◆基本的な構成
ベースはクロスポイント(以下CP)の東京メトロ5000系キットです。 このキットのプロトタイプはメトロ仕様という事で当然晩年、すなわち冷房改造後となります。 今回はこれの非冷房化と、前面帯の細帯化が主な加工点です。 以下、それぞれについて詳しく書いてみたいと思います。
・前面帯の細帯化 非冷房化も大事な加工点ではありますが、一番の見せ場はココです。 残念ながら仕上がりは散々ですが・・・(ノД`) 細かな手順は製作記を参照していただくとして、 ここでは大まかな流れのみ書いてみます。
・元の帯の不要部分とその付近のコルゲートモールドを一切削り取る ・ペーパーで表面を仕上げる ・ライト取り付け穴をあける ・ランナー引き伸ばし線にて新たにコルゲート設置 ・コルゲートの上から改めてライト取り付け穴をあける
・・・といった具合です。 今回、帯モールドは細帯とするのに必要な太さ分だけ残して、 余分を削り取るという方法にて加工しましたが、これだと非常に手間がかかるので、 一旦全部削ってしまってからプラ材等で復活させたほうが手っ取り早いかと思います。 また、これとは別に運転席窓脇のIRアンテナが不要なため削り取っておきました。
・非冷房化 前述の通り、冷改車を再現しているキットを、登場時・非冷房仕様に作り変えるため、 屋根板にモールドされているクーラー台座を取り除く工作が必要となりました。 言葉の通り台座さえ撤去できれば良いので、とにかく削ればいいんじゃね?・・・ と思ってザクザク削っていったら・・・大失敗(-_-;) 屋根板の裏を見ると、台座のある部分が窪んでいるので、 ただ削るだけだと屋根板に穴が開くor開きそうになるのです。 したがって、予めこの窪みを埋めておく必要があるみたいです。 今回はGM海老名の展示内容をマネして厚めのプラ板を貼りました。 これで表側の台座を削り取っても屋根に穴が開く事はありません。
ただこの台座、中々ゴツくてサクサク削れるようなものではなく、 数段階に分けて削り取っていったものの、なかなか撤去跡を キレイに仕上げる事が出来ませんでした。削りが足りなかったり 深く削りすぎてたりで表面は凸凹。プラ板の切れ端やら瞬着やらを 総動員して、どうにかこうにか滑らかな表面に仕上げたのですが、 滑らかだと思ったのは塗装前の段階までで、色を塗ってみると 苦労した割に結構跡が・・・(-∀-;) しかも艶消し剤が少なかったのでしょうか、妙にツヤのある屋根に なってしまった関係で、光の当たり具合によってはココに台座が ありましたと言わんばかりの存在感(汗) 完敗ですね(´Д`;)
・真鍮線使用の配管 これも当初予定にはなかった工作です。 細帯化同様、他の方の作品を拝見して真似してみたものですが、 キットのモールドそのままでも問題がなかった(非冷房・冷房ともに 配線そのものは大して違わないっぽい?)にもかかわらず、あえて 引き直したのは、上記の理由以外に今後の配管を使い慣れた ランナー引き伸ばし線から真鍮線に転換する事も考慮し、 その練習的な考えがあったことも影響しています。 下のほうの画像をご覧になればお分かりいただけると思いますが、 この電車の配管は至って簡単な引き回しで、初めての真鍮線工作 には打ってつけと考えたのです。 ヤットコを使うようになってからはだいぶ作りやすくなりましたが、 しかしこれまでランナー伸ばし線を接着剤でペタッとやってオシマイだったところを、 プラ材の台座を作って、そこに0.3ミリの穴を「2つ」(ここ重要・・・小さな台座に極小の 穴を二つ開けるっていうのが何とも・・・)開け、そこに苦労して曲げた真鍮線を当てて 線材で固定・・・というプロセスを経なければならなくなったのは中々しんどいもので、 こんな単純な配線を作るのにだいぶ苦労する事となりました。 確かにその手間に比例する仕上がり・立体感にはなりましたが、相当疲れたのも確かで、 もしかすると今後またランナーに逆戻り・・・なんていう事もあるかもしれません。 ただ、その場合には仕上がりの面で真鍮に匹敵するくらいのものとなるよう工夫する事に なると思います。
以上が主な加工点です。
台車は実車が途中で一度履き替えを行っている関係で、 キット指定の台車と登場時の台車はかなり形状が異なります。 最初はこれを再現すべく、FS356を基本にしつつFS539(キット指定の台車)の ボルスタアンカーを組み合わせる・・・という構成とする予定で実際2両分の 台車は製作したのですが、その時点で相当バラつきのある仕上がりとなっており、 これを7両分作ったら恐らく見るに耐えない不揃いっぷりになると考えました。 FS356も両数分用意しちゃったし・・・と暫く考えましたが、やはり下手に手を入れて 仕上がりが揃わないよりは、少々似てなくても・・・ということで、晩年向けとなる キット指定のCP製FS539を無加工で使用することにしました。 どうも近代的すぎて、これだけでだいぶ初期の雰囲気が損なわれてしまいましたが、 現在の技量ではやむを得なかったと考えています。 なお、先頭台車にはプラ材にて排障器(かなり簡略化)を作り、 最後にプライマー処理のうえ、台車枠・車輪表面ともに明るい灰色を塗装してあります。 動力はGM製です。
パンタグラフはTOMIXのPT-4212-S(小田急LSE用)を使いました。 本当は集電舟(?)の先端がパイプ状になっているのが正しいのですが、 今回は特に加工・組み換え等はせず、銀色塗装のみ施して使っています。
塗装は銀がGSIクレオスMr.ColorのSM-04(スーパーステンレス)、 帯の水色がMr.Color34番(スカイブルー)とGM37番(白)を3:1くらいで 混ぜたもの、クリアはGM40番(光沢)、屋根・下周りはGM14番に 白を少々足した色だったと思います。 初期の実車はベンチレーターと屋根との明暗の差が大きかったようなので、 ベンチレーターは逆にGM9番(ねずみ色1号)と35番(ダークグレー)を混ぜた、 ベンチレーターに使うにしては相当濃いグレーとしてみました。 以上の塗装はいずれもエアブラシによるもので、特にこれまでスプレー塗装 のために使用できなかったスーパーステンレスを使えるようになったのは大きな進歩でした。
プロトタイプは一応昭和41年製造分のうち、5008を先頭とする編成の新車時としています。 もっとも、初期の車両は側面窓のユニットサッシが角の丸いもの(キットは角窓)だったりと、 当初より実車との差異が生じるのを承知で製作したため特定番号的な意味合いはなく、 単純にキット付属ステッカーの中から昭和41年組を選んだまでです。 余談ですが、資料によればこの編成は汽車会社製とのことで、なんとも時代を感じさせる出自です・・・(´∀`)
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| 画像はクリックすると拡大できます。 |
 | Mc5008(奥)とTc5808の前面周辺。 前述の通り今回最大の見せ場ながら仕上がりは やや不満の残るものとなりましたが、当初は 最悪、前面だけを自作等にて作り直す事も想定 していた事を思い出すと、まぁ途中でつまずく事 なく形になっただけ良いのかな・・・などと思います。
厳しい目を持って見るなら、やはりモールドそのまま の側面と比べ、コルゲートの仕上がりがあまりにも 違っていること、また、下にて改めて触れますが、 仕上がりの違いに目をつぶっても、つまり加工部分 単体で見ても美しいとはいえない仕上がりの部分 ができてしまったのが、反省点といえば反省点 ですね(´∀`;) これに懲りて当分の間コルゲートの作り直しは行わ ないと思いますが、まぁいずれまた挑戦することが あれば、成果を生かしたいなといったところです。
さて、こんな感じで反省点はあるものの、こうして 出来上がったものを見てみると、冷改後しか知ら ない世代としては中々新鮮なスタイルだなぁと 感じます。東西線開業時に導入された一次車は 更に帯が細く、加えてライト類も後のものと比べ 若干大きいなど(フチの形状等により目立つだけ かも?)、ちょっとアクの強い見た目をしていると 同時にCP製キットからの製作は難しいですが、 今回プロトタイプとした二次車からは帯も晩年の 側面帯等と(恐らく)同じ太さとなり、ライト類も 見慣れたタイプとなったことで、馴染みやすい スタイルである事に加え、ごくごく細かい所に 目をつぶれば製作は割と容易です。今回は 簡単に済ませてしまいましたが(後で詳述)、 独特のベンチレーターも昔の地下鉄の雰囲気を 盛り上げており、なかなか楽しいグループを プロトタイプに選べたかなぁという気がしています。 |
 | さて、製作の感想ばかりでもなんなので 実際の工作について。
細帯化とコルゲート復活については製作記や 上の基本的な構成欄にて詳しく触れましたので 省略しますが、ライトについて少々・・・。
上でも書いたように独特な形状をしている一次車 と比べ、二次車はいくらか見慣れたタイプとなって いますので、パーツそのものに関しては今回も 抜群の汎用性を誇る(?)、銀河のN-017の シールドビームを使用しました。これはいつもの ようにライトレンズにキラキラ化の細工を施して あります。テールライトも同じく銀河のパーツ ですが、ここには敢えて113系・165系用の N-027を使いました。当初は切妻用を使うつもり だったのですが、途中で仕上がりの様子を見る為 ライト類を仮取り付けしてみると、どうも表情が違う 気がしたんですよね。 で、どこがおかしいのかな〜と考えつつネットで 色々調べていたら、あるブログにて「5000系の ライトは、折妻状の前面の丁度斜面となる部分に 付いているにもかかわらず、ヘッドライトとテール ライトの頭の位置が揃っている」というような記述 を発見!ようは車体外側に近づくにつれて後退 していく形態である折妻前面(つまり、横方向に ライトが並んでいる5000系では、切妻用ライトを 外板表面に対し素直に付けると、ヘッドとテール の頭の位置・・・というか飛び出具合?は揃わ ない)にもかかわらず、ライト類の頭の位置が 揃っているという事でした。 それがわかって間もなく同じような形態となるよう ライトの出具合を調整してみたのですが、この時 切妻用だと形状的に使い辛い。ということで、 同じように後退角(?)を持つ前面形状の113系 用を使ってみたというわけです。 結果はそこそこ効果ありのように思われ、 少なくとも製作途中に感じた違和感はだいぶ 薄まったと思います。 ちなみに実車のテールライトは
確か切妻用を 使っているのですが、ヘッドライトと頭の位置が 揃うよう、スペーサー的なものを入れてあった 気がします。余程の理由があったんでしょうかね。 模型のほうはヘッドライト・テールライトともに 仕上げ段階での取り付けとし、車体の銀色より グッと輝きを落とした銀色を筆塗りしてあります。
貫通扉脇の手すりはCPの小田急FM用手すりの うち、乗務員扉脇に使用する部分を流用し、 ワイパーは銀河N-040です。
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 | 東向き先頭車のTc5808。 新車当時の雰囲気を出すため、行き先表示は 昭和41年春からの半年間だけ終着駅だった “竹橋”としています。こういう、マイナーな 行き先っていいですよね(´∀`*)
ただ、せっかくの方向幕も、Hゴムへの色差しが ヘロヘロで霞んでしまっているのは残念なところ です。幕自体はキット付属のステッカーから 切り出しました。営団マーク等も同様です。 |
 | 西向き先頭車のMc5008。 国電との相互直通は竹橋開業から半年後の 大手町開業時に始まったそうなので、こちら側は ややありきたりながら中野行きとしてあります。
Tc5808ともども、前面連結器脇には何やら箱状 の機器があって目立つため、側面用の床下機器 パーツを加工して製作してみました。若干簡略化 した形となっていますが、下回りのスカスカ感が 緩和される為、結構雰囲気が変わりますね。
そのほか、プラ材を小さく切ったもので手歯止めも 再現してみました。確か黄色だったなと思って塗 装してみましたが、割り箸に貼り付けて色を塗った ため、裏側になる部分に色がまわってなかったり して(この画像でも分かりますね)、ちょっと詰めが 甘い感が・・・。 |
 | 車内も簡略化しつつも一応塗り分けてみました。 実車はグレーの床にクリーム色の壁、茶色い シートだったと思うのですが、一つ前の3000系 登場時の車内写真を見ると、ワインレッドのような 色のシートが目に付き、その時代の他車(営団に 限らず)の車内配色を考ると、どうもこれと同じ だったのでは・・・という気がしてきたので、推測で GM20番(西武ラズベリー)を筆塗りしてあります。 あまりよく見えないため、塗り分けは結構ラフです。 こういうところもちゃんと丁寧にやれればいいん ですけど、今回は車体そのものの出来でやけくそ になっていたので・・・(苦笑) 床はやや明るすぎるものの(窓越しならば却って 丁度良いと考え)、成型色のグレーを生かして あります。
運転室後ろの仕切りと運転士用のイスもプラ板・ プラ棒を加工して作り、適宜色を塗ってあります。 この電車は前面の窓が小さいので、あっても なくても大して変わらないだろうとは思ったの ですが、たまたまひょんな事からやる気が出て いるときだったので、妙に作り込むことと なりました。 |
 | 予感は的中で、よく光が入り、一番中が見える 角度でさえこの程度(^^;) 自己満足の極みですねっ! |
 | 先頭部分側面の様子。 下の2本を除いて、乗務員扉より前のコルゲート は自分で引き直したものですが、今回一番失敗 した部分です・・・。まぁ、ご覧の通り無加工部分 との連続性がなさすぎる感じですね。 |
 | パンタグラフ周りの様子。 今回初めて真鍮線を使って配管を引いて みましたが、こんな単純な配置にもかかわらず、 物凄く苦労しました・・・orz ライターとヤットコを使うようになってからはだいぶ 作りやすくなったものの、それでもやっとやっと 作っている感じですね・・・。これまでのランナー 引き伸ばし線による配管は車体そのものと同じ 材料という事で、その加工について苦労すること はあまりなく(せいぜい同じ太さの線を沢山用意 する時に大変なくらい)、サクサク作れたので、 今回は尚更大変に感じました。 しかしこんなドシロウトが作ったものながら、 さすがに手間に比例した効果はあるようで、 これまでと比べやや立体感のあるものになった 気がします。今回は屋根と同じ色なのであれ ですが、これが暗い屋根の上で、配管のみ 明るい灰色に塗り分けたりすると物凄く引き立つ んだろうな〜なんて思います。
ちなみに晩年のパンタグラフ周りの写真を 見ると、この配管はヒューズボックスに引き込ま れる手前で一段細くなっていますが、登場時の 写真を見るとどうやら全体を通して同じ太さの ようなので、今回は全体を0.4ミリの真鍮線で 作ってあります。 ヒューズボックスはキットのパーツ、ランボード は一両分を紛失した事に加え、キット付属の ものはやや厚ぼったい感じがしないでもなかった ので、国電101系あたりのランボードをスライス したものを脚とし、0.3ミリのプラ板を組み合わ せる、いつもの工法で自作してあります。 |
 | 角度を変えてもう一枚。 実車を見ると配管はパンタグラフの台枠(?)に 接続されているため、模型でも同様の作りと しました。当然のことながらパンタグラフを載せ る時に配管がぶつかりますが、真鍮線の 柔軟性を生かして軽くピンセット等でずらした 状態でパンタを取り付けました。取り付け後は ご覧のように配管でパンタ台枠が軽く押さえ つけられる格好となるため、パンタ自体は特に 接着剤等を使って固定するようなことはして いません。
前述の通りTOMIXの小田急LSE用を使った パンタは実車とやや形状が異なりますが (本来なら集電舟先端がパイプ状)、今回は 銀色塗装と、摺り板中央へのクリアオレンジ の色差しだけで済ませています。クリアオレ ンジ塗装は今回初めてやってみましたが、 程好く目立ち、なかなか好ましい仕上がり となりました。 |
 | 配管を引き直したついでにステップも作り 直してみました。 今回は手元に適当なパーツがなかったので 試しに0.2ミリの真鍮線をコの字型に曲げて 作ってみましたが、今回はかなり小さなコの 字型を作らねばならず、それがイマイチうま くいかなかったこともあって甘い曲がりと なってしまったのは残念なところです。
ステップそのものの配置についてはパンタの 有無にかかわらず東側を向く妻面の向かって 左側だったと思いますが、これは各種資料を 参考に推測したもので、実際どのような法則 で配置されているのかはわかりません。 |
 | 今回の5000系で結構存在感を示すのがこの ベンチレーター。 屋根周りの仕上げを行う直前に発見した資料 写真のおかげで、よく言われる「八角形」という 表現の似合わぬ、非常に丸みを帯びた形 (ほとんど長円といっても良さそう)をしていた 事が判明しましたが、7両分ともなると相当な 数に及ぶベンチレーター全てを加工する気力 はなく、また現在の技量で均一に仕上げられ る自信もなかったため、やむを得ずGMの東急 7000に付属している八角形ベンチレーターを そのまま使ってあります。資料が見つかった 途端に再現を諦めるというのも妙な話ですが、 試しに丸みを帯びた形となるよう角を削って みたところ、思いのほか均一に仕上げるのが 難しかったりもしまして・・・(^^;) で、まぁ目をつぶる事としました。 |
 | 実車登場時の写真を見る限り、Hゴムはかなり 明るい色だったようなので、今回はGM14番に 白を足した色を使ってみました。仕上がった物 を見てみると、全体がスーパーステンレスという、 重みがあると同時に暗くも見える銀色のため、 明るい灰色のHゴムはなかなか目立ち、悪く ないです。色差し作業にしても、長らく使って きたエナメル塗料と比べ修正が容易ではない という欠点はあるにせよ、意図的に薄めすぎ ない限り塗料の粘度が程好い具合で塗り易く、 今後の標準となりそうです。ただ、今書いた 欠点が目立つようなはみ出しがある部分も できてしまったのは残念なところです。
車番等、側面の表示類は前面同様キット 付属のステッカーです。 |
 | 最後の最後になって加工を諦め、FS539を そのまま使った台車。 やはりこうして見ると近代的過ぎる感は 否めず、残念ではありますが、ベンチレー ター同様無理をして不揃いな仕上がりに なってもみすぼらしいと考えた結果、 こうなりました・・・。 しかし形状を別にすれば床下機器を含め 明るい灰色に塗った床下は中々新車らしさ を漂わせ、悪くない雰囲気になったのでは ・・・と思っています。 |
 | M5200に沢山並ぶ抵抗器。 実車とはやや形状が異なるのですが、GMの 「J」ランナーに含まれるものを使いました。 碍子などを塗り分ければ見栄えが良いの でしょうが、今回はそこまでする気がおきず ・・・省略しました。 今回は幸いこの部分がよくわかる形式写真が あったので、個数等も正確に再現するつもり だったのですが、いざその個数を並べてみると どうもコンパクトに収まりすぎる。恐らくこの 電車に使うには抵抗器一つ一つの幅が狭すぎ ることから来ているのだと思いますが、とにかく 雰囲気を損ねているのは確かなので、似た 感じがでるよう敢えて実際よりも多めに 並べてあります。 |
 | 先頭台車にはご覧の通り簡素化した形の 排障器をプラ材にて製作の上取り付けて あります。このあたりもきちんと観察して 作りこめば見栄えがするのでしょうが、 今回はご覧の通りです。 ただ、特にスカートのない車両については この排障器の効果は見逃せず、車輪踏面 のキラキラしたのが隠せるだけでも印象は だいぶ変わりますので、お薦めしたい工作 の一つです。重厚感のある旧型車などは、 タヴァサ等の市販パーツを使うにしても やや取り付け位置を低めにすると(もちろん レールと触れない程度に、ですが)取り付け 前とは見違えるほどにドッシリ感が出ます。 |
 | 最後に当初履く予定だった台車を装着した 図をご紹介してオシマイにします。 この画像からも加工が荒いのがわかって しまってお恥ずかしいところですが、構成 としてはFS356から不要部分を削り取った 上でFS539から切り取り、薄く削ったボル スターアンカーを貼り付けたものです。
少なくともFS539をそのまま使うよりは 初期の雰囲気が出るのですが、如何せん FS356の揺れ枕(?)を削るのと、FS539の ボルスターアンカーを薄く削る工程が非常 に面倒(2両3両ならまだしも、7両分とも なると・・・)な事に加え、今回は技術不足 のため中々均一に仕上げる事ができず、 却って見た目が悪くなりそうだったので 省略しました。 今回の5000系は結構そういうところが ありまして、車体に関しても例えば側窓の 窓枠(実車は本来角の丸いものだが、 模型はキットそのままの角窓としてある)や 帯の色など、実車とは異なるが模型として の見た目を考えて敢えての選択・・・という 点がチラホラあります。まぁ、台車と窓枠に 関しては自信がなかったからこうなったとも 言えるのですが、何もかもを実車通りに・・・ という考えに最近ちょっと疑問を持っており、 もしかしたら今後も細かく検証すれば間違い だらけの電車を敢えて作る事があるかも しれません。 |
 | 中間車に装着した図。 やはりどことなく古風でカッコいいですね(゜ω゜) |