Sponsored Link


■ 東急6000系もどき製作記






きっかけはJNMAでした。
今年は模型以外への出費が相次いだ為、値の張るキット類は買わない前提で
見に行きましたが、バイトに向かうためぼちぼち引き上げようか・・・と思った矢先、
ひょんな事からビニール袋に詰められた真鍮車体を見つけ、値札を見れば特価品\3000也。
ジャンク品とのことでしたが、まぁこれなら万が一上手く作れなくても
何とかなるでしょうということで、今年唯一の戦利品と相成りました。

さてさて、その袋詰めされた真鍮車体。
最初に見たときには何やらゲテモノチックな香りが強くて、恐らく自分のよく知らない
電車だろうと踏んでいたのですが、意外にもその正体は身近なところを走っていた
電車のようにも見えるものでした。その電車と違う部分がチラホラ見られるようで、
細かなところにこだわって作るには不向きな品物のようですが、物自体はシッカリ
した折り曲げ済み車体4両分に窓サッシや配管部品も付属した立派なもの。
実車が4両編成で田園都市線を走っていた時代というのもあったようなので、
今回の車体はそんな時代っぽい雰囲気の6000系のようなものを作ってみたいと思います。


★ご注意・・・

今回は技術的にかなり不安のある工作となりそうです。
そのため、もしかしてもしかすると途中で打ち切りの可能性も
ありますことを予めご了承下さい。正直、ドキドキしながらの着工です・・・。





2008年9月12日

今回入手した素材では前面は各自が用意する構成
となっていますので、ここは素直にGMの8090系
中間車ランナーの付録前面を用いる事としました。
しかしこの前面、車体本体に合わせてみたところ、
どうもぴったり合わず、早くも難工事になる予感(´Д`;)
実車を直接見た事がないので何とも難しいところ
なのですが、少なくともGM前面と実車写真を
見比べた限りでは、パッと見て受ける印象が
若干違うように思えました。
その要因というのが中々掴めなかったのですが、
現時点でわかっているのは「GM前面だと貫通扉
の窓が縦長すぎるように見える」のと、「腰板部分
の尾灯位置が微妙におかしいor裾の長さが若干
足りない」というものです。
別物に見えるほどではないのでそのままでもいい
かなと思ったのですが、今回入手した素材を見ると
・・・同じ事を思った人向けなのでしょうか、どうやら
交換用の貫通扉らしきパーツが入っていました。
説明書等がないものだったので、どういう用途の
ものなのか、暫くわからずにいましたが、GM前面
に合わせてみて予感は確信に変わりました。
その貫通扉パーツは、扉部分と幌枠とを一体で
作ってあるため(贅沢を言えば別々のほうが
助かる・・・)若干立体感が損なわれるデメリットは
あるのですが、前面の印象を変えるには使える
だろうと判断し、これを取り付けるべく、加工を
開始したのでした・・・。

まずは元々の貫通扉をくり貫く事からはじめますが、
これは全部をくり貫いてしまうのではなく、少なくとも
窓周辺になると思われる部分だけ削っておけば
大丈夫です。ただ、この画像を撮ったあとに気づいた
のですが、この状態のまま貫通扉パーツを付けて
しまうと、そのパーツに対応したHゴムパーツの
取り付けに支障をきたしますので、そのHゴムと
当たる部分を適宜削り広げる必要がありました。

左の画像で貫通扉上にある白い部分はt0.3の
プラ板を薄く削ったもので、一段凹んでいる貫通扉
部分にこのプラ板を接着して平らにした所へ、貫通
扉パーツを接着する構成としてあります。この画像
の段階ではまだ完全に開口できていませんが、
パーツをセロテープで仮止めしたあと、この二つ
開けた丸穴の裏側から瞬着を流し込んで部品を
固定しました。
この作業手順は小田急5000の前面小加工
同じです。
貫通扉パーツ接着後の様子。
真正面から写すとややわかりにくいのですが、
若干立体感に欠け、平べったい印象になりました。
しかし、当初気になった窓の大きさ(幅)に関しては
丁度良いものとなり、これだけでも幾らか印象が
変わったのではないかと思います。

あとは尾灯の位置ですが、これはもうちょっと
車体裾との距離が欲しい(つまりもう少し高い位置
に付けたい)反面、窓と尾灯の間隔が狭くなると
それだけで6000系の雰囲気がブチコワシになって
しまうという問題があり、どうしたものかなと・・・。
オデコを削って裾を継ぎ足すというのも考え
ましたが、オデコはオデコでこれ以上薄くすると
また実車の印象からは離れてしまいそうであり
・・・地味ながらも何気に大きな壁にぶつかって
しまったようです。

今回はヘッドライトが一灯式だった頃を再現する
つもりなので、先にそっちを改造しながら考える
ことにしましょうか・・・。


今後、作業が進むごとに更新していきます。

工作室TOP