| 基本的な構成 ベースはもちろんグリーンマックス(以下GM)の東急8500系キットです。 実車についての知識が豊富ではないため、今回は基本的に説明書どおりに作ってあり、 ヘッドライトなど、目立つ部分だけ加工してある程度です。 まずは前面ですが、塗装の順番的に銀は極力後に持ってきますので、 赤を先に塗ってそれをマスキングすることになります。ところが、この時 ヘッドライトのモールドがかなり邪魔になることが考えられたため、 リアル化も兼ねて別パーツとすることにしました。 実際に使用するパーツについては多少試行錯誤がありましたが、 結局一番最初に候補に挙がっていた銀河のN-017とすることに落ち着きました。 同じシールドビームライトでもタヴァサ製に比べて若干ゴツいのですが、 個人的にはそのゴツさが大変好みで、今後製作する8500系にもこれを使う予定です。 ただ、当初そのまま取り付けたところ若干ギラつきすぎな感じもしたため、 普通の銀を塗ってやや輝きを落としてあります。 また、ライトレンズには例によってキラキラ化加工を施してあります。 丁寧さが足りないのか、今のところ微妙に仕上がりにバラつきが出てしまうのが 難点ではありますが、それでも前面の雰囲気が格段に華やぎますので大変おすすめです。 このほか前面窓のガラスにはクロスポイント(以下CP)のはめ込み式ガラスを使っていますが、 高価なだけに“こうか”は抜群で(w、反射具合などが大変リアルになります。 ただ、製作記のほうでも触れたとおり、Hゴムへの色差し分の厚みを考えておかないと ガラスを嵌めたときに色差しが剥がれますので、塗装前の段階ではやや緩いくらいになるよう、 窓開口部の大きさの微調整をしておいたほうがいいのかもしれません。 側面は仕上げ段階でドアレールを再現した以外はこれといって変わったことはしていないので 省略しますが、妻面は詳しくないながらもなるべく実車に近いものとなるよう手を加えてみました。 具体的にはデハ8816(パンタなし中間車)の渋谷方の妻板なのですが、着工間もない頃に 当サイトをご覧の方からこの部分のみ妻板の形が違うとの情報をいただいたため、 教えていただいた事やネット上から情報をかき集め(こういう時に限って実車に遭遇できないので・・・)、 プラ板加工にてどうにか改造してみました。幅の狭い貫通扉と両脇のスペーサー、そして箱型の戸袋を 新設・・・と、文字にすると結構大げさになりますが、実際の加工は30分もあれば易々とできる程度のもので、 お手軽工作で特徴的な部分の再現ができました。情報をお寄せ下さった方には改めてお礼申し上げますm(__)m 以上が主な加工箇所です。 今回はどちらかというと細々とした工作のほうが多く、それらは画像をつけたほうが分かりやすそうなので、 下のほうをご覧下さい。 台車やパンタ類は説明書どおりにGMの東急TS台車とPT42パンタ、動力は迷った末省略しました。 塗装は銀色がMr.Colorの8番、前面の赤帯がGM27番(西武レッド)、クリアがGM44番(半光沢)、 屋根板がGM35番(ダークグレー)にフラットベースを混ぜたもの、クーラーや屋根上機器が GM14番(灰色9号)と37番(白)を1.5:1くらい(比率かなり適当)で混ぜたもの、 スカートはGM9番(ねずみ色1号)でそれぞれ塗ってあります。 車体の赤と銀、床下の黒はスプレーで塗ってありますが、それを塗り終わって少しした頃に エアブラシを導入したため、屋根周りはエアブラシ塗装です。妙に混ぜ物が多いのもそのせいで、 とにかく何か混ぜてみたくて仕方がなかったんですよね(笑) また、実を言うと・・・ってほどのことでもないんですけど、この電車の屋根板が記念すべき(?)、 初のエアブラシによる塗装物でして、それにしてはいきなりフラットベースを混ぜてみたりと、 随分冒険したなぁなんて感じがします・・・(^^; ちなみに今回は車体(銀色の部分)と屋根周りを別々に塗って、 後でドッキングする工法にて組み立てを行いましたが、日頃接着剤をはみ出しまくって、 それを紙やすりでガシガシ削っていくのに慣れているような人間にとっては この「塗装後組み立て」は非常に苦手とするところでもあり、案の定うっかり接着剤をはみ出して 塗膜にダメージが生じてしまったり、逆にはみ出しを恐れすぎる余りに接着剤がちゃんと 回りきらずイマイチ接着が不完全な部分もあったりと、結果は散々なものとなってしまったため、 塗装の順序やマスキングについては多少不安があるものの、今後製作する8500系では いつものように箱型に組み立ててから塗装することとなりそうです。 | |
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![]() | 前面の様子。 上の基本的な構成欄にも書いたとおり、ヘッドライトは マスキングのしやすさとリアル化を考えて銀河の N-017に取り替えてあります。 真正面から見るとフチの厚さがよくわかりますね。 今回は取り付け穴がややズレてしまった部分もあり (左の8516号の運転席側などはハッキリと車体外側 にズレていますね)、微妙に雑な感じのする仕上がり となってしまったのが残念です。 貫通扉の枠は、実車をよく見ると周囲よりももっと ギラついた質感なので、今回は以前製作した 小田急1063Fのドア枠同様、少し黒を混ぜた銀色を 筆塗りすることで再現しようとしましたが、エアブラシが ないための苦肉の策的な方法ながら、思ったよりは マシな仕上がりとなったため、もしかすると今後も この仕上げ方でいくかもしれません。 貫通扉上の車番は、キット付属のデカールを切り継ぎ して貼ってありますが、文字がかなり小さいため、 今度からは素直に何かしらのインレタを用意しようと 思います。 種別・行き先表示類はいずれも昨年発売のGMの 新しい東急用ステッカーから切り取って貼って ありますが、これのおかげで念願の(?) フルカラーLED編成を製作できたとも言え、 モチベーションを大いに高めてくれた品物でした。 |
![]() | 先頭台車には、ささやかながら排障器 のようなものをプラ板で作って付けてみました。 技術的な都合でかなり簡略化しているので 全然かっこよくないですが、それでもスカートと 台車の間のスカスカ感は多少薄まってくれたようです。 |
![]() | 先頭部分を側面から。 やっぱり乗務員用ステップは付けた方が良さそう ですね。ただ、扱い方が悪いのでしょうか、この 乗務員ステップという物が長らく無事でいた ためしがない(気づくと傾いてたりなくなってたり) ので、ちょっと躊躇ってしまう部分も あったりして・・・。ね、細かい部品がポロッと 取れた時ほど萎えるものはないんですよね(´Д`; 側扉の戸当たりゴムはいつものように スミ入れペンにて再現し、ドアレールもこれまた いつも通り印刷を剥がしたGMステッカーを細く 切って貼ってあります。東急マークはキット付属 のデカールです。ドア枠と窓枠の間にホントに ギリギリで収まる格好になりましたね・・・。 また、現行仕様であることを象徴するような(?)、 女性専用車のステッカーについては今回手元に 適当なものがなかったので(最近の再生産分には ステッカーが入っているようです)、やや色が薄い ですがマイクロエースの東武50050用を流用して います。その50050は専用車ステッカーが印刷済み となっているため、どうしてまた別にステッカーが 用意されているのかと、不思議に思ったもの でしたが、今回切り出して初めてわかった その色の薄さは、貼り重ねる事を想定 しているからなのかな〜なんて・・・。 |
![]() | 前面の車番は付属のデカールで何とか しましたが、あれを切り継いだのは 8616Fの番号が含まれていなかったためで、 側面もデカールを使おうとすると非常に 多くの箇所を切り継ぐ必要が出てきます。 元々デカール貼りが大の苦手な私が そんな茨の道を選ぶはずもなく(^^;、 今回はハイパーモデリング4に掲載の 東急8000系の製作記事を参考にGMの 東“武”8000系のインレタから番号を 拾って乗り切りました。実車の車番は プレートを用いていますので、その プレートはドアレール同様印刷を剥がした GMステッカーで再現しました。作業の流れは、 ステッカーの印刷を剥がす→所定の大きさに 切り込みを入れておく→ナンバー転写→ステ ッカーごと車体に貼り付け・・・という感じです。 仕上がったものを見てみると、完璧には程遠い のでしょうが代用の割には雰囲気が出た気が しています。今回は車体の銀色がギラギラ感 のないものなので、ステッカーとの質感の差が ハッキリしてしまっていますが、これで車体に スーパーステンレスなりメッキシルバーなり、 金属的な質感の出る塗料を使えばもう少し 実車に近いものになると思います。 ちなみに多分この画像が一番分かりやすい と思うのですが・・・このキット、実車の雰囲気 を損ねない為なのでしょうか、窓周りが非常に 薄く作ってあり、ガラスを貼るとご覧の通り その薄さがとても引き立ちます。この関係で 窪みのある部分(両開き扉の合わせ目など) は裏に出っ張りを設けて強度を保っている っぽいので、その分ガラスは細かく切り分け なければならずなかなか大変ですが、 これまでプラキットの弱点と思ってきた窓周りの 厚みを華麗に克服しているのを見て(しかも かなり古いキットなのに)、今更ながら軽く 感心したのでした・・・。 |
![]() | 車番プレートは角度が変わるとこんな感じで 見えます。これはこれで悪くないですが、 実車に似ているかというと微妙なところ なので、やっぱり地の銀をもっとギラギラ させたほうがいいんでしょうね。 なお、貼り方が雑でお恥ずかしいですが、 一応優先席ステッカーだけは貼って おきました。上でも触れた「新しい東急 ステッカー」にはドアコックを表す小さな 赤い三角印やらドアステッカーやら 細々とした表示も沢山含まれていますが、 全部ビシッと貼る自信がないのと、 それなのに無理して貼るとかえって みすぼらしい事になると考えて省略 しました。ただ、一方でそういうステッカー類 がゴチャゴチャ貼ってあるのも「生きた電車」 という感じがして個人的にはとても好きなので、 いずれはそういうのもきちんと再現したいなぁと 思います。 |
![]() | さりげなく手こずったクーラー。 実車のクーラーは思ったより白っぽいのと、 自分で何か色を作ってみたくてしょうが なかったのとで今回は白を混ぜてあります。 ただ、色はいいとして問題は側面の通風孔。 以前より小田急電車の製作でこの部分への 色差しが効果的なのは分かっていたので 今回も是非・・・と考えたのですが、そうそう 深いモールドでもないのでキレイに仕上げる のはなかなか難しく(一つ一つマスキングして 吹き付けすればキレイなのでしょうが、 あいにく今回はそれをやる気力が・・・)、 一応一度は仕上がったもののどうにも納得の いかない出来となってしまいました。仕方なく その納得のいかない色差しを隠すべく上から “黒い金網”なる着色された目の細かい網を 貼ってみたのですが、やはり誤魔化しは 誤魔化しでしかないようで微妙さは相変わらず なので、結局地の灰色から塗り直して今度は 初めから金網を貼ってみました。貼り付けは 両面テープで、切り出す前に金網に貼っておき、 一つ一つに切り分けた後で剥離紙を剥がして 貼り付ける・・・という手順で進めました。これで 多少はマシになったのですが、先日アップした 小田急5056Fのページでも触れたように、 切り口が鋭利になる関係で少し指が触れただけ でも引っ掛かって剥がれやすく、やや扱いづらい というのが難点です・・・。 クーラー上面の田の字型の通風孔はこれまで どおり専用溶剤で薄めたエナメル塗料を差して あります。 |
![]() | 妻板いろいろ。 4両中連結面側の妻板は6枚ですが、 4種類もあります。 左からデハ8816渋谷方(狭幅貫通扉設置)、 デハ8616中央林間方(配管無し・ノーマル・ デハ8716・8816の中央林間方も同じ)、 デハ8516渋谷方(配管付き・ノーマル)、 デハ8716渋谷方(配管・広幅両開き扉付) ・・・という具合です。 今回の4両編成では渋谷方の妻板が全部 バラバラな形態なのに対し、中央林間方は どれも同じ形となっています。これで更に 何両か中間車が入るとハシゴやら営団用 アンテナやらも絡んで来るでしょうから、 10連を作るとなるとなかなか大変そうでは あります・・・。 |
![]() | この画像は拡大できません。 上の画像からもお分かりいただけると 思いますが、今回は床板の車内側も 塗ってみました。GMの19番(西武 トニーベージュ)をそのまま塗ってあります。 ちょっと明るすぎる気もしますが、ガラス越し に見ることになるので敢えて・・・なんて いうのは嘘で、ラクしたかっただけです(*´∀`) しかし思ったより効果はあった気がするので、 これは次に作るときにもまた塗る事に なりそうですね。 |