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■ 鉄道コレクション第三弾 小田急2200形簡易レポート




2005年に第一弾が発売されて以来、鉄道模型としては破格の価格と素晴らしい出来栄え、
そして何よりも今までならプラ製完成品での発売がなかったであろう渋い車種選定で
話題となっているトミーテック製の「鉄道コレクション」(以下鉄コレ)ですが、2006年9月発売の第三弾では
小田急ABFM車と南海ズームカーを中心に、それぞれ地方私鉄への譲渡車を加えたラインナップとなりました。
小田急FM車といえば今年のお正月にクロスポイント(以下CP)からキットが発売されたばかりですが、
続いて鉄コレでも製品化され、少し前までは手間のかかる工作をしなければ手にする事ができなかった状況が一変した感じです。

CP製キット発売時にもレポートページを書かせていただきましたが、
それに続き今回は鉄コレ版FM車について、色々と書いてみたいと思います。
鉄コレの特徴である“開けるまで中身のわからないパッケージ”の関係で
今のところ小田急FM車は1両しか入手できていない(つまり編成が揃っていない)為、
やや不十分な簡易レポートといった感じですが、よろしければご覧下さい。


画像はクリックすると拡大できます。
前面

前面の様子。
手前が鉄コレ、奥がCP製キット組み立てです。
鉄コレはディテールが控え目ながら(むしろこれくらいの方が
いいという人もいそう)、美しいとしか言い様がない見事な
塗装もあって大変良い雰囲気となっています。

CP製も、塗装が上手な方が作れば無敵の仕上がりなのでしょうが、
私の場合は残念ながらご覧の通り鉄コレとの差が歴然といった
感じです(^^;;;
前面
(この画像は拡大できません)


正面から見た前面。
CP製と比べ、窓の隅のRがややきつめ(窓が四角い)な雰囲気
ですが、ピッタリとはめ込まれたガラスパーツやビシッと決まった
Hゴム表現など、見事な仕上がりです。
側面〜屋根

窓ガラスは妻面の窓以外は全てはめ込みガラスとなっており、
アルミサッシ・Hゴムはガラス側のモールドへ色差しをする事で
再現しているようです。

屋根上機器は配管やベンチレーターが一体成型となっていますが、
配管止めの金具などがきちんと再現されている為、それ程
オモチャ臭さは感じません。
この屋根部分は雨樋の内側を境に車体とは別パーツとなっており、
車体とは爪によって固定されている為、ベンチレーターをパーツに
取り替えるなどの加工をするのに都合がいいです。

なお、デハ2213の実車写真と見比べてみたところ、
どうやらベンチレーターの向きが逆
(実車は妻面← ⊂ ⊃ ⊂ ⊃ →パンタ)のようです。
パッと見てすぐに違和感を感じるような違いではない為、
充分許容範囲だと思いますが、ベンチレーターの別パーツ化も
兼ねて加工するのもありかもしれません。
側面窓ガラス

窓ガラス部分の拡大画像。
縦の桟を省略した二の字型や三の字型で表現される事の多い
二段窓ですが、今回の車両は日の字型の表現となっており、
個人的には大変好みです。
ドア窓のHゴムは前面同様見事にピッタリとはめ込まれています。
妻面

唯一窓ガラスがはめ込みガラスとなっていない部分ですが、
縦樋やステップなど細部表現が見事な他、Hゴム表現が
バッチリ決まっている為、あまり気になりません。
車体内側
(この画像は拡大できません)


前述の通り、屋根の部分は雨樋の内側を境に別パーツとなって
いますが、車体裏側にはご覧のように大きな穴があるほか、
窓ガラスパーツの上あたりに爪が飛び出ている為、
この部分をマイナスドライバーなどで押してやると屋根の部分が
外れるようです。
車内
(この画像は拡大できません)


車内もこのように簡単に作られています。
小田急2213Fの場合は青ですが、富士急5700は
赤(ピンク?)となっています。
パンタグラフ
(この画像は拡大できません)


今回掲載したデハ2213ではパンタグラフをNゲージ用のものに
交換していますが、元々は下に掲載している富士急の画像の通り、
簡単なつくりのものが付いています。
せっかく見事な仕上がりの車体なので、この部分だけでも
Nゲージ用のものに取り替えるとかなり雰囲気が良くなります。

パンタ部分には穴が幾つか開けられていて、GM製のパンタにも
対応しているようですが、今回はちょうど手もとにTOMIXのパンタ
があったため、それを活用してみました。
パンタグラフ横には避雷器(?)のモールドもありますが、
せっかくパンタを取り替えるならここも少し手を加えてやると
もっといいかもしれませんね。
おまけ
富士急5700


今回は明確に「小田急」と名前の付いた2200形2213Fについて
扱いましたが、今回の鉄コレ第三弾ではその小田急FM車の
地方私鉄譲渡版の富士急5700(元小田急2220の正面貫通型)と
新潟交通2200(こちらも元2220の貫通型。非貫通仕様への
改造車もあり)も発売されています。
せっかくなので、これについてもちょっと画像を載せてみます。

リアルな造形の前面やクッキリとキレイに決まっているHゴムなどは
小田急2200と同様ですが、非貫通型の2200にはなかった
貫通扉脇の手すりは簡略化した形でモールドされています。




以上、かなり大雑把ながらご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
冒頭にも書いたとおり、ほんの1〜2年前ぐらいまではGMキットの改造や
自作、或いは金属製の高級キット組立など手間のかかる工作をしなければ
手に入らなかったFM車も、今年になってからは組みやすく精密なCPキット、
そして破格の価格・キレイな塗装が魅力の鉄コレ・・・と見事な製品な次々と発売され、
一気に簡単に楽しめる車両になりました。少し前ならとてつもない労力を必要とした
上の画像のようなFM車が沢山並ぶ様子も、今ではとても手軽に再現できるようになりました。
小田急旧型車ファンとしては、本当に嬉しい限りです。

今のところ小田急・富士急ともに編成が揃っていない為何も出来ませんが、
近いうちになんとかして編成を組めるようにして、私も軽い加工から塗り替えまで色々と楽しみたいなと思っています。


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