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解放テコについて


一部の電車や汽車などの連結器周辺についている解放テコ。

上の画像で言うと車両左側あたりのL字型で斜めになっている部品で、
小田急電車でもABF車あたりの車両に取り付けられていたようなのですが、
以前これを模型で再現してみたところ、構造上ノリシロが大変狭くなり
頻繁に破損しました。省略してしまうのも一つの手ではあるのですが、
旧型車前面の独特のゴツさやゴチャゴチャ感を出すにはかなり効果的で、
古い電車を作る上では是非とも取り付けたいパーツであるため、
今回出来るだけ壊れにくい解放テコの作り方を考え、
試しに作ってみました。もしかするともっといい方法があるかもしれませんが、
一応このようなやり方もあるということで、公開させていただきます。





今回使うのは、普通屋根上配管などに用いる割ピンという
パーツと真鍮線です。真鍮線のほうは今回は強度を考えて0.4ミリを
使いましたが、完成してみると異常に太くゴツいので、取り扱いに
注意するのであれば0.2ミリなどのほうがいいかもしれません。

真鍮線はL字型に曲げて使い、そのL字型のパーツを
保持する為、左の画像のような位置・向きで
割ピンを取り付けます。この割ピンは予め車体側にあけておいた
取り付け孔に差し込み、根元をがっちり固定します。
別の角度から。
割ピンを固定した後は、割ピンの輪っかになっている部分に
先ほど真鍮線で作っておいたL字型のパーツを通し、
瞬着かゴム系接着剤などで接着しておきます。

最後に、表面にプラ板を細く切って作った部品を実車写真などを
参考にしながらいい具合になるよう取り付け、全体を灰色や黒に
塗装すれば完成です。

画像を見た感じではまだまだ強度不足の様な気もしますが、
L字型の部品を保持する割ピンの根元さえガッチリ固定されていれば
極端に荒っぽい扱い方をしない限り問題ない強度が得られると思います。
一番上の画像から水色の目印を取り去ったようす。
恐らく実車の構造とは違うと思いますが、今回使用するのは
大変細く細かいパーツなので、見た目的に大変な違和感を
感じるという事はあまりないのではないかと思います。
どうしても気になる場合は、表面以外の部分をツヤ消しの黒で
筆塗りするなどしておくといいかもしれません。


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