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■ 相鉄新7000系抵抗制御車






一昨年の旧6000、去年の旧7000・・・と、二年連続で一年に一本相鉄電車を作ってきましたが、
今年も更に一本、新7000系が仲間入りしました。

元々近未来的過ぎず古臭すぎず、相鉄電車の中でも特に好みな電車で、
いずれ製作したいと思っていたのですが、最近になって「イエロートレイン」という
メーカーからキットが発売されたため、早速作ってみました。

実車には抵抗制御車とVVVF制御車がありますが、後者は使えそうな台車があまり見当たらないことや、
10連貫通編成がほとんどで今回のように短編成でまとめる事が難しい事などから、抵抗制御車のほうを製作しました。
製作の様子などは新7000系製作記にまとまてありますので、是非ご覧下さい。





基本的な構成

ベースとしたキットは前述の通りイエロートレインのキットです。
金属キットは未だに不慣れな為、特に大きな加工はせずほとんど説明書どおりです。
ただ、強度や個人的な好みにより組み立てはハンダ付けとし、下回りや細部についても
自分なりに工夫してみましたので、このページではそのあたりについてご紹介させていただきます。
その他、主な使用材料を以下に記させていただきます。

台車:ボナの台車キット+Bトレインショーティーの台車側枠
(ネット上のサイトを参考にさせていただいた物ですが、予想以上にうまくまとまって驚きました)
動力:TOMIX製(台車がDT33のもの)を台車枠・床下機器交換の上で使用
パンタグラフ:GMのPS16を塗装して使用。
連結器:先頭のみTNカプラー(連結機能は持たせず)・ほかはアーノルドカプラー

塗装は
銀:Mr.Color8番の銀
帯:イエロートレインの専用デカール
屋根:GM35番のダークグレー
屋根上機器・床下:GM14番の灰色9号
前面ブラックフェイス部分:Mr.Color33番の艶消し黒
クリア:GM44番の半光沢
その他細々とした色差し
・・・という感じです。

プロトタイプは2本ある抵抗制御車のうち昭和62年製の2編成目・7715Fの
海老名方4連で、横浜方からクハ7716+モハ7159+モハ7160+クハ7517という編成です。
実車は6連と4連を組み合わせて10連を構成していて(2006年からは中間封じ込めクハを
抜いて8連に)本来はクハ7716の横浜方に更に6連が連結されますが、高価なキットにつき
長編成の製作が難しい為、今回は4連のほうだけ作りました。
この編成で営業運転をした事はないと思いますが、試運転はあったようです。

時代設定は微妙なところなのですが、一応新製間もない頃ということにしています。
ただ、妻板のステップ配置など一部登場時とは異なる「かもしれない」という点もあるため
(説明書によるとクハの妻面などはステップが撤去されていると書いてあり、実車を観察しても
撤去跡らしきものが確認できる・・・転落防止幌取り付け時に撤去?)、
詳しい方がご覧になれば「?」と思われるかもしれません(^^;
このあたりについては扱っている資料が中々見つからないため、
詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますと嬉しいです。
画像はクリックすると拡大できます。
横浜方先頭車(奥)と海老名方先頭車の前面周辺。
基本的に説明書どおりですが、複数の板状パーツを貼り重ねる
構成である事に加え、色・光沢具合の異なる部分が
入り混じっている為、作業の手順には気を遣いました。

窓ガラスは是非ともはめ込み式としたいところで
実際やりかけたのですが、どうもきれいな仕上がりとならな
かったため、普通に車体裏側から貼ってあります。
ただ、仕上がった物を見てみるとやはり窓ガラスの奥まり感や
窓の断面が目立ってしまって、ちょっと悔いが残りますね・・・。

方向幕・種別幕・運行番号幕は今回台車枠を流用する為に
用意したBトレインショーティーに付属のステッカーから
切り出して使いましたが、当初インレタ転写としていた
車番プレートもこのステッカーに含まれる物に取り替えて
あります(第二編成の番号は含まれていないため、第一
編成用を適宜切り継ぎしてあります)
角度を変えてもう一枚(ホコリが目立つ写真ですみません)

ライト周りは前面の雰囲気に大きく影響するため、少し工夫
してみました。
といっても別にパーツを自作するようなことはしておらず、
ライトケースを塗装後にフチのみ削り出して質感を変えてみたり、
ライトレンズ裏側に金属箔素材ステッカーを貼ってキラキラさせて
みたりという具合です。
フチの質感差はかなりわかりづらいですが、レンズのほうは
手軽な割に前面が華やいだ表情となり、やってよかったかなと
いう感じです。

そのほか、実車を見ると前面ガラスの内側に運転台の
機器類・仕切りなどがゴチャゴチャと見えるため、これらも
プラ材を加工して取り付けました。
助手席側に付く消火器(ランナー引き伸ばし線加工)は
色的に特に目立ちますが、こうしてみると先端を丸く削るなどして、
もう少し形を似せたほうが良かったかなと思いますね(^^;
クーラーは色々試しましたが、結局無難に(?)GMの
京王6000系用を流用しました。塗装後に軽くスミ入れを
してあります。
ベンチレーターはGMのガーランド型で、効果があるかは
あやしいものの、クーラー同様に窪み部分にスミ入れを
してあります。
この時代に作られた電車で(最終増備車は平成元年製)
この形のベンチレーターって何気に珍しいですよね・・・。

ランボードは製作記にも書いたとおり、キット付属のパーツの
取り付けに失敗した為GMのプラパーツに取り替えてあります。
独特の厚みが再現できたのは良かったですが、加工の荒さが
目立ってしまった部分もあり、微妙な仕上がりです・・・。
パンタグラフ周辺。
キットには細かい部品のほか、詳細な取り付け指示があるので
それに従って作業を進めるだけで精密なものが出来上がります。
ただ、避雷器やヒューズボックスはキット指定の(イエロートレインの)
パーツではなく、前者はプラ棒で、後者はGM小田急5000形キット
のものを加工して作ってあります。

パンタグラフは上の基本的な構成欄にも書いたとおりGMの
ものですが、台座は今回は車体側にパーツが取り付けて
あるので切り取ってあります。
微妙に台座とパンタの脚の位置がズレてしまったのが
ちょっと残念ですね・・・。
海老名方先頭車に付くアンテナ。
これも本当はイエロートレインのパーツを使うことに
なっているのですが、全て用意するのは大変なので、
大きいほうのアンテナはGM京急旧1000キットの余りから、
小さい方のアンテナはプラ板とランナー引き伸ばし線を
組み合わせて作りました。
連結面側妻板の様子。
大まかな形は大変シンプルなのですが、ステップや車体裾の
ジャンパ栓の有無によって数種類が用意されている為、
説明書に従って間違えないように組み立てていきました。

ホロは説明書にKATOのパーツを使うよう指示があり、車体にも
それの取り付け穴と思われるものが開いていますが、今回は
それが入手できなかったので、同じKATOの違うもので
代用してあります。
連結面の間隔的に、両方にホロをつけるとカーブ通過時などに
ぶつかりそうだったので、1連結部分につき1つとなるように
してあります。
ちょっとわかりづらいですが、側面に3つあるうち真ん中の側灯
(最近“制動灯”というものであると教えていただきましたm(__)m)
には黄緑色を色差ししてあります。
何度か実物のこのランプを見ては、変わった色のランプだなぁと
思ってきたもので、ちょっとこだわってみました(^^v

種別幕は適当な物が見つからず困りましたが(以前の旧7000では
やむを得ず白く塗って済ませていました)、ダメもとで
GM小田急用ステッカーの新しい急行幕(側面用で英字部分は
切り取り)を使ってみたところ、微妙に小さいもののうまい具合に
収まってくれました。
モハ7159に組み込んだ動力には、今回初めてTOMIX製の
ものを使ってみました。
台車枠は製作記のほうに書いたとおり普通に取り替えて
あるのですが、床下機器に関しても元々のカバー状のものを
取り外し、GMパーツを加工して付け直してあります。
ただ、予想以上に機器と機器の間が開いていて
ダイキャストブロック(一応艶消し黒に塗装してありますが)が
目立ってしまったので、機器の多いモハ7160のほうに
組み込んだほうが良かったですね(^^;
そこそこ目立つ抵抗器はGMのパーツですが、灰色に
塗装したあと碍子に白を色差ししてあります。
また、当初ダイキャストブロックを避けるための機器への
切り欠きが余計なところにまで入っていましたが、
見栄えが悪いので適宜プラ板で塞いであります。
Bトレインショーティーの側枠を流用した台車。
ディスクブレーキにはエナメル塗料の銀を色差ししてありますが、
そのまま使うとちょっと明るすぎて軽い感じがしたので、
少し黒を混ぜてあります。
そのほか、薄めたエナメルの黒で全体に軽くスミ入れをしてあります。
先頭台車の排障器・ATS車上子。
プラ板とランナー引き伸ばし線を組み合わせて作りましたが、
スカートが付かない車両なのでここを引き締めるには結構
使えるようです。
以前製作した旧6000、旧7000では、ただ単にプラ板の細切りを
接着剤で繋いだだけだったので、強度的にかなり問題が
ありましたが、今回は穴開けと差し込みを多用し、そこに
接着剤を流し込んで補強するような工法とした為、意図的に
壊そうとしなければ壊れない程度の強度は得る事ができたと
思います。
ただ、これをつけたことでカーブ通過時などにぶつかりそうな
乗務員用ステップの取り付けは見送りました。
また、ジャンパ栓もスペース的に厳しいものがあったため、
実車より数がかなり少ないです。




旧6000系と離合する新7000系。
現在相鉄の主力となっている8000や9000などの左右非対称前面の
電車が現れる少し前、この新7000が最新鋭車だった時代というのが個人的にはとても興味があります。
今後もこの時代の車両を中心に、少しずつ作っていきたいなと思います。
5100や3010といった更新車系を是非やってみたいものですが、一方でその頃に続々と登場したグラフィック電車もいいななんて・・・。




せっかくなので(?)もう一枚。
とても勝手なイメージなのですが、相鉄電車は急カーブをまったりとゆく風景が似合う気がしています・・・。


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