや薄かったから丁度いい
ものの、GMの小田急アイボリーをコッテリ
塗った車両と今回の8000形を比べると、8000
のアイボリーがすごく発色悪く見えてしまい
ます。単体で見る分には全然大丈夫
なんですけどね・・・。
角度を変えてもう一枚。
若干5000のほうが明るいブルーですが、
気になるほどではないです。
むしろ屋根周りのほうが・・・。
前面の並び。
5000形がやや面長に見えてカッコ悪い
ですが、こういう、日頃見ている光景を
模型で再現できるのは、見る事が
出来なかった旧型車の再現とは違った
ワクワク感がありますよね・・・。
今はまだ作っている最中ですが、3000形
や1000形ワイドドア車を加えた図を思い
浮かべるととても楽しいです。
一方でこんな楽しみ方も・・・。
84年に引退したFM系と荷物電車、
そして同年デビューの8000形4両編成・・・。
画像の1300は恐らく昭和30年代の車体ですが、
同時に在籍したデニ1000形は帝都電鉄から
来た車体の成れの果てな訳で、そんな車と冷房付き
チョッパ車が共存した時代って中々楽しかったん
だろうなぁと思います。
もちろん、アポロ11号の頃に作られた5000形と、
メタリックブルーのロマンスカーが複々線で離合する
今の小田急も、相当楽しいですけどね・・・。
この画像は拡大できません。

最後に、5年ほど前にGMキットから
作った8000を一枚・・・。
中々大変な割にあんまり似てないですね。
結局2両完成させたところで嫌になって
やめちゃったんですけど、あのキットから
見慣れた8000形が作れたっていう事実が
すごく嬉しかった記憶があります(^^ゞ




なんだかんだ言って完成品だろうと鉄コレだろうと製品の充実は嬉しい。最近本当にそう思います。
当サイトは一応キットを初めとした模型工作を中心にしていますが、何もかも自分で作ろうとすると疲れます。
ある程度のところまで出来ているものを買って、それを自分好みに味付けしていく・・・。そういう遊び方が楽しい今日この頃。
もちろんGMキットをバリバリに加工して作るコダワリのNHEとか、真鍮キット組み立てのABF車なんていうのも作ります。
でも全部同じ感じで作るのは無理かなって最近思うんですよね・・・。時間的にも気力的にも、そして技術的にも・・・。
第一、大規模に手を入れるまでもなく、というか自分程度の技量なら下手に手を入れないほうがキレイな市販品が
いっぱいありますしね・・・。そんな事を思っています。

それにしても鉄コレFMはキレイなアイボリーですね。こうして並べると1800と8000が・・・(´・ω・`)


2009年5月16日追記
我が家風の味付けが完了しました。こちらで公開中ですので、是非ご覧下さい。

工作室TOP