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■ 第三次振子試験車 クハ1658



偶然キットを入手できた事からデニ1101の振子試験車仕様を作り始めたのですが、
ふと、残りの二種類の振子試験車も作って並べたらカラフルできれいかも・・・と思いつき、
早速準備を始めました。

第一次試験車は独特な車体の為セミスクラッチで作る事にしましたが、
第三次試験車は以前製作した1600形1660Fのクハを改造して作る事にしました。
このクハは特に平面的な仕上がりの前面が不満だった為、それを改善しつつ改造しました。





基本的な構成

車体はGMの東急3700形を改造した側板・屋根とプラ板による
自作の前面と妻面を組み合わせた物ですが、その他の大まかな構成は
改造前の1660Fページに掲載していますので、宜しければご覧下さい。

元々慣れない切り継ぎやドアの取替えといった加工を繰り返した車体で
あまり強度がなさそうだったので、車体を切り刻むような大改造は避けましたが、
前述の通り平面的な仕上がりの前面が不満だったので、この部分だけは
手を入れてみる事にしました。・・・といっても前面自体は元のものを使っており、
車体本体から切り取って、裏にカッターで軽く筋を入れ、
Rがきつくなるよう曲げなおしただけのものです。
実は当初、新しく作った前面に交換するつもりだったのですが、
ダメもとで元の前面を加工してみたところ思ったより簡単に改良できた為、
それをそのまま活用したのでした。
妻面は手を抜いてR修正はしていません。

台車はGMの西武FS、塗装はGM6番(青22号)にGM35番(ダークグレー)です。
画像はクリックすると拡大できます。
車体山側の様子。
側面はあまり手を加えていないのですが、
唯一ドアの靴摺り部分には実車どおりにステップを付けています。

この車両の特徴の一つでもあった(?)、窓ガラスの張り紙は
適当な紙にペンで文字を書いて裏側からセロテープで貼ってあります。
前面周辺。
この角度から見ると改造前に比べ、前面のRが
きつくなっているのがお分かりいただけると思います。
行き先表示機はクロスポイントのFMキットのものに交換し、
ヘッドライトは薄く削った上で取り付け位置を少し下げてあります。
妻面の様子。
今回妻面はR修正をやっていないなど、物凄く手を抜いていますが
一応幅の狭い貫通路など、最低限の物は新しく作って取り付けました。
屋根上の様子。
本来ならば特に修正は不要なのですが、今回は改造前に
外しておいたランボードを紛失してしまい(完成後に発見しました・汗)、やむを得ずいつものように余剰ランボードをスライスして作った脚と
プラ板を組み合わせて自作しました。
改造中の様子。
一応元の塗装は剥がしてあるものの、
まだら模様に残ってなんだか凄い事になってますね(^^;

前面のRをきつくしたため、オデコとの間に隙間ができています。
プラ板の切れ端や瞬着で埋め、この部分だけ雨樋を付け直しています。




実車は晩年、大野工場の隅に留置されていたそうです。
1600形の大半が小田急から姿を消した年から6年後の昭和51年、ついに廃車され1600形は形式消滅しました。


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